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ルートID: r1018 中級 日帰り 甲信越 日本二百名山

御座山 【日本二百名山 No.147】
おぐらやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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10月
11月
12月
深山幽谷の雰囲気漂う、西上州の最高峰となる御座山。
山は黒々とした原生林に覆われていますが、山頂部には特徴的な岩峰を従えて威風堂々とした姿を見せています。山頂からの展望は360°の大パノラマ!
※2020年10月21日更新
ルート長10.1km
登り標高差863m
下り標高差863m
行程概要: 長者の森コース登山口(1230m) → 白岩コース・長者の森コース合流点 → 見晴台 → 前衛峰(1992m) → 御座山(2112m) → 前衛峰(1992m) → 見晴台 → 白岩コース・長者の森コース合流点 → 長者の森コース登山口(1230m)

【西上州】御座山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 山頂からの展望
  • 変化に富み登り応えのあるルート
  • 5月下旬からのシャクナゲは見事
  • 日本二百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間30
長者の森コース登山口〜白岩コース合流点〜見晴台〜うだの沢のトーミ〜避難小屋〜御座山〜往路下山〜長者の森コース登山口
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/QRL77s
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/4C5Kbv
コース概要 長者の森コース登山口から歩き始める。
わずかに林道を進むが、終点からは道標に従って登山道を歩くことになる。
沢沿いに続く道はよく整備され非常に歩きやすい。
やがて沢から離れ、源頭を回り込むように斜面をトラバース気味に進む。
尾根に上がれば階段混じりの道となり、やがて東京電力の大きな鉄塔と通過する。ここから白岩コースの分岐まではわずかな距離だ。
ここを通過するとシャクナゲやミツバツツジが目立ち始め、見晴台への登りとなる。
一部足場の悪いところもあるので注意深く進めば見晴台に到着する。
ここからは緩く下り、前衛峰への急な登りに差し掛かる。
前衛峰から岩場を下りヤセた尾根を急登すると、山頂直下に建つ避難小屋に到着する。
あとは簡単な岩場を登れば御座山の山頂に到着する。
下山は往路を戻るが、岩場での転倒や滑落には十分に注意したい。
計画書提出先 長野県警察本部もしくは佐久警察署地域課
※長者の森コース登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし。
交通 JR小海線小海駅より北相木村営バス(三寸木行き:100円)にて三寸木バス停へ。
※三寸木バス停より登山口まで徒歩約45分。
駐車場 長者の森コース登山口に村営無料駐車場あり。
アドバイス 交通の便に難があるので前泊すると翌日の行程が楽になる。
歩行距離・時間共に長くなる場合があるので早出を心掛けよう。
登山道は明瞭で迷う箇所はない。
うだ沢のトーミから山頂までは岩稜が続くので転倒や転落には注意したい。
サブコース 山頂から栗生方面に下るルートも面白い。
エスケープルート 特になし。
入浴 《南相木温泉滝見の湯》
村営の日帰り温泉施設。450円というリーズナブルさと休憩室などの充実ぶりが嬉しい。
http://www.takiminoyu.com/
おすすめ周辺情報 《桔梗屋》
美味いソースカツ丼で知られる中華食堂。他にも焼肉丼やモツ煮定食などがおすすめ。
https://goo.gl/maps/Rmx1a7kW2Gs
《どんぶり屋 風とり》
どんぶりの専門店。おすすめのカツカレー丼は本格的なスパイシーカレーだ。
https://goo.gl/maps/MJQ4KNTiPWT2
《キッチンえみゅー》
ワンプレートで頂ける洋食店。ここのハンバーグとパスタは絶品。
http://kitchen-emu.com/
《高原のパンやさん》
朝8時から営業している手作りのパン屋。天然の素材にこだわった惣菜・菓子パンの種類が豊富で人気だ。特に高原の牛乳パンは早い時間に売り切れてしまう。
https://www.kougennopanyasan.com/
《敷島屋》
ここのスティックパイは遠方より買い求める人が多いほど人気ぶりだ。売り切れていることも多い。
http://pie-shikishimaya.com/
1
長者の森コース登山口から歩き始める。
駐車場はここと林道をわずかに進んだ所にあるが悪路なので4駆車以外の侵入は止めておいたほうがいいだろう。
2
しばらくは未舗装の林道を進む。
シダのように見えるのはコゴミが大きく成長したものだ。
3
やがて林道の終点から道標に導かれて登山道に入る。
道はよく整備されており歩きやすい。
4
沢筋から尾根へと続く道をトラバース気味に進む。
この辺りはミツバツツジが綺麗なことろだ。
5
尾根に上がると階段を交えながら標高を上げていく。
6
東京電力の巨大な鉄塔(109号)を通過する。
西群馬幹線は大月市の清八峠付近から伸びる主要電力網のひとつだ。
7
鉄塔からわずかに進むと白岩コースと合流する。
8
白岩コースと合流後は緩急交えた道が続く。
この辺りまで登ると新緑が映える美しい樹林帯となる。
9
明るくはっきりとした尾根上の道を進む。
10
見晴台まではやや足元が悪い急な登りだ。
木の根が張り出しているので転倒には十分注意したい。
11
見晴台に到着。
ここはピークではなく尾根上の緩斜面になる。
12
見晴台を通過するとシャクナゲのトンネルが続く。見頃は5月初旬から中旬頃だ。
この辺りは少々藪っぽくなる所もあるが道に迷うほどではない。
13
鞍部まで緩く下ると前衛峰までは岩混じりの急なヤセ尾根の登高となる。
14
前衛峰に到着する。
国土地理院の地図に三角点の表記はないが「三角点」が設置されたピークとなる。
15
前衛峰からは岩場を下る。滑落や転倒には注意のこと。
16
うだの沢のトーミと呼ばれる鞍部を通過する。
下新井方面への道は廃道になって久しいので下ることはできない。
17
いよいよ御座山への登りとなる。
長い登りではないが胸を突くような急な登りが続く。
18
傾斜が緩むと山頂直下に建つ避難小屋を通過する。
水場・トイレはないが中は広く綺麗な小屋だ。
19
イワカガミの花が目立つようになると山頂は近い。
20
山頂直下は左側が切れ落ちた岩場を進む。
難しいところではないが慎重に通過したいところだ。
21
小岩峰を越えれば山頂の看板が見えてくる。
22
御座山の山頂に到着。
西上州の最高峰からは360°の大パノラマを楽しむことができる。
23
男山と天狗山の後方に八ヶ岳連峰がそびえる。
左手には南アルプスが連なり甲斐駒ヶ岳から北岳・塩見岳方面までを一望できる。
なお天候などの条件が整えば槍・穂高連峰や後立山連峰まで見ることが可能だ。
24
こちらは西上州の山々。
奥には両神山から御荷鉾連山を望むことができる。
25
下山は往路を下る。
シャクナゲやツツジを愛でながらの下りは楽しい。
26
【入浴】
「南相木温泉滝見の湯」は村営の日帰り温泉施設。
450円というリーズナブルさと休憩室などの充実ぶりが嬉しい。
27
【おすすめ周辺情報】
小海駅前の「桔梗屋」は美味いソースカツ丼で知られる中華食堂だ。
他にも焼肉丼やモツ煮定食などがおすすめ。
28
【おすすめ周辺情報】
「どんぶり屋 風とり」はどんぶりの専門店。
おすすめのカツカレー丼は食堂とは思えない本格的なスパイシーカレーだ。
29
【おすすめ周辺情報】
「キッチンえみゅー」はワンプレートで頂ける洋食店。
ここのハンバーグとパスタは絶品。
30
【おすすめ周辺情報】
「高原のパンやさん」は朝8時から営業している手作りのパン屋。
天然の素材にこだわった惣菜・菓子パンの種類が豊富で人気だ。特に高原の牛乳パンは早い時間に売り切れてしまう。
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【おすすめ周辺情報】
小海駅裏にある「敷島屋」はパイが美味しい菓子店だ。
ここのスティックパイは遠方より買い求める人が多いほど人気ぶりだ。売り切れていることも多い。
※上記の情報は記事更新日(2020年10月21日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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