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鹿島槍ヶ岳東尾根[バリエーションルート]
鹿島槍ヶ岳東尾根[バリエーションルート]かしまやりがたけひがしおね
濃い緑山行に最も適した時期
薄い緑山行に適した時期
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後立山連峰の秀峰「鹿島槍ヶ岳」を代表するクラシック・バリエーションルートです。
雪稜から二つの岩峰を越えてたどるルートは変化に富み、直接頂上へ抜けられるのも魅力のひとつ。総合的な雪山技術を身に付けた方におすすめしたいルートのひとつです。
雪稜から二つの岩峰を越えてたどるルートは変化に富み、直接頂上へ抜けられるのも魅力のひとつ。総合的な雪山技術を身に付けた方におすすめしたいルートのひとつです。
※2018年04月01日更新
ルート長14.5km
登り標高差1794m
下り標高差1794m
行程概要:
一ノ沢ノ頭(2004m)
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鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)
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鹿島槍ヶ岳(2889m)
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布引山(2683m)
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冷池山荘テント場
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冷池山荘(2410m)
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冷乗越(2444m)
地図/標高グラフ
【後立山南部】鹿島槍ヶ岳東尾根の詳細解説
※上記の情報は記事更新日(2018年04月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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末端部からだと藪が濃く時間と体力を消耗するので、比較的明瞭な踏み跡がある2番目の取付きから尾根を目指す。
わずかに藪を漕ぎ、ブナやシラビソの大木が現れれば東尾根に乗り上げる。
東尾根の下部は樹林帯を進み、一ノ沢ノ頭直下からは疎林帯となり鹿島槍ヶ岳方面を見渡すことができる。
一ノ沢ノ頭は広々としたピークで、遅い時間に出発した時などはここが幕営地となるだろう。
一ノ沢ノ頭からは細かなアップダウンを通過するが、尾根は痩せた部分もあるので転落には注意したい。
特に雪が少ない場合には、予期せぬ困難な場面も現れるだろう。
最後に急な登りを終えると二ノ沢ノ頭に到着する。
今日はここで幕営だ。
翌日は早い時間からの行動を心掛けたい。
二ノ沢ノ頭から痩せた尾根をたどると第一岩峰基部に到着する。
雪が多ければ中央のルンゼを雪崩に注意しながら登ればいいが、雪が少ない場合は細かなホールドを拾いながら正面のフェイス状岩壁を登ることになる。
第一岩峰を通過して緩やかに下ると東尾根の核心部となる第二岩峰だ。
中央のチムニー状から登る。
途中のチョックストーンを乗越すところはやや被り気味の登攀となり、荷物を背負っていると苦しいところだ。
これを越えればあとは滑落に注意しながら雪稜をたどる。
鹿島槍ヶ岳北峰に到着すれば、あとは吊尾根から南峰へ向かい冷池山荘へ下る。
最終日は下山となるが、赤岩尾根上部のトラバースは雪崩と滑落の危険性が高いので、爺ヶ岳よりの小ピークからまっすぐ下りること。
一つ目の岩峰下から右手の斜面を下れば西沢に出るので、あとは西俣出合まで下ればよい。
なお、降雪直後などは雪崩の危険性が高まるので西沢へ下らず赤岩尾根をそのまま下ることになる。
※大谷原に登山ポストあり。
※一ノ沢ノ頭・二ノ沢ノ頭・第一岩峰基部が幕営適地となる。
※除雪状況により大谷原より手前までの場合もあるので要確認のこと。
アルピコ交通 / 0261-23-2323
下部・上部岩壁(第一・第二岩峰)では積極的にロープを使用したい。
悪天候時は非常に厳しい登攀になるので行動は控えるようにしたい。
第一岩峰より上部は適当な幕営地がないので要注意のこと。
赤岩尾根の上部は雪崩の危険性があるので冬道をトレースすること。
赤岩尾根から西沢の下りは積雪状況を考えた上で雪崩には要警戒のこと。
※降雪の直後など雪崩の危険が高い場合には赤岩尾根を下ること。
比較的登山口に近くアクセスにも優れており便利だ。
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/
大町市民のソウルフードとも言える餃子が絶品。味・ボリューム・値段ともに満足できる逸品だ。
https://goo.gl/maps/R4F11v3tDfH2
《ヒマラヤンシェルパ》
ソル・クンブ地方のシェルパ族の方が営むネパール料理店。カレーやダルバートはまさしくネパールの味。
https://www.facebook.com/187369304615155/
《カイザー》
ジビエ料理が得意なレストラン。リーズナブルでボリューム満点だ。
https://kaiser-omachi.jimdo.com/
《豚のしっぽ》
豚料理専門店。ラーメンが美味しいと知られているがダムカレーも絶品だ。
http://buta3.jp/index.php
《お食事処 三洛》
各種定食が美味しい昔ながらの食堂。古くから地元民に愛される店のひとつだ。
https://goo.gl/maps/dB5jvz87Zgu
《藤長》
地元の人々に愛される菓子店。特に甘みを抑えたシュークリームや季節限定の生クリーム大福は絶品。
https://goo.gl/maps/yearwbSABk72