那須岳周遊(朝日岳・三本槍岳・三斗小屋温泉・茶臼岳)
- GPS
- 08:48
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,590m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:42
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:05
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪後の登山道のため、滑りやすい 翌日には大方の雪は解けていたけど |
その他周辺情報 | 那須高原など |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
秋にテント泊で登れる山を探している中で那須・三斗小屋温泉にある煙草屋旅館が目についた。テント場も事前予約制ということで、平日の休暇日と合致する日はないかと探していたところ偶然にも空いていた。すぐさま予約を入れ、無事完了。
当日朝5:00過ぎに峠の茶屋駐車場に到着。道中、ロープウェイ乗り場あたりから積雪が。前日は大荒れの天気だったようで初冠雪のニュースもあった。その名残のよう。ヒヤヒヤしながら無事到着。駐車場付近は爆風で飛ばされそうな勢い。タイミングを見て出発。
今回のルートは、峠の茶屋駐車場を起点に反時計回りで周回するようなルートで。
朝日岳→三本槍岳→大峠→三斗小屋温泉・煙草屋旅館→ひょうたん池→茶臼岳→峠の茶駐車場 という具合で。今年の山行を考えると比較的緩めの行程を選択。
序盤は急登もなく、峰の茶屋避難小屋まではゆっくりと歩くことでき十分なウォームアップができた。道中は前日の積雪が残っており、新雪の上をサクサク歩けて気持ち良い。ただし相変わらずの爆風。
朝日岳山頂からは雪が被った茶臼岳を望む。浅間山で有名なガトーショコラのよう。
素晴らしい景色を堪能しながら三本槍岳へ向かう。
途中、清水平付近からは霧氷地帯に突入。最初のうちはきれいだなと思ってたが、背丈の低い木々に重い雪が付着して被さっているので進路を塞がれ、テン泊装備のザックを背負っているとどうしても中腰で這いつくばる形でしか進めずかなり難儀した。
結局、三本槍岳を通過してもしばらくその状態は続いた。
三本槍岳から大峠の区間は途中から人の立ち入った形跡はなし。新雪に動物の足跡が結構あり、よく見ると鹿の足跡の他、熊のような大型の動物のものも。
その付近では、獣の臭いや唸り声のようなものも。もしかして近くにいたのか?気づかぬふりしてやり過ごし、無事に大峠に到着。
煙草屋旅館には昼過ぎに到着。
受付を済ませテント設営。よく整備されたテント場だった。遅い昼食を摂取しながらのんびり過ごす。暗くなり始めたので温泉へ。
ここはテント泊でも追加料金無しで露天風呂のみ利用できる素晴らしい宿泊地。風呂場は結構広く、熱めと普通の浴槽が2つ。20人くらいは入れそうな広さ。せっかくなので交互に浸かりながら、小一時間ほどのんびり過ごす。
入浴後、夕食を摂取しゴロゴロしてたら、いつの間にかに寝落ちしてた。
翌日は4:30に起床。理由は朝風呂に入るため。この時間なら空いているだろうと考えてたら、読みどおりだった。先客は1名。まだ真っ暗の中入浴。夜空にはたくさんの星を眺めることができた。水に濡れたタオルが凍っていたので気温はおそらく氷点下。のんびり1時間程度浸かり体を温める、明るくなる頃には人も増え、テントへ戻る。強い眠気があったので30分ほど二度寝。
再び起床し、テントを撤収。8:00頃にひょうたん池へ向け出発。
登山道はきれい整備されており、とても歩きやすい。迷うところもないので安心して進める。途中から残雪のある場所があったり、ぬかるんでいたりとあったが、概ね良好。
1時間位でひょうたん池に到着。ここでは池の水面に映る逆さ茶臼岳を見ることできる場所なのだが、この日は氷が張っていたので見れず。ただ、雲のない素晴らしい天気のもとでみる茶臼岳は雄大だった。
茶臼岳に向かって再出発。牛ヶ首まで登ったあとはロープウェイ駅の方へ向かい、そこからお鉢周りするルートを選択。
この日は比較的暖かく昨日あった雪もほとんどが解けており、歩きやすくなっていた。ロープウェイで気軽に登れることから観光客がたくさんいた。
茶臼岳山頂には10:00過ぎに到着。人が多いのでそのまま通り過ぎ、下山を開始。
峠の茶屋駐車場には、11:05頃に到着。
11:00前には下山完了したかったけど・・・。実力不足ということで。
この山行、全体的にとても整備された歩きやすい登山道で、急登部分も少しだけで初心者でも歩きやすいのでは?と感じた。
ただ今回の行程において、三本槍岳から大峠へ向けてのルートは歩く人が少ないせいか、野生動物と遭遇する可能性が高いように感じた。今回たまたま遭遇はなかったが、唸り声とかそれらしい気配はあったので、単独行動を控えたり、ラジオや熊鈴などで自分の存在を知らせるなどの対策は必要かなと思う。自分は三本槍岳以降、スマホに録り溜めしておいたラジオ番組を流しながら歩いていたので。(人の往来の多い場所では止めましょう)
最後にリピートしたい山の一つになったのは言うまでもない。
またいつか行こう!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する