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ルートID: r1015 ☃ 雪山 日帰り 妙高・戸隠・雨飾 2017年5月

堂津岳
どうつだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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堂津山は北アルプス・後立山連峰の白馬岳と対峙する位置にそびえる東山連山の最高峰。
アプローチの悪さから訪れる人が少ない不遇の山ですが、山頂からの展望は絶句するほどに素晴らしい!
※2017年05月01日更新
ルート長16.4km
登り標高差782m
下り標高差782m
行程概要: 奥裾花観光センター(1140m) → 自然園入口バス停(1240m) → 平成の森広場(1239m) → 奥裾花自然園 → 水場(1460m) → 奥西山(1616m) → 堂津岳(1927m) → 奥西山(1616m) → 水場(1460m) → 奥裾花自然園 → 平成の森広場(1239m) → 自然園入口バス停(1240m) → 奥裾花観光センター(1140m)

【妙高・黒姫・戸隠】堂津岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 日本海まで見渡す頚城山塊と北アルプスの大展望
  • マイナーな山ならではの静かな山行
  • 奥裾花自然園の水芭蕉
モデルプラン
1日目
歩行時間:7時間10
奥裾花駐車場〜奥裾花自然園入口〜東山主稜線〜奥西山〜堂津岳〜往路下山〜奥裾花駐車場
※残雪の状態によりコース状況は大きく異なる。
コース概要 スタートは奥裾花自然園入口の駐車場からだ。
しばらくは舗装された道を進むが休憩小屋を左に見れば堂津岳への取付きとなる。
ブナの原生林の中を適当に登って中西山と1,582mの間の鞍部を目指して進む。
主稜線上に出れば広く穏やかな尾根が続くので雪を拾いながら進む。
目立たない山頂を持つ奥西山を通過して二重山稜の尾根をたどる。
やがて傾斜が増してくると堂津岳への登りとなる。
ここは雪が消えていることが多く痩せた岩稜を通過するので転落には気を付けたい。
やがて山頂直下の急雪壁を登り雪庇の踏み抜きに注意しながら進めば山頂に到着する。
下山は往路をそのまま戻ることになる。
計画書提出先 長野県警警察本部もしくは長野中央警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし。
交通 JR北陸新幹線長野駅よりアルピコ交通バス(奥裾花自然園行き:2,000円)にて奥裾花自然園バス停へ。
※今年(2017年)は4/29からの運行。
※季節運航なので詳しくは下記を参照のこと。
http://www.alpico.co.jp/access/nagano/okususobana/
駐車場 奥裾花自然園入口に駐車場あり。
※入園料410円が必要。
http://kinasa.jp/okususobana/
アドバイス 朝一番のバスを利用しても時間的に厳しいことが多いので自家用車の利用をおすすめする。
尾根上の残雪状況により大きくコースタイムが異なる。
雪が少ない場合はネマガリダケの藪が行く手を阻み厳しい歩行を強いられる。
山頂付近は痩せ尾根が続くので滑落には要注意。
雪庇の踏み抜きに気を付けること。
近年は刈り払いが行われているが残雪期以外の登山はおすすめできない。
サブコース 鬼無里村や戸隠周辺に泊まって飯縄山や荒倉山・虫倉山などと組み合わせて登っても楽しい。
エスケープルート 特になし。
入浴 《鬼無里の湯》
国道406号線を白馬方面に進んだところにある日帰り温泉施設。
http://www.kinasanoyu.com/
おすすめ周辺情報 《いろは堂》
鬼無里と言えば「いろは堂」のおやき。
http://www.irohado.com/
《カフェいろはな》
おやきの生地にそば粉を混ぜたドーナツがおすすめのカフェ。
http://www.irohado.com/gallery/
《戸隠蕎麦》
車で30分ほど移動すれば日本でも屈指のそば処となる戸隠へ行ける。
http://www.togakushi-21.jp/active/gourmet/
1
奥裾花自然園観光センターにある駐車場から歩き出す。
自然園へ向かう観光客で混雑するが登山者はほとんど皆無だ。
2
簡単な案内板がある。
なおシャトルバス運行時は更に先にあるバス停まで乗り入れることが可能。
3
奥裾花自然園入口までは車道を歩く。
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歩き始めてすぐ右手に見えてくる堂津岳。
標高差は大したことないのだが距離が長い。
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やがて休憩小屋が建つ自然園の入口に到着する。
シャトルバス運行時はここまで乗り入れる。
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小屋の奥から左手の斜面に取付くが最初は平坦地なので歩きやすい所を選んで進む。
この辺りは素晴らしいブナの原生林だ。
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やや右手に進路を取りながら中西山と1,582mの間の鞍部を目指して進む。
上部は急斜面が続くので焦らずに登ろう。
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主稜線へは雪庇を避けて詰め上げる。
ここからはしばらく傾斜の緩い穏やかな尾根が続く。
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細かいアップダウンを繰り返すと奥西山に到着する。
看板や印などは一切ないので普通なら気付かずに通過してしまうだろう。
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奥西山周辺は二重山稜になっている。
この辺りも立派なブナが多いがツリーホールには落ちないように気を付けたい。
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立ち木越しに堂津岳が見えてくるがまだまだ遠い。
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ふたたび尾根が広くなると堂津岳への登りとなる。
この辺りは雪が少ないとネマガリダケの藪に行く手を阻まれて苦労を強いられるところだ。
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1,885m付近は雪がないことが多い。
痩せた岩稜だが草付きの処理が一癖ある。
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ふたたび雪稜となると山頂付近の雪庇が見えてくる。
ここからは急斜面となるので滑落に注意のこと。
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山頂直下の雪稜。
高度感のある登りなので慎重に登ろう。
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登りきると南北に長い山頂の一角に飛び出す。
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わずかに進めば広々とした解放感満点の山頂に到着する。
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山頂から望む天狗原山・焼山・火打山方面。
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こちらは雨飾山と海谷山塊。
後ろには日本海。
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そして北アルプス。
栂海新道から槍・穂高連峰までを一望できる。
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山頂で展望を楽しんだら下山となる。
山頂直下は急な下りと痩せた尾根となるので足元に注意しながら下ろう。
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【入浴】
最寄りの立ち寄り湯は国道406号線を白馬方面に進んだところにある「鬼無里の湯」だ。
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【おすすめ周辺情報】
鬼無里と言えば「いろは堂」のおやき。
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【おすすめ周辺情報】
通常販売されている野菜ミックスや野沢菜・粒あん・ねぎ味噌の他に季節限定のおやきも販売されている。
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【おすすめ周辺情報】
もちろん持ち帰りも可能なので帰りの“小腹の足し”にも最適。
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【おすすめ周辺情報】
隣接する「カフェいろはな」は落ち着いた雰囲気。
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【おすすめ周辺情報】
おやきの生地にそば粉を混ぜたドーナツがおすすめ。
いろいろなトッピングがありもちもちしていて美味しい。
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【おすすめ周辺情報】
車で30分ほど移動すれば多くの蕎麦屋が立ち並ぶ戸隠へ行ける。
美味しい蕎麦屋はたくさんあるが「よつかど」と「うずら屋」は間違いなくおすすめ。
※上記の情報は記事更新日(2017年05月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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