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ルートID: r1173 初級 日帰り 御在所・鎌ヶ岳 2019年11月 日本二百名山

御在所山 【日本二百名山 No.182】
ございしょやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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11月
12月
鈴鹿山脈の名峰で日本二百名山にも数えられる御在所山。
沢あり・岩ありと変化に富んだ登山道から、その頂を目指します。交通の便に優れ、登山道も整備されている多くの人に親しまれている山のひとつです。
※2019年11月01日更新
ルート長7.9km
登り標高差861m
下り標高差861m
行程概要: (旧)三交湯の山温泉バス停(345m) → 蔵之助 → 三峯園 → 長石谷登山口(513m) → 中道登山口(550m) → 御在所岳中道裏道分岐(710m) → おばれ石(800m) → 地蔵岩(895m) → キレット(900m) → 御在所岳中道テラス(1108m) → 富士見岩(1200m) → 第一ケルン 裏道登山道九合目(1185m) → 御在所山 一等三角点(1209.37m) → 国見峠(1090m) → 藤内壁出合(808m) → 藤内小屋(660m) → 熊岩(550m) → 御在所岳裏道国道入口(469m) → 御在所岳裏道国道入口(469m) → 蒼滝不動(437m) → 御在所岳裏登山道1合目(394m) → (旧)三交湯の山温泉バス停(345m)

【鈴鹿山脈中部】御在所山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 明るく変化に富んだ行程
  • 山頂付近からの素晴らしい展望と紅葉
  • 日本二百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間
湯の山温泉〜中道登山口〜キレット〜御在所山〜国見峠〜裏道〜藤内小屋〜蒼滝〜湯の山温泉
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/MB2jRj
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/I35qvF
コース概要 公共交通機関を使用の場合には湯の山温泉から時計回りに歩き始める。
県道(車道)を1時間ほど進むと中・表登山口の分岐が左手に現われるので、道標に従ってこれを進む。
表登山道との道を分け、単管で組まれた階段を登ると中道の登山口となる。
花崗岩が風化して深く掘れた道を登り、おばれ岩を通過すればまもなく4合目にたどり着く。ここからひと登りすれば5合目に到着だ。
5合目から短い急登を終えれば地蔵岩を通過、6合目からはキレットの下降となる。決して難しい岩場ではないが、過去には事故も発生しているので注意して下りたい。
木の梯子と岩場を登り返すと7合目から8合目へと至る。
鎖が設置された岩場を下り、再度登り返せば富士見岩に到着する。ここは伊勢湾を見渡す好展望地だ。
富士見岩の展望台からわずかに進めば山上公園内を進むようになり、雨量レーダーが建つ朝陽台を通過する。
ここから裏登山道の分岐を分け、スキー場のゲレンデ内を登れば御在所山の山頂に到着する。
山頂からは国見峠への短縮道を下り、そのまま裏道へと進む。
御在所の藤内壁を見ながら下るとやがて沢沿いの道となり、藤内小屋へたどり着く。
あとは三滝川沿いに下るが、悪天候時は増水することがあり危険だ。藤内小屋で情報を得て、無理せず行動することを心掛けたい。
裏道登山口から湯の山温泉方面に進み、蒼滝茶屋を過ぎればまもなく湯の山温泉だ。
計画書提出先 三重県警察本部または四日市西警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし。
交通 近鉄湯の山線湯の山温泉駅より三重交通バス(湯の山温泉・御在所ロープウエイ前行き:350円)にて御在所ロープウエイ前バス停へ。
http://www.sanco.co.jp/
駐車場 中道登山口周辺に無料駐車場あり。
アドバイス 登山道はよく整備されており問題になる箇所はない。
中道のキレット・8合目周辺の岩場では滑落・転落に注意しよう。
国見峠からの下りは一部足場の悪い箇所があるので転倒に気を付けたい。
裏道は悪天候時に増水の影響を受けることがあるので無理な行動は控えよう。
サブコース 特になし。
エスケープルート 山頂からロープウェイに乗って下山できる。
入浴 《アクアイグニス片岡温泉》
湯の山温泉の麓にある100%かけ流しの日帰り温泉施設。レストランや店舗が併設されており質の高いサービスは満足できるものだ。
https://aquaignis.jp/spa.php
おすすめ周辺情報 《ナチュール》
御在所ロープウェイの山頂駅にあるレストラン。伊勢うどんを使ったカレーうどんは定番中の定番。寒い時期の昼食にぴったりだ。
https://www.gozaisho.co.jp/dining/
《よろゐ屋》
地元で人気のラーメン店。醤油ベースの昔ながらの味が評判。サイドメニューのあぶり肉巻きおにぎりは人気の一品。
https://goo.gl/maps/Z8HeR46t3gGuj4D49
《まつもとの来来憲》
四日市のソウルフード「とんてき」の有名店。何と言っても濃厚なタレでいただく大トンテキ定食がおすすめ。
http://matumoto-rairaiken.com/
《Cafe Snug》
居心地のよいカフェ。和洋取り交ぜたメニューはどれもとても美味しい。下山後にスイーツを楽しむのもいいだろう。
https://cafesnug.jimdofree.com/
《コンフィチュールアッシュ》
有名パティシエがプロデュースしているケーキ店。カフェスペースもあるがお土産にも最適だ。
https://aquaignis.jp/confitureH/
1
湯の山温泉バスターミナルから歩き始める。
自家用車の場合には蒼滝近くまたは登山口付近の駐車場が利用できる。
2
湯の山温泉からしばらくは三滝川沿いの県道を歩く。
3
車道を50分ほど歩くと県道は右へ大きく屈曲する。
ここに登山口への分岐があるので道標に従って左へと進む。
4
わずかに登ると表登山道との分岐となる。
ここは中・一ノ谷登山道方面へと進む。
5
頭上に国道477号線が見えてくる。
単管で作られた階段を登り中登山口へと向かう。
6
湯の山温泉から1時間ほどで御在所山の中登山口に到着する。
7
中登山口から御在所山を目指して登り始める。
花崗岩が風化し深く掘れた登山道を進む。足元はザレていて歩きにくい箇所がある。
8
やがて下山時に通る裏道との分岐を通過する。
ここが中登山道の3合目だ。
9
御在所ロープウェイの下を通過すると顕著な尾根道へと導かれる。
10
間もなく「おばれ岩」を通過する。
非常に狭く見えるが通過は特に問題ないだろう。
11
4合目を通過し深く掘れたザレ場を登っていく。
12
御在所の山頂方面を望む5合目に到着する。
ここは展望がよく休憩に最適なところだ。
13
5合目から短い急登を終えると地蔵岩を通過する。
登ることは禁じられているので興味本位で取り付かないこと。
14
6合目に到着するとキレットへの下りとなる。
鎖が設置されているがホールド・スタンス共に豊富で難しくはない。ただし過去には転落事故も発生しているので慎重に行動したい。
15
キレットからは木段をたどって7合目へ登り返す。
雨天時は滑りやすいので注意しよう。
16
7合目のかもしか広場からワイヤー梯子を登り8合目へ向かう。
17
小岩峰上にある8合目に到着する。
ここからわずかな間だが岩場が続くので転落や滑落に注意したい。
18
8合目からは尾根の北側の岩場に鎖が設置された急な下りとなる。
19
岩場を下り急登すれば富士見岩にたどり着く。
眼下に湯の山温泉や伊勢湾を望む好展望地だ。
20
8合目からひと登りすれば山上公園の歩道を歩くようになる。
21
雨量レーダーが建つ朝陽台を通過する。
週末は多くの観光客・登山者で賑わうところだ。
22
裏登山道との分岐を分けて進むと御在所スキー場のゲレンデを緩やかに登っていく。
23
更に上部ゲレンデを登ると左手に観光リフトの頂上駅が見えてくる。
ここまで登れば山頂はもうすぐだ。
24
中登山口から3時間弱で一等三角点が設置されている御在所山の山頂に到着する。
25
御在所山の最高点は三角点がある山頂からわずかに進んだ望湖台と呼ばれる所だ。
26
望湖台からの展望。
雨乞山・イブネ・クラシや天候条件がよければ琵琶湖まで見渡せる。
27
東方向には伊勢湾から四日市市街地を望む。
28
山頂を後にして国見峠へ向かう。
スキー場の脇からやや荒れたガレ場を下っていく。
29
ハンバーガー岩を通過して右に進むと国見峠に到着する。
ここから裏道を通って下山しよう。
30
峠からしばらくは樹林帯の下りだ。藤内壁を右手に見るようになると大きな岩が転がる沢沿いの道となる。
31
国見峠から40分ほど下ると藤内壁出合を通過する。
岩と紅葉のコントラストが美しいところだ。
32
トラバース気味に鎖場を下って三滝川の川床へ降り立つ。
悪天候時は増水することがあるので決して無理はしないこと。
33
わずかに下ると「兎の耳」と呼ばれる岩場を通過する。
初〜中級者向けのルートが数本ありクライミングを楽しむ人で賑わう。
34
藤内壁出合から30分強で藤内小屋に到着する。
東海・関西方面のクライマーの拠点。古くから多くの人に愛される小屋だ。
35
藤内小屋からは沢沿いに下っていく。
木橋が濡れていると滑りやすいので足元に注意しよう。
36
しばらく下ると七の渡しを通過する。
ルートは状況により変わるので注意して進もう。
37
わずかに進むと巨大なスリット堰堤の右側をくぐる。
なお増水時は通過できない。その場合には藤内小屋から10分ほどの所にある中道への分岐を右手に進み迂回する。
38
藤内小屋から30分ほどで裏道登山口に到着する。
自家用車を中登山口付近に停めた場合にはここから車道を15分ほど歩けばよい。
39
湯の山温泉へは車道に出ず左手の分岐を蒼滝方面へ進む。
40
沢沿いに進み新たに架け替えられた橋を渡る。
鞍部に建つ蒼滝茶屋を通過すればまもなく下山となる。
41
御在所裏登山道入口を通過する。
ここから湯の山温泉のバスターミナルまで10分ほどの距離だ。
42
【入浴】
「アクアイグニス片岡温泉」は湯の山温泉の麓にある100%かけ流しの日帰り温泉施設。
レストランや店舗が併設されており質の高いサービスが受けられる。
43
【おすすめ周辺情報】
「ナチュール」は御在所ロープウェイの山頂駅にあるレストラン。
伊勢うどんを使ったカレーうどんは定番中の定番。寒い時期の昼食にぴったりだ。
44
【おすすめ周辺情報】
「よろゐ屋」は地元で人気のラーメン店。
醤油ベースの昔ながらの味が評判。サイドメニューのあぶり肉巻きおにぎりは人気の一品。
45
【おすすめ周辺情報】
「まつもとの来来憲」は四日市のソウルフード「とんてき」の有名店。
何と言っても濃厚なタレでいただく大トンテキ定食がおすすめ。
46
【おすすめ周辺情報】
「Cafe Snug」は居心地のよいカフェ。
和洋取り交ぜたメニューはどれもとても美味しい。下山後にスイーツを楽しむのもいいだろう。
47
【おすすめ周辺情報】
アクアイグニス内にある「コンフィチュールアッシュ」は有名パティシエがプロデュースしているケーキ店。
カフェスペースもある。
※上記の情報は記事更新日(2019年11月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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