ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマレコのおすすめルート > 摩耶山(行者尾根)
ルートID: r1066 初級 日帰り 六甲・摩耶・有馬 2018年3月

摩耶山(行者尾根)
まやさん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
六甲山地のほぼ中央部に位置する摩耶山。
山頂まではロープウェイが通っていますが、摩耶古道と呼ばれる青谷道から行者尾根を登って沢〜岩稜と、変化のある山登りを楽しみます。桜の開花が早ければ、下山後の桜坂も楽しみのひとつです。
※2018年03月01日更新
ルート長8.3km
登り標高差657m
下り標高差657m
行程概要: 葺合高校 → 青谷バス停 → 青谷道登山口 (廿二丁)(141m) → 青谷道登山口 (廿二丁)(141m) → 静香園 観光茶園 → つくばね寮 → 上田道登り口 → 大龍院 → 大龍院 → 水場 (十一丁) → 青谷道行者堂跡(325m) → 行者尾根・老婆谷 分岐点 → 行者尾根 命崖 → 行者尾根ケルン → 行者尾根下山点 → イノシシのある展望地(604m) → アドベンチャールート分岐(全山縦走路側) → 山寺尾根方向(掬星台下 水平道)分岐点 → 摩耶山史跡公園(614m) → 旧 天上寺 仁王門 → 青谷道 上野道 分岐点 → 峠茶屋(下のアメヤ)跡 (四丁) → 八丁 / 虹の駅 分岐点 → 高圧線下展望処 → 五鬼城展望公園東テラス → 五鬼城公園登山口(160m) → 摩耶ケーブル駅 → 阪急電車王子公園駅

【六甲山地南部】摩耶山(行者尾根)の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 沢から岩稜へと変化のあるルート
  • 山頂付近からの展望
  • カフェやグルメも楽しみのひとつ
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間20
王子公園駅〜葺合高校〜青谷道登山口〜行者堂跡地〜行者尾根〜全山縦走路〜摩耶山〜上野道〜摩耶ケーブル下〜桜坂〜王子公園駅
コース概要 阪急電鉄王子公園駅より歩き始める。
王子公園を右手に見ながら進むと葺合高校・神戸海星高校と通過して住宅街を緩やかに登る道になる。
青谷道登山口からはよく整備された川沿いの道を進み、観光茶園・あけぼの茶屋と通過して行者堂跡へと歩みを進めていく。
行者堂跡からは左手の踏跡をたどり行者尾根へ向かう。
ここは踏跡もしっかりしており、ペンキマークやリボンも掛けられているので迷うことはないだろう。
尾根上の道は次第に岩混じりとなり、中間部で核心部となる大きな岩場を通過する。
ここは高度感もあるので、慎重に行動したいところだ。
ケルンが積まれた小さな広場を通過、痩せた尾根から雑木帯の中を急登すれば六甲全山路(天狗道)と合流する。
ここからは特に問題になる箇所はなく、摩耶山から掬星台へと向かう。
下山は上野道をたどるが、石段が多く急な箇所もあるので転倒には十分注意したい。
なお、開花の状況にもよるが桜坂経由で王子公園駅へ向かえば、素晴らしい桜並木を堪能できるだろう。
計画書提出先 兵庫県警察本部または灘警察署地域課
※登山口に登山ポストが確認できず。
宿泊 なし。
交通 阪急鉄道神戸線王子公園駅より。
駐車場 王子公園駅周辺に多数の有料コインパーキングあり。
アドバイス 降雪直後は軽アイゼンを持参すること。
行者尾根の岩場は難しくはないが足元に注意して慎重に行動したい。
青谷道・上野道は整備が行き届いており問題になる箇所はない。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《灘温泉水道筋店》
王子公園周辺で唯一の日帰り温泉施設。駅から徒歩約10-15分。
http://www.nadaonsen.jp/suidou_index.html
おすすめ周辺情報 《カラピンチャ》
本格的なスリランカ・カレーが楽しめる王子公園駅周辺の人気店のひとつだ。
http://karapincha.jp/blog/
《キテレツ》
肉料理全般においておすすめ。ハンバーガーはボリューミーで絶品だ。
https://www.facebook.com/756912431050099/
《みっきー食堂》
イタリアンスタイルのバール。パスタや小皿で提供される一品料理はどれも美味しい。
https://goo.gl/maps/XV195eKj1Qu
《お食事処千疋屋》
地元の人に愛される昔ながらの食堂。どれもボリューム満点で安くコストパフォーマンスに優れる。
https://www.facebook.com/459783314103229/
《青谷ベーカリー》
青谷登山口に向かう途中にある老舗のパン屋さん。総菜パンはお昼ごはんにおすすめしたい。
http://e-mon.co.jp/totsugeki/aotani_bakery/
《ドニエ》
老舗の軽食&喫茶。下山後のコーヒーブレイクにおすすめ。ここのワッフルケーキやパフェは絶品だ。
https://goo.gl/maps/SJXzyt42VDz
1
阪急電鉄の王子公園駅から歩き始める。
出口右手にはコンビニ(アズナス)があるので買い物はここで済ませよう。
2
王子公園を右手に見ながら青谷道の登山口へ向かう。
3
3月下旬になれば沿道には桜が咲き始める。
ただし年によって開花条件が異なるので要確認のこと。
4
こちらはあまり見る機会のないアーモンドの花だ。
5
葺合高校の脇を抜けて緩やかに登っていく。
途中には人気のパン屋「青谷ベーカリー」がある。昼食用に総菜パンを購入するのもいいだろう。
6
住宅街のやや傾斜が増した道をさらに登っていく。
7
青谷橋を渡ってすぐ左手が青谷道登山口だ。
8
川沿いに緩やかに登っていくと観光茶園「静香園」を通過する。
神戸市で唯一の茶畑だ。
9
さらに進むとあけぼの茶屋に到着する。
10
水飲み場を通過する。
ここはコップが置かれており冷たくはないが美味しい水を飲むことができる。
11
水飲み場からわずかな距離で行者堂跡に到着する。
左脇の踏跡が行者尾根への取り付きとなる。
12
明瞭な踏跡に導かれて高度を上げていく。
テープやペンキによるマーキングもしっかりしているので迷うことはないだろう。
13
徐々に岩場が見られるようになる。
この辺りでストックはザックにしまって両手を空けておこう。
14
中間部の岩場がこの尾根の核心部となる。
岩場を右手に向かってややトラバース気味に進む。高度感もそこそこあり気の抜けない登りだ。
15
途中からは神戸市内を一望できる。
条件が整えば淡路大橋なども見ることができる。
16
核心部の最後は急な登りだ。
ここを抜けるとケルンが積まれた小さな広場に到着する。
17
上部は痩せた岩稜が続く。
転落は致命的なので慎重に行動しよう。
18
痩せ尾根を通過すると雑木帯の急登となる。
ここまで来れば主稜線(全山縦走路)はまもなくだ。
19
小さなピーク上が行者尾根の終了点だ。
ここからは天狗道をたどって摩耶山へ向かう。
20
天狗道は細かなアップダウンを交えながら摩耶山へ続く。
21
山頂近くまで来ると長い階段の登りとなる。
22
黒岩尾根からの道を合わせて右手へ進めば摩耶山三角点ピークに到着する。
「摩耶山」の山頂看板はここに設置されている。
23
三角点ピークからわずかな距離で広々とした掬星台に到着だ。
24
掬星台は「きくせいだい」と読む。
25
掬星台の展望台から神戸市街地を望む。
六甲アイランドや大阪方面まで一望できる。
26
山頂に咲く摩耶紅梅。
例年であれば3月中旬には咲き始める。
27
摩耶山の山開き神事「摩耶詣祭」の開催も3月だ。
今年(2018年)は3月24日(土)に実施される。
28
護摩焼きは迫力ある行事のひとつだ。
29
掬星台から下山を開始する。
幾つかのルートが考えられるが最も一般的な上野道で下り始める。
30
旧天上寺周辺は長い石段の下りだ。
傾斜もあるので転倒などには注意したいところだ。
31
道なりに高度を下げれば五鬼城山公園に到着だ。
32
ここの展望台からも素晴らしい神戸の展望を得ることができる。
33
五鬼城山公園から暗く急な道を下れば登山口に到着する。
34
例年であれば3月下旬〜4月上旬には桜が開花する。
体力と時間に余裕があればぜひ摩耶ケーブル下から桜坂を経由して行きたい。
35
摩耶ケーブル下から桜坂を下る。
桜のトンネルを通って王子公園駅までのんびりと下ろう。
36
【入浴】
「灘温泉水道筋店」は王子公園周辺で唯一の日帰り温泉施設だ。
駅から徒歩約10-15分。
37
【おすすめ周辺情報】
「カラピンチャ」では本格的なスリランカ・カレーが楽しめる。
王子公園駅周辺の人気店のひとつだ。
38
【おすすめ周辺情報】
肉料理なら「キテレツ」がおすすめだ。
ハンバーガーはボリューミーで絶品。
39
【おすすめ周辺情報】
「みっきー食堂」はイタリアンバールだ。
パスタや小皿で提供される一品料理はどれも美味しい。山行後の打ち上げにもおすすめだ。
40
【おすすめ周辺情報】
「お食事処千疋屋」は地元の人に愛される昔ながらの食堂だ。
どれもボリューム満点で安くコストパフォーマンスに優れる。
41
【おすすめ周辺情報】
「青谷ベーカリー」は青谷登山口に向かう途中にある老舗のパン屋さん。
お昼にぴったりな総菜パンがおすすめだ。
42
【おすすめ周辺情報】
老舗の軽食&喫茶「ドニエ」は下山後のコーヒーブレイクにおすすめ。
ここのワッフルケーキやパフェは絶品だ。
※上記の情報は記事更新日(2018年03月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
お気に入りした人