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白根三山縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】
白根三山縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】しらねさんざん
濃い緑山行に最も適した時期
薄い緑山行に適した時期
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南アルプスの縦走と言えばまずは”ここ!”
スタンダードな縦走コースながら、変化に富んだ飽きのこないルートは満足度も高くおすすめです。
固有種の高山植物も一見の価値あり。
スタンダードな縦走コースながら、変化に富んだ飽きのこないルートは満足度も高くおすすめです。
固有種の高山植物も一見の価値あり。
※2017年07月04日更新
ルート長23.4km
登り標高差1674m
下り標高差2354m
行程概要:
広河原・吊り橋分岐(1529m)
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旧広河原山荘(1520m)
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白根御池分岐(1660m)
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大樺沢二俣(2240m)
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草すべり分岐(2740m)
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小太郎尾根分岐(2860m)
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北岳肩ノ小屋(3000m)
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両俣分岐(3100m)
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北岳(3193.2m)
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吊尾根分岐(3090m)
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トラバースルート分岐(2980m)
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中白根山(3055m)
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間ノ岳(3189.5m)
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農鳥小屋(2800m)
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西農鳥岳(3051m)
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農鳥岳(3026m)
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大門沢下降点(2828m)
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大門沢小屋(1700m)
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大古森沢出合(1235m)
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早川水系発電所取水口
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森山橋(1030m)
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大門沢ゲート
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奈良田第一発電所(866m)
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丸山林道入口
地図/標高グラフ
【南アルプス北部】白根三山縦走【特集・夏のアルプスを歩く!後編】の詳細解説
※上記の情報は記事更新日(2017年07月04日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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このルートで登る山/通過する場所
- 広河原・吊り橋分岐 (1529m)
- 旧広河原山荘 (1520m)
- 白根御池分岐 (1660m)
- 小太郎尾根分岐 (2860m)
- 草すべり分岐 (2740m)
- 北岳肩ノ小屋 (3000m)
- 大樺沢二俣 (2240m)
- 両俣分岐 (3100m)
- 北岳 (3193.2m)
- 吊尾根分岐 (3090m)
- トラバースルート分岐 (2980m)
- 中白根山 (3055m)
- 間ノ岳 (3189.5m)
- 農鳥小屋 (2800m)
- 西農鳥岳 (3051m)
- 農鳥岳 (3026m)
- 大門沢下降点 (2828m)
- 大門沢小屋 (1700m)
- 大古森沢出合 (1235m)
- 森山橋 (1030m)
- 奈良田第一発電所 (866m)
- 早川水系発電所取水口
- 大門沢ゲート
- 丸山林道入口
http://yamare.co/1oTsPK
車道を北沢峠方面へわずかに進み、左手の道から吊橋を渡ると広河原山荘を通過する。
ここから白根御池小屋への分岐までは熊の出没情報が多いところなので、各自対策をして歩くことをおすすめしたい。
分岐を通過すれば大樺沢沿いの道となり、そのまま二俣へ導かれる。
二俣の分岐を右手に進み、急な斜面を登り始める。
小太郎尾根との分岐までは急登が続くが、上部はお花畑が美しいところだ。
稜線に上がり細かなアップダウンを繰り返しながら登ると肩の小屋に到着する。
北岳は近そうに見えるが、意外と遠いので留意のこと。
日本で2番目に高い北岳の山頂は広く、多くの人で賑わうところだ。
山頂を辞して急なザレ混じりの斜面を下り、吊尾根との分岐を通過すれば北岳山荘が見えてくるはずだ。
今日はここで1泊する。
2日目は中白峰山・間ノ岳・農鳥岳を越えて大門沢小屋まで歩く長めの行程だ。
山荘を出発すれば中白峰山の登りとなるが、朝一番の運動としては適度な斜度の登りが続く。
中白峰山を通過、緩く下って鞍部から間ノ岳への登りとなる。
避雷針が設置された2つの偽ピークに惑わされるが、稜上に戻り左奥のピークが間ノ岳となる。
ここも多くの人で賑わうことだろう。
間ノ岳から下れば農鳥小屋に到着だ。
ここの支配人は登山道の状況や天気について詳しい。
この先、天候や道の状況に不安があれば尋ねてみるとよい。
農鳥小屋から西農鳥岳へ登り、いったん小さく下ると農鳥岳への登りとなる。
南西側の斜面をトラバース気味に登れば農鳥岳山頂へ達する。
山頂を後にして緩く下れば大門沢下降点だ。
ここからは長くきつい下りが大門沢小屋まで続く。
壊れた木橋を数回渡り、やがて傾斜が緩んでくれば宿泊地となる大門沢小屋に到着する。
3日目は奈良田へ下るのみだ。
橋を繰り返し渡りながら下るが、悪天候時は増水することもあるので要注意だ。
八丁坂をつづら折れで急降下すると大古森沢を渡る。
ここを過ぎると概ね歩きやすい道となり、やがて取水口の吊橋を渡る。
大きな堰堤を通過して森山橋を渡ると、ほどなく大門沢登山口に到着。
あとは舗装された車道を2kmほど下れば奈良田第1発電所のバス停にたどり着く。
※登山口に登山計画書提出ポストあり
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/kitadake-sansoh
大門沢小屋 / 090-7635-4244
http://www.daimonzawa.com/
※収容人数が少ないため夏期は大変混雑する。
山梨交通
http://yamanashikotsu.co.jp/
上記にて確認のこと。
また各都市部からの直行バスも運行されている。
奈良田に町営無料駐車場あり。
奈良田に下山となるため同所からのアクセスをおすすめする。
右俣コースに入ってからは急登が続く。
右俣コースは小太郎分岐まで落石に注意したい。
北岳山荘から農鳥岳間は尾根上で遮るものがなく悪天候時には厳しいルートとなる。
大門沢は長く辛い下りが続くので留意のこと。
逆コースは大門沢の登りが長く不向きだ。
悪天候時の行動は慎むこと。
ぬめりが強いアルカリ泉質温泉。駐車場から近く便利だ。
http://hayakawa-zaidan.com/?pid=34634695
奈良田の里温泉に併設された食堂。川魚料理など地元の食材を味わえる。
http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/meal/konbousu.html
《古民家カフェ鍵屋》
ジビエ料理や手作りのケーキを楽しめるお店。
http://cafe-kagiya.com/
《南アルプス山岳写真館》
国内には留まらずヒマラヤなどで撮影した作品は一見の価値あり。
http://hayakawa-zaidan.com/?pid=34634654
《早川財団・麓の直売所》
早川町では昔から栽培されていた幻の果物「ポポ」のシャーベットを購入できる。
http://hayakawa-zaidan.com/?pid=34634525