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ルートID: r1134 入門 日帰り 房総・三浦 2019年2月

【特集~春を先取り!】鋸山
のこぎりやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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房総半島の低山ながら見所満載の鋸山。
いち早く春の雰囲気を感じ取りながら、のんびりとハイクを楽しんだ後は海の幸に舌鼓を打つ。行程によってはおすすめルートの「嶺岡愛宕山」と組み合わせても面白い山行になると思います。
※2019年02月01日更新
ルート長7.4km
登り標高差321m
下り標高差319m
行程概要: 房州大福温泉 → 関東ふれあいの道・車力道分岐 下部 → 車力道入口 → 索道跡 → 車力道上り口 → 石のストックヤード跡 → 関東ふれあいの道・車力道分岐 上部 → 鋸山(329m) → 関東ふれあいの道・車力道分岐 上部 → 切通し跡 → 石切り場跡 → 日本寺山頂展望台(280m) → 鋸山日本寺表参道管理所 → 鋸山保田口バス停 → 保田駅

【房総】鋸山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 石切場の遺構を楽しむ
  • スリリングな地獄覗きからの大展望
  • 下山後に味わう海の幸
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間15
浜金谷駅〜車力道分岐〜鋸山〜石切場跡〜地獄覗き〜日本寺大仏〜根本〜保田海岸〜保田駅
コース概要 JR内房線の浜金谷駅からスタートする。
道標に従って車力道入口方面に進む。途中、内房線の高架と館山自動車道をくぐる。
車力道の入口からは緩やかに登り、やがて石畳の道となれば石切場跡に到着する。
ここから稜線までは急な石段となるので足元には十分注意したい。
稜線上にある「地球が丸く見える展望台」からは富士山や三浦半島、丹沢の山々を一望できる。
ここから細かなアップダウンの道を15分ほど進めば鋸山の山頂に到着する。
石切場跡までは往路と同じ道をたどり、車力道の分岐からは日本寺方面へと進む。
巨大な産業遺構を眺めながら岩の回廊を進むと掘削機材が放置された岩舞台を通過する。
ここから急な石段を登ると日本寺の北口入口となる。
参拝料を支払って百尺観音から地獄覗きへと進む。
さらに羅漢像が祀られた百体観音を緩く下って行けば大仏広場へと降り立つ。
あとは表参道を下り、海岸線に沿って砂浜を歩けば保田駅へと導かれる。
計画書提出先 千葉県警察本部または富津警察署地域課。
※現地登山ポストは確認できず。
宿泊 なし。
交通 JR内房線浜金谷駅より。
横浜方面からは東京湾フェリー(久里浜-金谷航路:720円)を利用すると便利だ。
駐車場 浜金谷駅周辺に有料駐車場多数あり。
アドバイス 列車またはフェリーの利用をおすすめする。
コースはよく整備されており問題箇所はないが一般観光客も多い。
日本寺は参拝料(600円)が必要だ。
サブコース 嶺岡愛宕山や伊予ヶ岳などと組み合わせて登るとよい。
鋸山から小鋸山方面に続く西尾根は危険個所がありハイキング装備ではおすすめできない。
エスケープルート 特になし。
入浴 《里の小湯》
廃校となった建物を活用した「道の駅保田小学校」内にある日帰り入浴施設。
http://hotasho.jp/yado/
おすすめ周辺情報 《ばんや》
保田漁港にある。海鮮丼や刺身もいいがここの「かき揚げ丼」はボリューム満点で食べ応えがある。
http://www.banya-grp.jp/
《さすけ食堂》
黄金アジの店として知られ平日でも並ぶ人がいるほどの人気店。ホクホクのアジフライは至極の一品。
http://sasukeshokudou.com/
《笹生精肉店》
浜金谷駅から登山口までの間にある。肉コロッケが美味い。
https://goo.gl/maps/NMzWTQNnDhz
《Pizza GONZO》
季節の素材(自然薯・海苔・シラスなど)を使った窯焼きピザが美味しい。
http://pizzagonzo.jp/kanaya.php
《カフェえどもんず》
こだわり抜いた美味しい珈琲をいただける。程よい甘さのバームクーヘンもおすすめ。
http://www.edomons.net/
1
スタートはJR浜金谷駅。
都心からは総武線経由・内房線にてアクセス。横浜方面からは東京湾フェリーで浜金谷へ渡ることができる。
2
浜金谷駅からは道標に従って市街地から車力道方面へと進む。
3
しばらく進むと内房線の高架下を通過する。
4
JRの高架を通過するとすぐに分岐となる。
ここは右手の「車力道」「観月台」方面へ進む。
5
わずかに歩くと「観月台」方面との三叉路を通過する。
ここは左手の「車力道」方面へと向かう。
6
川沿いの道を進むと「富津館山道路」をくぐる。
ここまで来ると間もなく登山口となるので見落とさないように歩きたい。
7
高速道路をくぐるとトンネルが現れる。
その手前を左手に進むと車力道の入口(登山口)となる。
8
登山口から緩やかに登っていく。
石切場から石を積み降ろすために作られた道なので堀切などの遺構も見られる。
9
徐々に傾斜が増してくると石畳の道となる。
10
石畳の道を登っていくとやがて視界が開け石切場跡に到着する。
11
ここは石を切り出した遺構だが圧倒的な迫力をもって眼前に迫ってくる。
その規模の大きさに驚くことだろう。
12
石切場跡を通過すると稜線までは急な石段の道となる。
濡れていることも多く足元には十分注意したい。
13
石段を登って分岐を右に進むと「地球が丸く見える展望台」に到着する。
天気がよければ正面には富士山や三浦半島・丹沢の山々を望むことができる。
14
展望台から鋸山へ向かう。
細かなアップダウンが続くが道はよく整備されており歩きやすい。
15
展望台から15分ほどで樹林に囲まれた鋸山の山頂に到着する。
16
鋸山の山頂を後にして日本寺方面へ向かう。
石切場跡までは往路と同じ道をたどる。
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石切場跡から日本寺方面へは遺構内を進む。
しばらくは非日常的な風景を楽しみながら歩こう。
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岩の回廊から仰ぎ見る石切場跡の遺構。
19
石切場跡を抜けるとしばらくは一般的な登山道を日本寺方面へ進む。
20
当時の掘削機材が残る「岩舞台」を通過する。
立体的に採掘されているところもあり不思議な光景が広がる。
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岩舞台を過ぎると日本寺入口まではやや急な石段の登りとなる。
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視線を上へ向けるとこれから行く「地獄覗き」が見える。
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石段を登りきると日本寺の北口管理所を通過する。
ここで拝観料(600円)を支払って園内へと進む。
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昭和35年から6年の歳月をかけて掘られた百尺観音。
高さは36mと巨大だ。
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地獄覗きへの先端部分は手すりもあり端から見るほど怖くはない。
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脇から見た地獄覗き。
下は大きなオーバーハングとなっている。
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羅漢エリアの百体観音を過ぎると道は徐々に下り始める。
28
しばらく進めば大仏広場へと降り立つ。
ここには巨大な薬師瑠璃光如来が掘られている。高さは31.05mで日本一の大きさを誇る。
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暖かい房総半島は2月下旬であれば梅や桜が開花していることもある。
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大仏広場からは表参道を仁王門へと下っていく。
31
仁王門を通過すると川沿いの道となり海へ向かって緩やかに下っていく。
32
水仙橋の手前を左に曲がって橋を渡る。
海へはその先をすぐに右折となる。
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保田駅までは国道よりも海岸線を歩くと楽しい。
東京湾を挟んだ対岸には川崎から横浜周辺の工業地帯や富士山を望む。
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海岸線を40-50分ほど歩いて適当に左手に進めば保田駅に到着する。
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【入浴】
「道の駅保田小学校」は文字通り廃校となった建物を活用した道の駅だ。
ここには「里の小湯」があるので汗を流して帰る際に立ち寄るといいだろう。
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【おすすめ周辺情報】
保田漁港にある「ばんや」は海鮮類が美味い店だ。
海鮮丼や刺身もいいがここの「かき揚げ丼」はボリューム満点で食べ応えがある。
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【おすすめ周辺情報】
黄金アジの店として知られる「さすけ食堂」は平日でも並ぶ人がいるほどの人気店。
ホクホクのアジフライは至極の一品。
38
【おすすめ周辺情報】
浜金谷駅から登山口までの間にある「笹生精肉店」の肉コロッケが美味い。
39
【おすすめ周辺情報】
「Pizza GONZO」は季節の素材(自然薯・海苔・シラスなど)を使った窯焼きピザが美味しい。
40
【おすすめ周辺情報】
「カフェえどもんず」はこだわり抜いた美味しい珈琲をいただける。
程よい甘さのバームクーヘンもおすすめ。
※上記の情報は記事更新日(2019年02月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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