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ルートID: r1030 上級 3泊4日 塩見・赤石・聖 「特集・夏のアルプスを歩く!後編」

荒川三山・赤石岳・聖岳縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】
あらかわさんざん / あかいしだけ / ひじりだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
南アルプス南部の核心部と言える荒川三山・赤石岳・聖岳。
この雄大で山深い山域を縦走する充実の4日間。
交通の便が悪く、入山するにも時間が掛かりますが、それに見合うだけの価値ある山行になるでしょう。
※2017年07月14日更新
ルート長39.9km
登り標高差1976m
下り標高差1976m
行程概要: 滝見橋(1124m) → 岩頭見晴らし(1380m) → 小石下(1580m) → 清水平(1845m) → 蕨段(2070m) → 見晴岩(2140m) → 駒鳥池(2420m) → 千枚小屋(2610m) → 千枚岳(2880m) → 丸山(3032m) → 悪沢岳(3141m) → 荒川中岳避難小屋(3060m) → 中岳(3083.68m) → 前岳(3068m) → お花畑(荒川前岳南東斜面) → 荒川小屋(2615m) → 大聖寺平(2724m) → 小赤石岳の肩(3030m) → 小赤石岳(3081m) → 赤石岳・小赤石岳間分岐(3046m) → 赤石岳(3120.53m) → 百間洞山の家(2460m) → 中盛丸山・大沢岳間分岐 → 中盛丸山(2807m) → 小兎岳(2738m) → 兎岳(2818m) → 聖兎のコル → 聖岳(3013m) → 小聖岳(2662m) → 薊畑分岐 → 聖平小屋分岐 → 聖平小屋(2260m) → 滝見台(2175m) → 聖沢吊橋(1360m) → 聖沢登山口(1140m) → 聖岳東尾根入山口(1152m) → 牛首峠(1100m) → 赤石岳東尾根コース登山口(1166m)

【南アルプス南部】荒川三山・赤石岳・聖岳縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 雄大な展望とダイナミックな山々を縦走
  • 個性的な山小屋に泊まる
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間30
椹島〜滝見橋〜小石下〜清水平〜蕨段〜駒鳥池〜千枚小屋
2日目
歩行時間:9時間25
千枚小屋〜千枚岳〜東岳(悪沢岳)〜荒川小屋〜大聖寺平〜赤石岳〜百間平〜百間洞山の家
3日目
歩行時間:7時間15
百間洞山の家〜中盛丸山〜兎岳〜聖岳〜薊畑〜聖平小屋
4日目
歩行時間:5時間40
聖平小屋〜岩頭滝見台〜聖沢吊橋〜聖沢登山口〜椹島
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/VNY9uR
コース概要 長い登山口へのアプローチを終えたら椹島から登山を開始する。
初日は千枚尾根を登って千枚小屋を目指すが、急登が少ないかわりに距離が長い。
危険個所もほとんどなく、体力勝負の登りになるだろう。
6-7時間の登りで千枚小屋に到着する。
2日目はこの山行のメインともいえる、荒川三山・赤石岳を越えるルートだ。
千枚岳までは問題になるところもないが、丸山との鞍部への下りは急な岩場となる。
鎖やロープなどの補助はなく、過去には滑落事故も発生しているので注意して下りたいところだ。
丸山へ登り返せば東岳への稜線をたどる。
頂上直下は岩混じりの道となり、小さな岩峰を越えるとまもなく東岳へ到着する。
東岳から中岳へは標高差で200mほど下り、鞍部から登り返せば中岳避難小屋を通過する。
中岳の山頂は避難小屋のすぐ裏手だ。
前岳へは荒川小屋との分岐に荷物を置いて往復するといいだろう。
分岐から荒川小屋までは標高差で470mの下りだ。
百花繚乱のお花畑を通過し、荒川小屋まで下る。
さらにトラバース道を進み、大聖寺平を過ぎると赤石岳への登りとなる。
つづら折れの登りが続くが、これを登り切ると台地状の尾根に出て小赤石岳にたどり着く。
赤石小屋・椹島方面への分岐を過ぎ、最後の急登を終えると赤石岳の山頂だ。
山頂からわずかに下ると赤石岳避難小屋、さらに馬の背を通過して下ると百間平に到着する。
ここから大きく下り樹林帯に入れば百間洞山の家に到着、今日はここに宿泊となる。
3日目は聖岳を越えて聖平小屋への行程だ。
兎岳への登りはきつく、聖兎のコルへの下りはザレ混じりの急な下りとなるので転倒や滑落には注意したい。
コルより岩場混じりの登りで聖岳に到着する。
聖岳山頂から小聖岳までの区間はザレ場が多いので転倒などの注意が必要だ。
聖平分岐まで歩けば、あとは木道をたどり聖平小屋に達する。
4日目は聖沢登山口までの大下りとなる。
前半は急な下りも少なく、橋を数回渡りながらトラバース気味に進む。
乗越を過ぎ、造林小屋跡を通過すると急な下りに転じる。
一気に標高を下げ、聖沢吊橋を渡れば平坦基調の道が続き、そのまま聖沢登山口へと導かれる。
計画書提出先 静岡県警察本部または静岡中央警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 千枚小屋
百間洞山の家
http://www.t-forest.com/alps/
聖平小屋 / 080-1560-6309
http://plaza3.dws.ne.jp/~hara5/index.html
交通 《往路》
畑薙第一ダム夏期臨時駐車場より東海フォレストバスにて椹島へ。
(下記山小屋に宿泊の場合のみ乗車可)
椹島ロッジ・椹島登山小屋・二軒小屋登山小屋・千枚小屋・赤石小屋・百間洞山の家・熊の平小屋・赤石岳避難小屋・中岳避難小屋・高山裏避難小屋・小河内避難小屋
(乗車方法)
乗車の際に「宿泊施設利用券」(3,000円)を購入する。
上記の券を小屋の宿泊受付の際に提出すると宿泊代金から差し引いた金額で清算される。
《復路》
(バスを利用の場合)
東海フォレストのバスには乗車できないので椹島まで歩いてから東海フォレストバスにて畑薙ダムへ戻る。
井川観光協会のバスには乗車が可能だが予約が必要。

詳細は下記にて確認のこと。
東海フォレスト
http://www.t-forest.com/alps/
井川観光協会
http://ikawa-minamialps.com/main.asp
駐車場 畑薙第一ダム夏期臨時無料駐車場あり。
アドバイス 全行程において歩行時間が長い。
千枚岳と丸山の間の岩場は滑落に要注意。過去には重大な事故も発生している。
兎岳から聖兎のコルまでの下りは急な岩場混じりの下りだ。転倒には十分注意すること。
聖岳から小聖岳間のザレ場は転倒や滑落に注意したい。
聖沢小屋からの下りは長く時間が掛かる。できるだけ早い時間に小屋を出発したい。
聖沢吊橋は原則1名づつ渡ることを心掛けよう。
サブコース 特になし。
エスケープルート 赤石岳より大倉尾根を経由して椹島へ下ることが可能。
※椹島まで約6時間の行程。
入浴 《赤石温泉白樺荘》
駐車場から20分ほどの所にあり近くて便利だ。
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html
おすすめ周辺情報 《Casso横沢》
パン・ベーコン・燻製など全てが手作り。パン屋さんだが洋食屋さんでもある。
https://goo.gl/maps/oX1L7Dn2T4D2
《つど野》
さっぱり蕎麦を食べるならなら少し遠いがここがおすすめ。
https://goo.gl/maps/ZaFaYH2hJBy
《菓子道》
川根のお土産なら川根大福。
http://shizuoka.j47.jp/katokashiho/
1
畑薙第一ダム夏期臨時駐車場。
夏期はあっと言う間に満車になる。前夜に到着しておくか午後の遅い時間に着いて椹島に泊まるかの選択となる。
2
東海フォレストの送迎バス乗り場。
マイクロサイズの小さなバスなので1便では乗り切れないことが多い。
以降のバスになると出発が遅れることも考慮しておこう。
3
バスは非常に混み合う。
通常であれば補助席まで使って満員になる。
4
1時間ほどの林道ドライブで椹島に到着する。
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【1日目】
いよいよ登山開始。
椹島からキャンプ場の脇を通り千枚岳登山口へ向かう。
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林道を進むと滝見橋に到着する。この橋の手前左手が千枚岳登山口となる。
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しばらくは沢の高巻き道だ。
桟道が設置されているが足元には注意して歩こう。
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奥西河内の吊橋を渡る。
幅が狭く揺れるので一人づつ渡ることを厳守すること。
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対岸に渡ると千枚岳へと続く長い尾根に取付く。
ここから鉄塔下までがこの尾根一番の登りとなる。
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傾斜の緩んだ尾根を進むと鉄塔下に到着する。
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所々に東海フォレストの案内板が設置されている。
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鉄塔から下ると再度緩い登りとなる。
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しばらく登ると林道に出る。
ここは道標に従って右方向へ進む。
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ほどなく左手に階段と道標が現れるのでこれを登る。
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明るい樹林帯の中を緩く登っていく。
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わずかに登れば小石下三角点に到着する。
ベンチが設置されており休憩適地だ。
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小石下を後にすると再度林道を横切り清水平へ向かう。緩い登りだが長く単調な道が続く。
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シラビソの森を進むと1時間強で清水平に到着する。
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4/7の表示があるが時間的に見ると半分には程遠い。
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ここの水場は水量が豊富で冷たく美味しい。
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清水平から蕨段を目指す。この辺りも変化に乏しい樹林帯が続く。

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清水平から40分ほどで蕨段に到着する。
「段」とはこの辺りの言い方で「平」のことだ。
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蕨段から見晴台を通過すると木馬道跡を登るようになる。
木材搬出に使われた道は単調できつい。
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樹林帯の背が低くなってくれば間もなく駒鳥池だ。
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蕨段から1時間強で駒鳥池に到着する。
ベンチが設置されていて休憩にいいところだ。
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小屋まであと15分の看板を通過する。
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千枚小屋に到着。
この小屋は平成21年に火事で焼失したが3年後に再建された比較的新しい小屋だ。
今日はここで1泊する。
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小屋の内部は清潔で過ごしやすい。
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ここの夕食は品数が多く美味しいことで知られている。
節をかけていただく静岡おでんは絶品だ。
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【2日目】
翌日は千枚小屋から荒川三山・赤石岳を越えて百間洞山の家までの行程だ。
距離も長く獲得標高差も大きいので早めに出発したい。
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夜明けと共に浮かび上がる富士山。
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小屋から1時間弱の登りで千枚岳に到着する。
この先の下りが危険なので暗いうちは先に進まないほうがよい。
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この辺りから高山植物も目立ち始める。
タカネマツムシソウとイワオウギ・イブキジャコウソウの競演。
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こちらはシロバナタカネビランジ。
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岩場を下降するが鎖やロープは設置されていない。
過去には滑落事故も発生しているので足元には要注意だ。
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下り切ると丸山への登りと転じる。
間近に迫る荒川東岳(悪沢岳)を望みながら気持ちの良い尾根道を進む。
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目前に荒川東岳がそびえる丸山に到着。
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左手には赤石岳と聖岳。
ひとつひとつの山が大きい。
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こちらは塩見岳・農鳥岳・間ノ岳。
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丸山を後にして荒川三山の主峰となる荒川東岳へ向かう。
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鞍部まで下ると岩混じりの登りとなる。
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この辺りにはシコタンソウが多く咲いている。
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手前の岩峰を越えると間もなく待望の荒川東岳山頂だ。
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荒川東岳の山頂に到着。
ここが今回の最高標高地点となる。
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山頂を辞して荒川中岳に向かう。
正面には赤石岳・兎岳方面の稜線が大きく迫る。
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荒川中岳との鞍部まで標高差で約200mほど下る。
急な下りなので転倒や滑落には要注意だ。
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鞍部からは荒川中岳への登り返しとなる。
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山頂の手前に建つ中岳避難小屋を通過。
管理人のいる避難小屋で20名ほど収容が可能だ。
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小屋からわずかな距離で荒川中岳に到着する。
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荒川三山の最後は前岳へ向かう。
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緩く下り荒川小屋への分岐に荷物を置いて前岳を往復しよう。
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ほどなく荒川前岳の山頂に到着する。
これで荒川三山は終了だ。
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分岐まで戻り荒川小屋へ向かう。標高差で約470mの大下りだ。
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下り始めの斜面は百花繚乱のお花畑が続く。
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鹿柵を通過してお花畑に入る。
食害を防ぐために設置されているので開けたら閉め忘れのないよう注意しよう。
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しばらく下ると鹿柵の出口となる。
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さらに標高を下げると赤い屋根の荒川小屋が見えてくる。
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荒川前岳から1時間ほどの下りで荒川小屋に到着する。
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荒川小屋と言えば荒川丼。
カレーライスも人気だがこちらも捨てがたい。
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小屋を出発してトラバース道を大聖寺平へ進む。
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主稜線上に戻ると荒涼とした大聖寺平に到着。
ここから小赤石岳への登りが始まる。
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つづら折りの登高が続く。斜面も急で辛い登りだ。
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稜線が近づいてくるが依然としてきつい登りが続く。
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小赤石の肩まで登ると頂上台地の一角にたどりつく。
ここから小赤石岳までは正面に富士山を眺めながら歩く絶景ポイントだ。
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最後に岩場混じりの登りを終えると小赤石岳の山頂に到着する。
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小赤石岳を後にして赤石岳を目指す。
山容が大きく威風堂々とした印象を受ける。
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赤石小屋・椹島方面への分岐を通過する。
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赤石岳への最後の登り。
短い時間だが急な登りなので焦らず登ろう。
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分岐から30分弱の登りで待望の赤石岳山頂に到着だ。
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赤石岳の三角点。
日本の中で最も高い所に設置された「一等三角点」だ。
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山頂からわずかに下れば赤石岳避難小屋に到着する。
12時前後の通過になると思われる。ただし14時を過ぎている場合には暗くなる可能性があるので先に進むのは止めた方がよい。
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小屋を出発して宿泊地となる百間洞山の家を目指す。
ここから先は極端に歩く人を見かけなくなる。奥には明日歩く兎岳・聖岳方面の稜線を一望。
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大斜面を下ると馬ノ背の稜線だ。
細かなアップダウンが続くが気持ちの良い尾根歩きが続く。
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平坦な道が続くようになると百間平まではそう遠くない。
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ひたすら平坦な道が続く百間平に到着。
大きく開けた気持ちの良い別天地の様なところだ。
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後方には越えてきた赤石岳が大きくそびえる。
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百間平から百間洞山の家までは標高差で300m下る。
急な下りで歩き難いところもあるので足元には注意したい。
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稜線から外れた沢沿いに建つ百間洞山の家に到着。
2日目はここで1泊する。
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百間洞山の家には楽しみがたくさんある。まずは抹茶ジェラートパフェ。
こんな山奥でスイーツを楽しむことができる。
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そして夕食はトンカツだ。
これを目当てに泊まる人も多い。
ただし16時までに受付を済ませないと食べることができないので要注意。
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夕食にはこだわりがある。
特に揚げたてを出してもらえるのは非常に嬉しいサービスだ。
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【3日目】
今日は百間洞山の家から中盛丸山・兎岳・聖岳を経て聖平小屋までの行程だ。
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小屋を出発して稜線まで戻ると中盛丸山の登りとなる。
百間洞山の家から約1時間の距離だ。
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百間洞下降点から30分ほどで中盛丸山に到着。
今日は右手の兎岳から左手の聖岳へと歩いていく。
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小兎岳との鞍部まで下るが足場が悪く急なので転倒には十分注意したい。
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鞍部から登り返せば小兎岳に到着する。
中盛丸山から1時間弱の行程だ。
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小兎岳より兎岳へ向かう。
ここから見る兎岳は大きく手強そうだ。
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鞍部まで下ると兎岳まで急な登りが続く。
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小兎岳から1時間ほどで兎岳の山頂に到着だ。
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三角点は本峰よりも低い西側に設置されている。
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山頂を辞して聖兎のコルに向かう。
コルまでは痩せ尾根の急な下りになっている。滑落や転倒に注意したいところだ。
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細かなアップダウンを交えながら下りきったところが聖兎のコルだ。
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聖兎のコルから聖岳山頂までは岩場混じりの急な登りが続く。
赤色の岩は赤色チャートという岩石だ。
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登路は全て北側の斜面をたどることになる。
右奥のピークが聖岳本峰だ。
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山頂部に近づくと傾斜が緩くなり聖岳の山頂に達する。
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山頂から富士山を遠望。
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こちらは上河内岳・茶臼岳・大無間山方面。南アルプス最深部へと向かう稜線が延々と連なる。
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山頂を後にして小聖岳へ向かう。
途中のガレ縁のザレ場は滑落や転倒に十分注意したい。
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小聖岳を通過する。
ここはピークというより尾根上の「肩」だ。
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小聖岳から40分ほど下ると薊畑に到着する。
ここは易老渡への分岐点になっている。
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更に20分ほど下れば聖平分岐だ。
ここから聖平小屋までは木道が続いている。
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キャンプ指定地にもなっている聖平小屋に到着。
3日目はここで1泊する。
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聖平小屋といえばウェルカムフルーツポンチ。
ちょっとした心遣いが嬉しい。
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手作りの「聖バー」もある。
これがなかなか美味い。
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聖平小屋の夕食は豚汁が美味しいと評判だ。
(2016年時の一例)
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【4日目】
最終日は椹島へ下山するのみだ。
ただし、今日の行程は長い下りが待っているので早出を心掛けたい。
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小屋を出発して緩やかに下り始める。
橋を数回渡ると聖沢の右岸をトラバース気味に進む。
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聖平から1時間半ほどで岩頭滝見台に到着する。
周辺は狭く切り立った崖になっているので注意しよう。
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岩頭滝見台から緩く下り涸れた沢を渡ると足場の悪い崩壊地を通過する。
転倒に注意しよう。
110
崩壊地から尾根を乗越して下ると造林小屋跡を通過する。
111
聖岳はこの辺りで見納めになる。
112
造林小屋跡を通過すると聖沢へ向けて急な下りとなる。
113
聖沢吊橋を渡る。
揺れるので一人づつ渡ろう。
ここまで来れば聖沢登山口まで1時間強の距離だ。
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吊橋を渡るとほぼ平坦な道が続き登山口へと導かれる。
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出会所小屋跡を通過。
ここから登山口までは最後の一下りだ。
116
聖沢登山口に到着。
ここからは東海フォレストのバスに乗り椹島へ戻るか井川観光協会のバスで畑薙第一ダムの駐車場に戻る。
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【入浴】
駐車場から20分ほどの所にある「赤石温泉白樺荘」が近くて便利だ。
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【おすすめ周辺情報】
「Casso横沢」はパン屋さんだが洋食屋さんでもある。
このオムライスは絶品だ。
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自家製のベーコンを使ったパスタ。
これもとても美味しい。
120
【おすすめ周辺情報】
蕎麦なら少し遠いが「つど野」がおすすめだ。
121
【おすすめ周辺情報】
「菓子道」の川根大福はお土産に最適な逸品だ。
※上記の情報は記事更新日(2017年07月14日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
お気に入りした人

このルートで登る山/通過する場所