【奥穂高岳】穂高岳山荘泊…暴風雨に曝されて。

2013年08月29日(木) ~ 2013年08月30日(金)

コースタイム

1日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 1:15
• 合計: 10:10

5:35 上高地バスターミナル
6:50 明神分岐（明神館）
7:40 7:50 徳澤園
8:55 9:15 横尾山荘
10:10 10:15 本谷橋
11:25 涸沢
11:35 12:00 涸沢小屋
13:00 ザイテン取り付き
14:00 14:10 穂高岳山荘
15:00 15:05 奥穂高岳
15:45 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:15

6:00 穂高岳山荘
8:00 8:10 涸沢小屋
9:00 本谷橋
10:15 10:20 横尾山荘
11:25 徳澤園
13:10 14:00 小梨の湯
14:15 上高地バスターミナル

※コースタイムは概ねで刻んでいます（3〜4分の誤差あり）。但し最初と最後の時刻は、ほぼ正確です（その日の出発時刻と最終到着時間）。

天候

初日：曇り時々晴れ
2日目：雨（台風の影響で暴風雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：夜行バス（さわやか信州号　新宿→上高地）
復路：路線バス（アルピコ交通　上高地BT→新島々駅）
　　　鉄道（松本電鉄　新島々駅→松本駅／特急あずさ　松本駅→新宿駅）

コース状況／危険箇所等

ザイテングラードは風雨が強い時には気を付けましょう。

その他周辺情報

【宿泊】穂高岳山荘
・満室まで達してなかったようです。我々が使用した部屋も上段は誰も使用していませんでした。たぶん予約の一報を入れていないせいか、男性のみの部屋に我々（男女）だけが放り込まれました。連れは空いているなら配慮してもいいのではないかと嘆いてましたが…。
・食事については、おかずが豊富で夕食＆朝食共に美味しかったです。
・人気の小屋なので外国籍の方々も多かったですが、貧弱な装備（１００均のカッパとかビニール袋を破いたスパッツとか）で来られるのは非常に迷惑です。何かあった時に自国に救助要請するなら別に構いませんが、我々日本人に救助を頼んでおいて助からなくて文句を言われるのは、筋違いですから。
・記念品を貰えた（冊子とスタッフバッグ）。

【日帰り入浴】小梨の湯
・広くて快適。
・今回は時間帯が良かったのか、ほぼ貸切。
・上高地まで少し歩きますが、営業時間に幅がある入浴施設はここだけかも。

写真

【上高地バスターミナル】この時間帯にいるのは登山客のみ。

焼岳。天気良過ぎて翌日の荒天は予測できなかった。

【明神館】

【徳沢園】本当は2泊目をここにする予定が、同行者が2泊も必要ないのではないかということで予約キャンセルの手続きをすることに。

【横尾大橋】

横尾山荘の冷え冷えビヤー。今から飲んだら涸沢で爆睡する。

【横尾山荘】前泊的に使われる事が多いらしい。

【本谷橋】

本谷橋は格好の休憩場所。

【涸沢】ここまで順調。

これが涸沢カールか…どんよりしてきたが。

【涸沢小屋】本来はここで今日の行程を締めるのだが、同行者が小屋スタッフから「登るなら今日しかない」と聞き、今日中に奥穂登頂が目標となった。

でもその前にお腹を満たす。自分的にはもう涸沢小屋でゴロゴロしたいんだが…。

確かにどんよりしてるんだけどね…

振り返ると常念岳が我々を頑張れと後押ししてくれる。

【ザイテン取り付き】ザイテングラード…一撃必殺的な技の名前に思える。

結構凄い所を登っているな、自分達。

この20分が長い…。

気を紛らわせるために常念岳を拝む。

小屋だ！！

【穂高岳山荘】着いたけど、今日の目標はまだだ…カメラと水分のみで即、奥穂に向かうことに。

ジャンダルムを眼前に。あれをよじ登るって凄いな。

【奥穂高岳】もの凄い強風で帽子が涸沢に飛ばされた（涙）ある意味、翌日が荒天で良かった。快晴だったら熱中症になる。

笠ヶ岳。噂の笠新道を登る日は来るのだろうか？

槍ヶ岳。

【穂高岳山荘の夕食】すげー美味い。

あったか暖炉。ちなみにこの暖炉の真上の部屋が、我々の寝床で寝ている時には背中がポカポカしてた。

靴札。意外と大事。と言っても自分はまず間違われる事はない。LOWAのローカットで奥穂に登る人は少ないから。

【穂高岳山荘の朝食】朝はこれくらいで足ります（山限定）。

朴葉味噌（4人でシェアします）。写真撮ってたら、隣のオッサンに「そんな珍しいもんじゃないで」と言われた。珍しいとかそういうレベルで撮影している訳ではない。

部屋の上段。荷物見えますが、これはただ置いているだけで、実際は誰も使っていない。

窓の外を見ると、暴風雨です。そんな中、百均雨具を着て、ビニール袋を破いて作ったスパッツを装着して出立する外国籍ご一行（呆）

暴風雨の為、下山中の撮影は一切なし。命優先（当然）。

【小梨の湯】

誰もいないので内部撮影。広くて快適。

小梨の湯の受付。

感想

sato-ciel

当初の予定では2泊3日（涸沢小屋泊、徳沢園泊）でしたが、同行者の希望により急遽変更し、1泊2日（穂高岳山荘泊）にしました。結果的には、功を奏した感じで、2日目の午前中に涸沢から奥穂に上がることは困難だったと思います。すれ違った人はほぼ皆無でした。
奥穂高岳に登ってしまうと、何となく北穂や西穂、前穂が気になっています（笑）百名山が落ち着いたら登ってみようかな。