鳳凰展望の前衛峰「荒倉山」

2025年02月27日(木) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,254m
• 下り: 1,205m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:38

距離 18.8km 登り 1,254m 下り 1,205m

6:47 スタート地点
6:49 6:50 午頭島公園
7:53 7:54 龍珠院
8:43 平川峠
9:09 9:14 荒倉山林道終点
9:36 9:45 つぶらの松
9:53 9:59 荒倉山
10:00 10:09 荒倉山の地蔵仏
10:14 荒倉山
11:17 荒倉山
11:20 11:26 つぶらの松
11:41 11:48 荒倉山林道終点
12:09 12:12 平川峠
12:38 龍珠院
13:10 13:20 午頭島公園
13:27 ゴール地点

天候

晴れ
午前中西の風 午後から南東の風 0～3m
視界は良好 逆光になる方向は白っぽく霞む
駐車場の気温は 朝－2℃ 下山時14℃
花粉は少し多く飛んだ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道20号沿いの牛頭島公園の駐車場を利用した
トイレは少し奥に有る

24時間営業のコンビニは 国道20号沿いで どちらの方向にも1～2km離れている

コース状況／危険箇所等

駐車場から 龍珠院を経て荒倉山を往復した

往路は里で寄り道して 法雲寺 宇波土神社を通った

整備の良い登山道に 道標とマークはたくさん有る
全体に緩やかな山で 岩場は無い
歩いた人がたくさん居たようで 凹んだ道が多く 二列三列になったところも有る 歩きやすいルートにマークが連続して付けてある

落葉広葉樹に針葉樹が混ざり よく繁っていて展望は限られる

山頂は鳳凰三山の方向 山頂の手前で八ヶ岳の方向が伐採してあって よく見える
八ヶ岳の左に北アルプスを目視した
木の間に甲斐駒ヶ岳が見えて よく見える場所を探したが見つからず
車道歩きの途中に 八ヶ岳と茅ヶ岳 奥秩父 富士山が見える場所が有る

その他周辺情報

武田の郷 白山温泉を利用した
薄緑で無臭 わずかに泡付きのある湯を豊かに掛け流す 極上泉
新しくて 落ち着ける施設
700円

写真

2/27 13:12

国道20号から
牛頭島公園の入口
北進なら左折で入れる

帰りに撮影した

2/27 6:49

牛頭島公園から
荒倉山を見上げる

2/27 6:50

しばらくは里を歩く
見上げる荒倉山と
鳳凰三山

2/27 7:01

里から遠く富士山も
今日は逆光方向は
白っぽく霞んでいた

2/27 7:03

里から
八ヶ岳はきれいに見える

2/27 7:04

赤岳にズーム

2/27 7:09

カカシの里公園と
霞む富士山

2/27 7:25

法雲寺の下を通った
一帯は鳳凰山の信仰が篤い
地蔵岳 賽の河原の地蔵は
付近の集落が納めたという
子の欲しい夫婦が一体借り
叶うと新たな地蔵と合わせ
二体をお礼に持ち上げた！

2/27 7:21

鳳凰山の石碑？
石仏二体を地蔵岳まで
担ぎ上げるってのは
昔の人は強力だったのか

2/27 7:25

トリオの石仏と
カルテットの石仏

2/27 7:21

こちらは6人だ
セクステットだったか？

2/27 7:37

宇波刀神社
1700年代初めの社殿がある

2/27 7:43

山本勘助の祠？！

2/27 7:47

正規の登山順路に出た
道標はカカシの里の
乗りみたいだ
正面に荒倉山

2/27 7:48

左の三体は馬頭観音

2/27 7:49

右の石仏は庚申塔か
肩に日と月(日月天？)
足元に二頭の猿
その下は邪鬼？
武器？を色々持ってる
右上に延寳年間と読める

2/27 7:53

龍珠院の前を通った

2/27 7:57

分岐にはカカシの道標

2/27 8:01

歩き易い道に
道標が豊富

2/27 8:10

これでもか
これでもか

2/27 8:25

たくさんの人が行き来して
凹んだ道

2/27 8:42

平川峠で車道に出て
左へ

2/27 8:45

カカシの道標で
車道から離れる
帰りは車道を通る

2/27 9:06

また車道に出た
しばらく車道をたどる

2/27 9:06

同じ場所で
帰りは車道がおすすめ
展望が良いとある

2/27 9:11

林道終点から
カカシに招かれて
やっぱり緩やかな
右上の道へ
正面に破線路が有るけど
生きてないようだ

2/27 9:13

山頂まで1000m
100m刻みに有る

2/27 9:35

ベンチの展望地から
正面に八ヶ岳
下は七岩

2/27 9:38

八ヶ岳の左は霧ヶ峰？

2/27 9:43

松の大木は
つぶらの松と呼ばれる

2/27 9:47

最後は100mの次に
50mを表示してある

2/27 9:52

荒倉山 山頂も
やっぱりカカシだ

2/27 9:52

富士山はやっぱり
白っぽく霞んでいた

2/27 10:14

ズームしても霞んでいた

2/27 9:52

お堂の地蔵
いわれが書いてある

2/27 9:54

正面が伐採されて
鳳凰三山を間近に見上げる

2/27 9:56

寄る

2/27 9:57

もっと寄る
オベリスクが天を突く

2/27 10:11

つぶらの里の人は
甲斐駒ヶ岳には
関心が無いようだ
見えるところを探し
だいぶ歩き回った

2/27 11:17

山名標
もうひとつ
後ろは甲斐駒ヶ岳

2/27 11:27

つぶら松の
八ヶ岳展望地まで戻った

2/27 11:26

八ヶ岳に迫る
右が赤岳
左は権現岳
中央は三ッ頭

2/27 11:44

歩道と車道の分岐
帰りは展望を期待して
車道へ進む

2/27 11:46

帰りの車道から
金峰山だ

2/27 11:46

金峰山の左に瑞牆山？
川上村の山と重なっている

2/27 11:47

茅ヶ岳
左は金ヶ岳

2/27 12:12

平川峠まで戻った
林道を直進すると
かなり遠回りになる
登りと同じ道を下る

2/27 12:28

行きと違って
落ち葉が脇に寄せてある
それも1km以上にわたって
熊手かレーキの痕もある
イベントでも有るのか？

2/27 12:43

里まで下りてきた
正面は茅ヶ岳

2/27 12:45

春よ・・・
オオイヌノフグリ

2/27 12:51

街角で見付けた
力石と書いてある
これを持ち上げたのか？
100k以上有りそうだ！

2/27 12:52

古い街道らしい線形が残る
秋葉神社の灯篭と
もうひとつは何だろう？

2/27 13:43

武田の郷 白山温泉
こぎれいで落ち着ける
極上泉でした
背景は八ヶ岳

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

甲府の盆地は 富士山を筆頭に、南アルプスや八ヶ岳、奥秩父などのそうそうたる山に囲まれ、移動中などにも見とれることしばしば。
少し高みに登れば、見え方もひときわ映える。
荒倉山は 他にくらべれば、標高はそれほど無いけど、稜線から少し離れて 独立峰的で展望が優れると聞いた。
山頂から間近に見上げる 鳳凰三山は、圧巻だった。

麓の円野(つぶらの)集落の人は、平川峠を越え 青木鉱泉に出てから 鳳凰三山の地蔵岳に通ったという。
ずいぶんなロングコースだ。
地蔵岳の賽の河原に地蔵がならび、その云われを読んだ記憶が有る。
子の欲しい夫婦が、地蔵をひとつ持ち帰る。
願を掛け、子に恵まれたら、お礼に 新しい地蔵と合わせて、二体の石仏を担ぎ上げた。
距離だけでない、重量も相当なものだ！
山本勘助の祠も見たし、歴史のある里と山だった。