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荒川三山・赤石岳・聖岳縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】
荒川三山・赤石岳・聖岳縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】あらかわさんざん / あかいしだけ / ひじりだけ
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南アルプス南部の核心部と言える荒川三山・赤石岳・聖岳。
この雄大で山深い山域を縦走する充実の4日間。
交通の便が悪く、入山するにも時間が掛かりますが、それに見合うだけの価値ある山行になるでしょう。
この雄大で山深い山域を縦走する充実の4日間。
交通の便が悪く、入山するにも時間が掛かりますが、それに見合うだけの価値ある山行になるでしょう。
※2017年07月14日更新
ルート長39.9km
登り標高差1976m
下り標高差1976m
行程概要:
滝見橋(1124m)
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岩頭見晴らし(1380m)
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小石下(1580m)
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清水平(1845m)
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蕨段(2070m)
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見晴岩(2140m)
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駒鳥池(2420m)
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千枚小屋(2610m)
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千枚岳(2880m)
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丸山(3032m)
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悪沢岳(3141m)
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荒川中岳避難小屋(3060m)
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中岳(3083.68m)
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前岳(3068m)
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お花畑(荒川前岳南東斜面)
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荒川小屋(2615m)
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大聖寺平(2724m)
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小赤石岳の肩(3030m)
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小赤石岳(3081m)
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赤石岳・小赤石岳間分岐(3046m)
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赤石岳(3120.53m)
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百間洞山の家(2460m)
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中盛丸山・大沢岳間分岐
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中盛丸山(2807m)
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小兎岳(2738m)
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兎岳(2818m)
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聖兎のコル
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聖岳(3013m)
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小聖岳(2662m)
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薊畑分岐
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聖平小屋分岐
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聖平小屋(2260m)
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滝見台(2175m)
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聖沢吊橋(1360m)
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聖沢登山口(1140m)
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聖岳東尾根入山口(1152m)
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牛首峠(1100m)
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赤石岳東尾根コース登山口(1166m)
地図/標高グラフ
【南アルプス南部】荒川三山・赤石岳・聖岳縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】の詳細解説
※上記の情報は記事更新日(2017年07月14日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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このルートで登る山/通過する場所
- 丸山 (3032m)
- 悪沢岳 (3141m)
- 千枚岳 (2880m)
- 荒川中岳避難小屋 (3060m)
- 中岳 (3083.68m)
- 前岳 (3068m)
- 千枚小屋 (2610m)
- お花畑(荒川前岳南東斜面)
- 駒鳥池 (2420m)
- 荒川小屋 (2615m)
- 見晴岩 (2140m)
- 大聖寺平 (2724m)
- 蕨段 (2070m)
- 小赤石岳の肩 (3030m)
- 清水平 (1845m)
- 小赤石岳 (3081m)
- 赤石岳・小赤石岳間分岐 (3046m)
- 赤石岳 (3120.53m)
- 百間洞山の家 (2460m)
- 小石下 (1580m)
- 岩頭見晴らし (1380m)
- 中盛丸山・大沢岳間分岐
- 中盛丸山 (2807m)
- 滝見橋 (1124m)
- 小兎岳 (2738m)
- 赤石岳東尾根コース登山口 (1166m)
- 牛首峠 (1100m)
- 兎岳 (2818m)
- 聖兎のコル
- 聖岳東尾根入山口 (1152m)
- 聖岳 (3013m)
- 聖沢登山口 (1140m)
- 聖沢吊橋 (1360m)
- 小聖岳 (2662m)
- 滝見台 (2175m)
- 薊畑分岐
- 聖平小屋 (2260m)
- 聖平小屋分岐
http://yamare.co/VNY9uR
初日は千枚尾根を登って千枚小屋を目指すが、急登が少ないかわりに距離が長い。
危険個所もほとんどなく、体力勝負の登りになるだろう。
6-7時間の登りで千枚小屋に到着する。
2日目はこの山行のメインともいえる、荒川三山・赤石岳を越えるルートだ。
千枚岳までは問題になるところもないが、丸山との鞍部への下りは急な岩場となる。
鎖やロープなどの補助はなく、過去には滑落事故も発生しているので注意して下りたいところだ。
丸山へ登り返せば東岳への稜線をたどる。
頂上直下は岩混じりの道となり、小さな岩峰を越えるとまもなく東岳へ到着する。
東岳から中岳へは標高差で200mほど下り、鞍部から登り返せば中岳避難小屋を通過する。
中岳の山頂は避難小屋のすぐ裏手だ。
前岳へは荒川小屋との分岐に荷物を置いて往復するといいだろう。
分岐から荒川小屋までは標高差で470mの下りだ。
百花繚乱のお花畑を通過し、荒川小屋まで下る。
さらにトラバース道を進み、大聖寺平を過ぎると赤石岳への登りとなる。
つづら折れの登りが続くが、これを登り切ると台地状の尾根に出て小赤石岳にたどり着く。
赤石小屋・椹島方面への分岐を過ぎ、最後の急登を終えると赤石岳の山頂だ。
山頂からわずかに下ると赤石岳避難小屋、さらに馬の背を通過して下ると百間平に到着する。
ここから大きく下り樹林帯に入れば百間洞山の家に到着、今日はここに宿泊となる。
3日目は聖岳を越えて聖平小屋への行程だ。
兎岳への登りはきつく、聖兎のコルへの下りはザレ混じりの急な下りとなるので転倒や滑落には注意したい。
コルより岩場混じりの登りで聖岳に到着する。
聖岳山頂から小聖岳までの区間はザレ場が多いので転倒などの注意が必要だ。
聖平分岐まで歩けば、あとは木道をたどり聖平小屋に達する。
4日目は聖沢登山口までの大下りとなる。
前半は急な下りも少なく、橋を数回渡りながらトラバース気味に進む。
乗越を過ぎ、造林小屋跡を通過すると急な下りに転じる。
一気に標高を下げ、聖沢吊橋を渡れば平坦基調の道が続き、そのまま聖沢登山口へと導かれる。
※登山口に登山計画書提出ポストあり
百間洞山の家
http://www.t-forest.com/alps/
聖平小屋 / 080-1560-6309
http://plaza3.dws.ne.jp/~hara5/index.html
畑薙第一ダム夏期臨時駐車場より東海フォレストバスにて椹島へ。
(下記山小屋に宿泊の場合のみ乗車可)
椹島ロッジ・椹島登山小屋・二軒小屋登山小屋・千枚小屋・赤石小屋・百間洞山の家・熊の平小屋・赤石岳避難小屋・中岳避難小屋・高山裏避難小屋・小河内避難小屋
(乗車方法)
乗車の際に「宿泊施設利用券」(3,000円)を購入する。
上記の券を小屋の宿泊受付の際に提出すると宿泊代金から差し引いた金額で清算される。
《復路》
(バスを利用の場合)
東海フォレストのバスには乗車できないので椹島まで歩いてから東海フォレストバスにて畑薙ダムへ戻る。
井川観光協会のバスには乗車が可能だが予約が必要。
詳細は下記にて確認のこと。
東海フォレスト
http://www.t-forest.com/alps/
井川観光協会
http://ikawa-minamialps.com/main.asp
千枚岳と丸山の間の岩場は滑落に要注意。過去には重大な事故も発生している。
兎岳から聖兎のコルまでの下りは急な岩場混じりの下りだ。転倒には十分注意すること。
聖岳から小聖岳間のザレ場は転倒や滑落に注意したい。
聖沢小屋からの下りは長く時間が掛かる。できるだけ早い時間に小屋を出発したい。
聖沢吊橋は原則1名づつ渡ることを心掛けよう。
※椹島まで約6時間の行程。
駐車場から20分ほどの所にあり近くて便利だ。
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html
パン・ベーコン・燻製など全てが手作り。パン屋さんだが洋食屋さんでもある。
https://goo.gl/maps/oX1L7Dn2T4D2
《つど野》
さっぱり蕎麦を食べるならなら少し遠いがここがおすすめ。
https://goo.gl/maps/ZaFaYH2hJBy
《菓子道》
川根のお土産なら川根大福。
http://shizuoka.j47.jp/katokashiho/