記録ID: 770396
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
秋の八ヶ岳(赤岳)に上ったら吹雪で凍傷になった件
2015年11月27日(金) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
天候 | 曇りのち吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2400m以上は完全に雪山。山頂前後の鎖場と稜線に出るまでの階段は積雪があると難易度急上昇。少なくとも軽アイゼンでは危険かと |
その他周辺情報 | 温泉は付近にもみの湯という公共の温泉施設あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
チェーンスパイク
ストックて
昼ご飯
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | 11月ですが完全に真冬の雪山。スノーバケットの無いストックやチェーンスパイク程度じゃ歯が立ちませんでした… |
感想
憧れだった八ヶ岳。
麓の野辺山や茅野は晴れの予報だったので登山決行したものの、実際は山頂付近は猛烈な地吹雪。麓でも最低気温が氷点下の予報だったので山頂が寒いのは想定していたもの、さすがにここまでの本格的な積雪と吹雪は予想しておらず、ソフトシェルにチェーンスパイク、スキー用のグローブにスノーバケットを装備しないストックというアホな軽装での雪山突入になってしまいました…
さすがに季節柄、防水の登山靴と厚手の靴下、ズボンは(しりもちをついた時のため)雪山用、雪目用にゴーグルを持参していたのでなんとか登れてしまったのですが、チェーンスパイクは頂上付近の岩場で片足が千切れ飛び、ストックも雪に埋まり、岩や鎖を掴んで力技でよじ登ったのでスキー用のヤワなグローブはボロボロ。
冬山を舐めたその他の代償は、岩や鎖を掴んだ左手の指先とむき出しだったほっぺたの凍傷。この程度で済んだのが幸運・・・?
装備や凍傷対策の重要性、また予想外に状況が悪いなら撤退する勇気も必要だと身に沁みました。
11/30追記:
凍傷ですが、顔は腫れも引き皮が剥けただけで済んだものの、指は水泡も硬化もなく色も正常ですが受傷72時間経過の今も痺れ、感覚回復せず…回復にちょっと時間かかりそう(>_<)
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1984人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
コメントありがとうございます。
私と入れ違いで頂上アタックされたころから天候がさらに厳しくなっていたので、心配しておりましたが短時間で無事に行者小屋に降りてこられたのですごいなと思っておりました。麓と山頂の環境の違いを短時間で体験できるのが八ヶ岳の魅力ですよね。きっとまたお会いしますね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する