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ルートID: r1032 初級 日帰り 尾瀬・奥利根 2017年6月

帝釈山と田代山
たいしゃくざん / たしろやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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オサバグサと高層湿原で知られる帝釈山と田代山。
雪解けから咲き誇る美しい花々を見ながら歩く天空散歩道。毎年6月に行われるオサバグサ祭りも楽しみのひとつです。
※2017年06月01日更新
ルート長7.2km
登り標高差269m
下り標高差269m
行程概要: 馬坂峠駐車場(1790m) → 帝釈山(2060m) → 田代山(1971m) → 田代山湿原(1928m) → 田代山(1971m) → 帝釈山(2060m) → 馬坂峠駐車場(1790m)

【燧ヶ岳・尾瀬】帝釈山と田代山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 高層湿原に咲き乱れる花とワタスゲ
  • 意外と珍しいオサバグサ
  • ファミリーでも楽しめる整備された登山道
モデルプラン
1日目
歩行時間:4時間30
馬坂峠登山口〜帝釈山〜田代山避難小屋〜田代山湿原(田代山)〜帝釈山〜馬坂峠登山口
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/0uktnq
コース概要 馬坂峠登山口からスタートとなる。
帝釈山までは1時間弱と短い登りだが、総じて急な登りとなるので軽装備で出掛けないようにしたい。
よく整備された木道や階段を登り岩混じりの道となれば帝釈山の山頂は近い。
山頂からはいったん大きく下る。
岩場などもある急な下りなので転倒などには気を付けたいところだ。
最低鞍部まで下ればほぼ平坦な道が続く。
最後はわずかに急な斜面を登れば田代山避難小屋(弘法大師堂)に到着する。
小屋の裏手から樹林帯を抜ければ田代山湿原に飛び出すが、この湿原を回る歩道は反時計回りで進むことになっているので忘れないようにしたい。
猿倉への分岐をわけて正面に会津駒ヶ岳を望みながら歩けば田代山の山頂となる。
帰りはさらに歩道をたどり、往路を戻ることになる。
帝釈山の登り返しがあるが2時間弱で登山口へ帰着できるだろう。
計画書提出先 福島県警察本部もしくは南会津警察署地域課
※現地登山ポストは確認できず。
宿泊 なし。
※アクセスに苦労する場所なので桧枝岐で1泊することをおすすめする。
交通 野岩鉄道会津鬼怒川線会津高原尾瀬口駅より会津バス(沼山峠行き:1,790円)にて桧枝岐役場前バス停へ。
※馬坂峠まではタクシーまたは宿の送迎を利用することになる。
駐車場 馬坂峠登山口に駐車スペースあり。
※馬坂峠までは川俣側・桧枝岐側とも長距離の林道走行になる。
アドバイス 今年度(2017年)のオサバグサ祭りは6/3-6/18となる。
帝釈山への登路はぬかるみになることが多いので足元に注意しよう。
田代山湿原の木道は反時計回りの一方通行になっているので順路に注意すること。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《燧の湯》
桧枝岐の中心部にある日帰り温泉施設。
http://www.oze-info.jp/spot/hiuchinoyu/
おすすめ周辺情報 《まる家》
桧枝岐の郷土料理“裁ちそば”が美味しいお店。
http://www.naf.co.jp/maruyashinkan/sobamaruya.stm
《あした天気》
洋食やケーキなどが揃うログハウスのレストラン&カフェ。
http://www16.plala.or.jp/asitatenki/
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長い林道のアプローチを経て馬坂峠へ。
駐車スペースと清潔なトイレがある。
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オサバグサ祭りの期間中は登山口周辺で記念バッジを配布している。
(2017年は6月3日から6月18日まで)
毎年1,200個の数量限定。
係員は昼に居なくなる可能性が高い。
3
毎年デザインが変わるのが嬉しい。
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帝釈山までは1時間弱の登りとなる。
登山道は整備されていて歩きやすいが総じて急登が続く。
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登山道の脇にはオサバグサが群生している。
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山頂直下は岩混じりの急登となる。
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帝釈山に到着。
山頂からは会津駒ヶ岳・日光連山・至仏山・燧ヶ岳などの展望に優れる。
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山頂から鞍部への下りは急だ。
所々に岩場もあるので転倒などに注意して進もう。
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鞍部まで下ると丸太が設置された道となるが雨天時や降雨直後はぬかるみとなり歩き難いところだ。
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鞍部から田代山湿原への登りは短いが急だ。
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登りきると田代山避難小屋(弘法大師堂)に到着する。
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避難小屋の裏手から回りこんで樹林帯を抜けると田代山湿原に出る。
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一面に広がるワタスゲ。
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ヒメシャクナゲは見落としやすい。
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こちらはタテヤマリンドウ。
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チングルマの大群落も見ることができる。
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猿倉登山口への分岐を通過する。
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正面に会津駒ヶ岳を望みながら天空の散歩道を進む。
田代山湿原の歩道は反時計回りなので留意のこと。
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田代山の山頂看板に到着。
ここから北北東方向に最高点となる三角点があるが道がないので立入りは不可能だ。
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下山は往路を戻る。
帝釈山の登り返しがあるが登山口まで2時間弱で帰着できる。
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【入浴】
「燧の湯」は桧枝岐の中心部にある日帰り温泉施設。
料金は500円とリーズナブルだ。
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【おすすめ周辺情報】
桧枝岐の郷土料理といえば“裁ちそば”。
「まる家」では喉越しのよい美味しいそばを食べることができる。
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【おすすめ周辺情報】
“はっとう”も桧枝岐の郷土料理。
そば粉ともち米粉をこねて伸ばし菱形に切る。これに砂糖と少量の塩をまぶして最後にエゴマを絡めたものだ。
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【おすすめ周辺情報】
「あした天気」はログハウスのレストラン。
本格的な洋食はどれもとても美味しい。
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【おすすめ周辺情報】
多くのハーブを栽培している。
それを生かしたハーブティーやケーキのセットなどもある。
※上記の情報は記事更新日(2017年06月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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