槍ヶ岳(悪天のため計画途中にて下山)
- GPS
- 17:11
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 3,337m
- 下り
- 3,352m
コースタイム
5:00 新穂高
5:55 ワサビ平小屋
8:45 鏡平山荘
10:30 〜11:00 双六小屋
14:00 千丈沢乗越
15:00 槍ヶ岳山荘
15:20 殺生ヒュッテ(幕営)
[14日]
8:10 ヒュッテ(発)東鎌経由
9:00 槍ヶ岳
11:00 槍平小屋
12:30 白出沢
13:50 新穂高
天候 | [13日] 曇り一時雨 [14日] 深夜から終日雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西鎌尾根は今回初めて歩きました。 この稜線歩きは最高でした。北鎌の稜線が手に取るように見えます。ここを歩いただけでも今回来た甲斐がありました。 もう少し天気が良ければ更に良かったですが。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
お盆期間中の3日間をかけて槍ヶ岳から派生する4つの尾根を縦走する計画で13日に新穂高より入山しました。
この計画は昨年より漠然とやってみたいと思っていた計画です。
長期休暇(たかだか3日ですが)が取れるお盆の期間中で行こうと思い予定をたててきました。
コースの予定として、1日目を新穂高から入山し、西俣経由で双六小屋まで行き、西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳で幕営。2日目は槍をベースキャンプに東鎌尾根を下り、貧乏沢または、水俣乗越から天上沢まで下り、北鎌沢から北鎌尾根を辿り槍に登頂し、ベースキャンプへ。
3日目は槍からキレットを越え奥穂から白出沢を下る。という3日間の日程で計画を立てました。
13日はどんよりした曇り空の中、左俣谷を登ります。天候の回復を願いながら歩きましたが、昼近くなってもはっきりしない空模様は変わりません。
結局、時折小雨がぱらつく空模様で一日目が過ぎました。
この日に槍のピークに登ろうかとも思いましたが、やはり明日のフィナーレに取っておこうと思いこの日はやめにしました。
肩の小屋に幕営したかったのですが、3時過ぎていたので当然テント場は一杯で、殺生ヒュッテまで下り、幕営しました。
夕方過ぎると一層天気は下り坂になり、明日以降の計画にまで暗雲が立ち込めてくるような予感がしました。
明日は早いということで、良い方に考え床に就くと、今日の疲れもあってかすぐに眠ることができました。
夜中、テントを揺らす風と、強い雨の音で目が覚めました。確か2時頃だと思います。4時の出発の予定なのでこの後止んでくれればいいと思いながらシュラフに包まっていながら待っていましたが、明け方になるに従い、止むどころか雨足は強くなる一方で、強い風を伴って降る雨のせいでテントの入り口から浸水してきました。入口が巾着式のテントの為密閉できず、少しずつですが着実に浸水してきます。結局、7時ころまで浸水と格闘しましたが、荷物を大分濡らしてしまいました。1日停滞も考えましたが、全く弱まらない雨足と、荷物を濡らしてしまったショックで、7時半に下山を確定しました。
一応、折角来たのだからピークだけ踏んで帰ろうと思い、風雨の中登りましたが、昨日とは打って変わり、山頂には誰も居ませんでした。
帰路は、土砂降りの雨の中、登山道は大洪水、無心で新穂高まで戻りました。
たまにはこんなこともあります。
リベンジは何時になることか。
本当に今年は天気悪いです。私たちも合羽を着ない日がありませんでした。
14日夜家を出て 白出沢から奥穂高でテント。西穂高を登り下山しようと思いましたが、白出沢の1920メートルで下山してきました。雲が厚く、また出直しです。下山してきた人に聞いたら、天気悪くて白出沢が増水して渡れなかったそうで、1日は下で、回復したとみて南岳に行き、14日は暴風と雨でひどかったそうです。15日も1歩先が見えず奥穂高から白出沢を下山してきたそうです。無理しないでまた行って来ます。
白出沢の増水は私の渡った時も凄かったです。大分無理して渡りました。
15日もそんなんだったなら諦めもつきます。
天気だけはしょうがないですね。
また行きます。
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