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荒沢山・足拍子岳
荒沢山・足拍子岳あらさわやま / あしびょうしだけ
濃い緑山行に最も適した時期
薄い緑山行に適した時期
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12月
無雪期には藪が酷く登攀の対象とならない足拍子岳と荒沢山を繋ぐ吊尾根を縦走します。
高度感のあるナイフリッジ、際どく不安定な雪庇の処理、藪や脆い岩場の通過など高度な登攀技術が要求されます。
様々な要素が楽しめる熟達者向けの雪稜ルートです。
高度感のあるナイフリッジ、際どく不安定な雪庇の処理、藪や脆い岩場の通過など高度な登攀技術が要求されます。
様々な要素が楽しめる熟達者向けの雪稜ルートです。
※2019年03月01日更新
ルート長5.6km
登り標高差808m
下り標高差808m
行程概要:
荒沢山(1303m)
→
足拍子岳(1408m)
地図/標高グラフ
【谷川岳】荒沢山・足拍子岳の詳細解説
※上記の情報は記事更新日(2019年03月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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舗装路を進み魚野川に架かる橋を渡ると突き当りが除雪終了地点だ。カドナミ尾根へはここを左に進む。
ほどなく右手の斜面に取付き、急な樹林帯の登りとなる。
ここを登り切るとカドナミ尾根となるが、直線的で急な厳しい登りが続く。右手には雪庇が張り出すので、踏み抜かないよう十分に注意したい。
やがて小岩峰を登るが、雪が少ないと微妙なトラバースとなるので転落に要注意だ。
やがて足拍子岳へと続く稜線を分け、雪庇が複雑に張り出した雪稜を登れば荒沢山に到着する。
山頂から少し戻り、足拍子岳を目指す。
ここからは劣悪な雪稜が続くので、登攀具のしっかりと用意して挑みたい。
右手に張り出した雪庇に気を付けながら、注意深く雪稜を進む。
一部、キノコ雪状の箇所もあり、奮闘的な登攀になることもある。雪の状態によっては、潔く撤退することも考えながら行動しよう。
やがて灌木を頼りに下ればホソドノコルへの下降となる。
大きな灌木を支点にして、10mほどの懸垂下降となる。なお、残置ロープがあるがこれでは下に下ることはできない。
危険なので絶対に使用してはならない。
コルから急雪壁を登る。ここは右手の灌木を中間支点として使用できるが、スノーバーやデッドマンがあると心強い。
これを登り切ると、いよいよ核心部のナイフリッジとなる。
雪稜上は歩くことができないので、左側の斜面をトラバース気味に進む。
足元からの雪崩や雪庇の崩落、滑落には十分に注意したい。
これを通過すれば、あとは山頂へと導かれる。
ただし、山頂直下はクラックが開いていることが多く、登攀のルート取りには苦労するだろう。
左手の斜面をトラバース、その後、回り込みながら山頂に登ると確実だ。
足拍子岳からは南尾根を下るが、上部はかなり急なので滑落には十分に注意したい。
尾根は明瞭でひたすら下れば除雪終了地点へと下山できる。
なお、南尾根の夜間歩行は危険なので,途中で日が暮れた場合には無理せずビバークすること。
※土樽駅に登山ポストあり。
※行程が長いので場合によっては前泊または山中で1泊(幕営または雪洞)するとよい。
※土樽駅から荒沢山の取付き点までは徒歩約20分ほど。
※除雪終了地点に車を停めると除雪作業の邪魔になる。過去にトラブルも発生しているので気を付けよう。
※土樽駅周辺にコインパーキングなどはない。
初心者同士での入山は控えること。
1日で抜けられないパーティーも多い。ビバーク用具を必ず携帯すること。
雪上での登攀技術や確保支点の応用技術などを会得していないと通過は難しい。
ホソドノコルでは懸垂下降が必須になる。残置されているロープは決して使用しないこと。
全行程に於いて滑落や雪庇の崩落に要注意。
土樽にある共同浴場。登山口からも近く利便性に優れる日帰り温泉施設だ。
http://yuzawaonsen.com/03iwa.html
越後湯沢駅前の蕎麦店。へぎ蕎麦や天ざるなどがおすすめの店。
http://www.umaisoba.com/
《越後維新》
つけ麺の専門店で冷盛りと熱盛りが選べる。コシヒカリの米粉が練り込まれた麺は濃い目のスープと相まってとても美味しい。
https://www.ishin2010.com/
《人参亭》
地元でよく知られたとんかつ専門店。越後の特選「もち豚」を使用したとんかつはジューシーで柔らかく食べ応えのある一品だ。
http://ninjintei.net/
《レストランゆざわ》
昔ながらの街の洋食店。スパイスが利いたカレーやデミグラスソースが美味いポークカツレツがおすすめの一品。
https://goo.gl/maps/A6JG9d4bTQA2
《ぽんしゅ館》
電車であれば越後湯沢構内にある「ぽんしゅ館」での利き酒体験が楽しい。500円で5蔵分の利き酒ができる。
https://www.ponshukan-niigata.com/
《パティスリースフェール 丸屋》
地元で人気の洋菓子店。落ち着いた雰囲気のカフェスペースがある。
http://www.sphere-maruya.com/