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ルートID: r1197 初級 日帰り 霧島・開聞岳 日本百名山

霧島山 【日本百名山 No.98】
きりしまやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
霧島山は韓国岳や新燃岳・高千穂峰などの総称です。
一般的に日本百名山のそれは、最高峰の韓国岳(1,700m)を指しています。国内最高所にある火山湖や噴煙を上げる山々など、国内ではなかなか見られない景観に感嘆することでしょう。ただし、今なお激しい火山活動を繰り返しており、登山の可不可は流動的なので事前の下調べを忘れないよう心掛けましょう。
※2020年10月15日更新
ルート長9.5km
登り標高差513m
下り標高差513m
行程概要: えびの高原(1186m) → 韓国岳登山口(1191m) → 硫黄山火口展望所(1375m) → 韓国岳五合目(1520m) → 霧島山(1700m) → 韓国岳避難小屋(1330m) → 大浪池(1411m) → 大浪池休憩所(1298m) → つつじヶ丘登山口(1180m) → えびの高原(1186m)

【霧島連山北部】霧島山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 初心〜初級者でも十分安全に楽しめる
  • ミヤマキリシマの大群落
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間10
えびの高原〜韓国岳登山口〜五合目〜韓国岳〜大浪池〜えびの〜えびの高原
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/Uf2KRv
コース概要 えびの高原の韓国岳登山口から歩き始める。
山頂まで特に問題となる箇所はないが、硫黄山方面は立入禁止となっているので注意が必要だ。
5合目を通過し、やや急な斜面をトラバース気味に登れば韓国岳の山頂に到着する。
下りは大浪池経由となるが、山頂から池までは急な木段が続く下りだ。
濡れていると滑りやすいので転倒には十分注意したい。
計画書提出先 宮崎県警察本部もしくはえびの警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし。
交通 JR日豊本線国分駅より鹿児島交通バス(霧島神宮行き:1,100円)にて丸尾バス停へ。
丸尾バス停より霧島連山周遊バス(えびの高原行き:420円)にてえびの高原バス停へ。
駐車場 えびの高原に市営有料駐車場あり。
(1日500円/2020年10月現在)
アドバイス 2020年10月現在、登山道の修復作業をしているので通行の際は注意すること。
霧島連山は活発な火山活動が見られる山だ。事前の情報収集に留意して登山を行うこと。
硫黄山や新燃岳などは行政で定められた立入禁止区域だ。
サブコース 特になし。
エスケープルート 大浪池休憩所跡からわずかな距離で大浪池登山口へ下ることができる。
入浴 《新湯温泉》
登山口に最も近い入浴施設。硫黄分が強く15分以上の入浴は危険と言われる。
おすすめ周辺情報 《焼肉厨房わきもと》
尾崎牛や霧島黒豚など国産の希少な肉が味わえる。料金は高めだが満足度の高い店だ。
https://kirishima-wakimoto.jimdofree.com/
《花いちもんめ》
ボリューム満点の定食がおすすめの食堂だ。鳥南蛮は人気の一品。
https://goo.gl/maps/onyKbWYdk9aXjPDS6
《アヴォンリー》
隠れ家的なカフェだ。アンティーク調度品や薪ストーブが落ち着いた雰囲気を醸し出している。
https://goo.gl/maps/iJKhG2qfd5ZMgqP96
《霧島蕎麦處かわぐち》
細麺だが香りと腰がしっかりと感じられる。優しい味わいの出汁との相性も抜群だ。
https://goo.gl/maps/tZMshqLHVuG2
《ココロッテ》
居心地の良い落ち着いた雰囲気の店。カフェはもちろんのことランチメニューも豊富だ。
https://goo.gl/maps/MZBQ1sC21CoUi9ST7
1
えびの高原駐車場の正面にある韓国岳登山口から歩き始める。
ここは舗装された遊歩道になっている。
2
硫黄山方面は火山活動のため通行止めとなっている。指導標に従い巻道へと進む。
(2020年10月現在)
3
巻道は緩やかに登っていく。
春(5月)にはミヤマキリシマの群落が見られるところだ。
4
ロープで規制された登山道はよく整備されており歩きやすい。
5
つづら折れで徐々に標高を上げていく。
足元には火山特有の岩石が転がっているので転倒などに注意したい。
6
通行止めになっている硫黄山からの登山道と合流する。
この付近からは硫黄山の噴気孔が目視できる。状況によっては迫力ある噴気の音を聞けるだろう。
7
登山口から40分前後で三合目を通過する。
8
三合目を過ぎると尾根上の道を進む。
山頂までは各合数の看板が設置されておりよい目安になるだろう。
9
三合目から20分ほどで五合目に到着する。
ここは展望に優れた休憩適地だ。
10
五合目からは韓国岳を正面に望みながら登っていく。
山頂へはやや右手に斜面を横切るように進む。
11
八合目まで登ると火口壁の縁へとたどり着く。
韓国岳の噴火口は想像以上に深く急峻に見える。
12
八合目からは火口壁の縁に沿って登っていく。
やや急な登りが続くが最後の頑張りどころだ。
13
ザレ気味の道を登るとやがて傾斜が緩まり山頂が見えてくる。
14
登山口から2時間半ほどで韓国岳の山頂に到着する。
週末は多くの登山者で賑わうところだ。
15
山頂からは雄大で素晴らしい展望が広がる。
南西方向には錦江湾を隔て桜島と開聞岳を望む。
16
南東方向には天を突くようにそびえる高千穂峰。
手前に見えるのは活発な火山活動を見せる新燃岳だ。
17
北東方向には祖母・傾山や市房山まで遠望できる。
18
山頂を後にして大浪池へと向かう。
正面には噴煙を上げる桜島が確認できる。
19
大浪池へは急な階段の下りが1時間ほど続く。
ここはストックがあると有効だろう。
20
階段が終わり傾斜が緩まるとやがて笹林へと入る。
ここまで下れば間もなく韓国岳避難小屋だ。
21
韓国岳の山頂から1時間弱で韓国岳避難小屋に到着する。
とても清潔な小屋だが不要不急の使用は控えたい。
22
避難小屋からは大浪池の縁を進むが足元は深く切れ落ちた絶壁になっている。
落ちればただでは済まない高さなので細心の注意を払って行動したい。
23
避難小屋から50分ほどで大浪池休憩所跡にたどり着く。
ここは大浪池登山口との分岐になっている。そちらへ下って周遊バスでえびの高原に戻る方法もある。
24
大浪池は常時水をたたえる火口湖としては国内最高所にある。
池を隔てて見えるのは韓国岳だ。
25
大浪池休憩所跡からは西回りコースで下山口へと向かう。
この辺りもミヤマキリシマの群生地になっており5月には大群落が見れる。
26
大浪池休憩所跡から50分ほどで韓国岳への分岐を分ける。
27
分岐を左へと進みえびの高原へと戻る。
細かなアップダウンがあるがほぼ下り基調の道だ。
28
えびの登山口からえびの高原までは車道を歩く。
駐車場までは10分ほどの距離となる。
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【入浴】
「新湯温泉」は登山口に最も近い入浴施設。
硫黄分が強く15分以上の入浴は危険と言われる。
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【おすすめ周辺情報】
「焼肉厨房わきもと」では尾崎牛や霧島黒豚など国産の希少な肉が味わえる。
料金は高めだが満足度の高い店だ。
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【おすすめ周辺情報】
「花いちもんめ 」はボリューム満点の定食がおすすめの食堂だ。
鳥南蛮は人気の一品。
32
【おすすめ周辺情報】
「アヴォンリー」は隠れ家的なカフェだ。
アンティーク調度品や薪ストーブが落ち着いた雰囲気を醸し出している。
33
【おすすめ周辺情報】
「霧島蕎麦處かわぐち」の蕎麦は細麺だが香りと腰がしっかりと感じられる。
優しい味わいの出汁との相性も抜群だ。
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【おすすめ周辺情報】
「ココロッテ」は居心地の良い落ち着いた雰囲気のカフェ。
カフェはもちろんのことランチメニューも豊富だ。
※上記の情報は記事更新日(2020年10月15日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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