ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 73598
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳

2010年08月19日(木) ~ 2010年08月21日(土)
 - 拍手
GPS
19:46
距離
44.5km
登り
4,115m
下り
3,737m

コースタイム

1日目
04:36 新穂高
05:34 穂高平小屋
06:17 白出沢出合
07:47 滝谷避難小屋
08:45 槍平小屋
(休憩)
09:21 槍平小屋
13:09-南岳小屋
(テント泊)

2日目
05:08 南岳小屋
05:22 南岳
06:39 中岳
07:19 大喰岳
07:38 飛騨乗越
07:49 槍ヶ岳山荘
(休憩)
07:58 槍ヶ岳山荘
08:12 槍ヶ岳
08:28 槍ヶ岳山荘
(休憩)
08:44 槍ヶ岳山荘
09:11 殺生分岐
09:38 坊主岩屋下
10:16 天狗原分岐
10:53 大曲
11:50 槍沢ロッヂ
(休憩)
12:09 槍沢ロッヂ
12:43 一ノ俣
13:31 横尾山荘
(休憩)
13:57 横尾山荘
14:56 徳沢園
(テント泊)

3日目
06:08 徳沢園
06:49 明神分岐
07:32 上高地バスターミナル

天候 8/19(木) 晴れときどき曇り 夜一時雨
8/20(金) 晴れ
8/21(土) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
平湯のアカンダナ駐車場を利用。
行きは新穂高までタクシー。
帰りは上高地から平湯行きのバス。
コース状況/
危険箇所等
南岳→槍の縦走時、中岳の雪渓付近で
いつの間にか東側の登山道に入っていた。
(昭文社の地図では旧道(廃道))

同方向へ向かう登山者は他に見当たらなかったので、
東側を行ってしまうのが自分だけなのかどうかは不明。

槍→南岳に向かう人のほとんどは西側の登山道を通っていた。
一組だけ東側を通っていてすれ違ったパーティあり。

東側の登山道もペンキマークはついており、
危険箇所は特に無かったように思う。
予約できる山小屋
槍平小屋
明るくなり始めた頃、新穂高ロープウェイの下をくぐる。
2010年08月19日 04:43撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 4:43
明るくなり始めた頃、新穂高ロープウェイの下をくぐる。
穂高平には牛がいた。
2010年08月19日 05:35撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 5:35
穂高平には牛がいた。
南岳新道2800m付近。登ってきた道が見える。
2010年08月19日 12:23撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 12:23
南岳新道2800m付近。登ってきた道が見える。
雷鳥がいた。
2010年08月19日 12:23撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 12:23
雷鳥がいた。
南岳小屋テン場。雨がポツポツくる中、慌ててテントを張る。
2010年08月19日 13:29撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 13:29
南岳小屋テン場。雨がポツポツくる中、慌ててテントを張る。
晴れたタイミングで獅子鼻展望台へ。大キレット方面がよく見える。
2010年08月19日 16:21撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 16:21
晴れたタイミングで獅子鼻展望台へ。大キレット方面がよく見える。
南岳小屋はとてもきれい。
2010年08月19日 16:41撮影 by  DSC-W300, SONY
8/19 16:41
南岳小屋はとてもきれい。
2日目。南岳への上り。今回の行程で初めての槍が見えた。
2010年08月20日 05:22撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 5:22
2日目。南岳への上り。今回の行程で初めての槍が見えた。
昨日登ってきた南岳新道方面。
2010年08月20日 05:27撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 5:27
昨日登ってきた南岳新道方面。
槍への稜線。天気もよく気分最高。
2010年08月20日 05:30撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 5:30
槍への稜線。天気もよく気分最高。
槍が徐々に近づく。
2010年08月20日 06:29撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 6:29
槍が徐々に近づく。
槍がさらに近づく。
2010年08月20日 07:18撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 7:18
槍がさらに近づく。
飛騨乗越が見えた。
2010年08月20日 07:27撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 7:27
飛騨乗越が見えた。
こちらは西鎌尾根。
2010年08月20日 07:27撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 7:27
こちらは西鎌尾根。
ここまで来るとだいぶ立派に見える。
2010年08月20日 07:27撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 7:27
ここまで来るとだいぶ立派に見える。
槍へアタック中。先行する登山者を下から。
2010年08月20日 08:02撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 8:02
槍へアタック中。先行する登山者を下から。
登頂成功。ちょうどガスもなく眺望最高だった。
2010年08月20日 08:12撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 8:12
登頂成功。ちょうどガスもなく眺望最高だった。
槍ヶ岳山荘へヘリが着ていた。
2010年08月20日 08:26撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 8:26
槍ヶ岳山荘へヘリが着ていた。
あっという間に積荷を入れ替え飛び去っていく姿がかっこいい。
2010年08月20日 08:26撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 8:26
あっという間に積荷を入れ替え飛び去っていく姿がかっこいい。
これから下っていく槍沢。このころはまだ余裕があったが、この後膝が痛み出し写真が減るw
2010年08月20日 08:52撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 8:52
これから下っていく槍沢。このころはまだ余裕があったが、この後膝が痛み出し写真が減るw
徳沢の気持ち良い芝サイト。
2010年08月20日 18:18撮影 by  DSC-W300, SONY
8/20 18:18
徳沢の気持ち良い芝サイト。
上高地からの眺め。また来るぞ!w
2010年08月21日 07:27撮影 by  DSC-W300, SONY
8/21 7:27
上高地からの眺め。また来るぞ!w
撮影機器:

感想

前日夜から中央道をひた走り上高地へ向かう。途中車中で睡眠を取る予定が、気持ちが高ぶってしまいほとんど寝れず(笑) 結局1時間強仮眠を取っただけで出発することにする。

今回は2度目のテント泊山行。テント泊装備を背負って3時間以上行動するのは初めて。若干の不安を抱きつつ、人影まばらな新穂高をスタート。槍平小屋まではほぼコースタイム通りに到着。休憩しながらこの先どうしようかと考える。

槍の肩までのコースタイム5時間は、寝不足とテント泊装備を背負い慣れていない自分には無理と判断し、とりあえず南岳小屋までのコースタイム4時間の道のりを目指して行動開始。ほとんどの人は飛騨沢を登っていき、南岳へ向かう人は他に見当たらず若干不安になる。南岳小屋までの間には何も無いし、天気が下り坂なのも分かっていたため、最悪「無理だ」と思ったら「槍平まで戻ってテントを張ればいいや」と思っていたw

途中2300m付近で「南岳小屋に泊まり明日大キレットに行く」というソロの登山者の方に抜かれる。他にも登っている人がいて少しホッとする(笑) その後、この方が休憩中に再度自分が追いつくが、自分のほうがペースが遅いためまた抜かれる。よろよろと歩く初心者の自分を危なっかしく思ったらしく(笑)、その後南岳小屋までペースをあわせて引っ張っていただいた。これが非常に助かった。結局南岳小屋にはコースタイムより早く到着することができたが、もしずっと一人で登っていたとしたら集中が続かずにペースを作れず、あと1時間は余計にかかっていたと思う。本当に助かった。テン場の受付を済ませてお礼を言う。

テントを張った後はビールを飲みつつまったりw 晴れたりガスったり雨がぱらついたり、めまぐるしく変わる天気の中、遅めの昼食と早めの夕食を立て続けに取るw 平湯に着く直前まで、上高地から登ってババ平に幕営のルートも考えていたため、ビールを2本担いで来たが、ここまで来れるならいらなかったな(笑) 槍平で水2Lを補給して持ってきたが、これは正解。南岳小屋は雨水1Lで200円だった。値段はともかく、雨水は腹の弱い自分にはキツい。

ガスが晴れた隙をみて獅子鼻展望台まで行き、切り立った大キレットを見て感動w 今の自分にはとても無理だけどいつか行ってみたいと思った。テントに戻りポツポツと雨音を聞きながら19時頃には眠りに落ちる…

2日目、びしょ濡れのテントの撤収に慣れていないため若干手間取るが、ほぼ予定通り5時過ぎには出発。槍を登ってババ平まで行ければok、横尾まで行ければ御の字、と思って行動開始。南岳小屋から出発したほとんどの人は大キレットに向かった模様で槍側へ向かう人は少ない。南岳への登って行くと今回の工程中で初めて槍の姿を確認。テンションがあがる(笑) 天気も良く最高の気分で稜線を歩き、南岳、中岳、大喰岳とクリアし槍ヶ岳山荘へ。

ザックをデポしていざ槍へ。軽くなった体に気分を良くし調子こいて槍を登っていたら岩に頭をぶつけた。「痛っ」と思って上を見ると×印のペンキマークが… これはいかんと反省し気を引き締めペースを落として登る。人も少なく渋滞することなくハシゴを上り槍のテッペンに到着。やった! ガスもなく眺望最高。写真を撮りまくって下山。登れて良かった。ありがとうw

槍ヶ岳山荘前で昼食?のパンをパクつき8:44下山開始。ここまでコースタイムよりだいぶ早く来ているのでひょっとしたら今日中に上高地まで行けるか?、と思ったのも束の間、歩き出して早々左膝に違和感を感じる。下るに連れ違和感ははっきりとした痛みへと変化し、天狗原分岐へ着く頃には左膝を庇って歩く始末。元々自分は下山が下手だとは思っていたが、重い荷物を背負った下山でそれがはっきりと分かった。足首がうまく使えてないのだと思う。ちゃんとした歩き方を勉強しないと… 富士山と違って砂走りないからゴマカシ効かないもんね(笑)

ババ平に着いて、膝も痛いしもうここでいいかなぁとちょこっと思ったけど、ここでテント張ってもビールが飲めないと思いwとりあえず槍沢ロッヂまで行って休憩。休憩したらちょっと回復したのでもうちょっと頑張って横尾まで。横尾に着く頃にはほぼ平坦道なので膝に対する負荷も軽い。これならもう少しと思い、なんとか徳沢まで行ってテントを貼る。徳沢は芝のフカフカサイト。気持よくビールを飲んであっという間に眠くなるw 膝はちょっと痛いけど、最高の天気の中槍に登れてほんとに良かった。

3日目、今日は上高地まで2時間歩くだけ。起きたら膝もほぼ回復し問題なし。槍に登った満足感を胸に梓川の景色を楽しみながらテクテク歩く。土曜日なだけあって上高地からのものすごい数の登山者とすれ違った。


テント泊装備を背負っての初めての長時間行動ということで、とりあえず予定通りに行動できはしたものの、自分の歩き方の悪さを痛感した山行でした。その辺りを勉強しつつ、今後さらに山行を楽しんでいきたいと思っています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1327人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら