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ルートID: r308 初級 1泊2日 剱・立山 2016年7月

立山三山縦走
たてやまさんざん

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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11月
12月
日帰りでも可能ですが、できれば内蔵助山荘に宿泊して素晴らしいご来光でも!豊富な残雪と斜面を彩る高山植物を堪能しよう。
※2016年07月01日更新
ルート長10.6km
登り標高差577m
下り標高差577m
行程概要: 祓堂社 → 雄山(3003m) → 立山(3015m) → 大汝休憩所(3000m) → 立山(3015m) → 大汝休憩所(3000m) → 真砂岳(2861m) → 別山南峰(2874m) → 剱御前小舎(2760m) → 雷鳥荘(2370m) → 血の池 → エンマ台 → みくりが池(2407m)

【立山・薬師岳・黒部源流域】立山三山縦走の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 斜面を彩る高山植物
  • 剱岳や後立山連峰の大展望
  • 黒部立山アルペンルートを使った容易なアクセス
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:3時間45
室堂〜東一ノ越〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜内蔵助山荘
2日目
歩行時間:4時間30
内蔵助山荘〜別山分岐〜別山(北峰)〜剱御前小屋〜雷鳥沢〜みくりが池〜室堂
計画書提出先 富山県警察本部または上市警察署地域課
※室堂に登山計画書提出ポストあり
※室堂に富山県警室堂派出所(期間限定)あり
宿泊 内蔵助山荘 090-5686-1250
※収容人数が少ないため夏期は混雑する場合がある。
交通 黒部立山アルペンルート扇沢駅より(扇沢〜室堂:5,860円)室堂へ。
黒部立山アルペンルート立山駅より(立山〜室堂:2,430円)室堂へ。
駐車場 扇沢・立山駅共に駐車場あり。
アドバイス アルペンルートは時期と時間帯によっては非常に混み合うので注意のこと。
余裕のある行程だができるだけ早い時間に室堂を出たい。
雄山は落石に要注意。
雷鳥沢の下りは急でザレているので足元に注意。
サブコース 特になし。
エスケープルート 悪天候の場合は真砂岳の手前から大走りを下り雷鳥平へ。
立山三山について 今回の「立山三山」は立山連峰、即ち広義の解釈ではなく狭義での解釈を採用しました。
諸説は多いのですが、宗教上の観点からだと「浄土山」「雄山」「別山」と言う立山連峰、即ち広義の意味での「立山三山」としています。
(年代によっては雄山・真砂・別山を三山としている場合もある)
これは立山信仰に於いての「三山駆け」から定義されています。
それぞれが「過去」「現在」「未来」の「三界」からなり、山の意味も決められています。
また、狭義での“立山”ですと「雄山」「大汝山」「富士ノ折立」を指しています。
(県が発行している観光用ポスターはこちらを採用)
http://buna.html.xdomain.jp/essey/tateyama.pdf
http://kanko.town.tateyama.toyama.jp/spot/
詳しくは上記でご確認下さい。

1
室堂から望む雄山〜富士ノ折立方面。
2
室堂から望む剱岳。
3
一ノ越までは雪渓が残る年がある。
アイゼンは必要ない場合が多い。
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一ノ越直下の九十九折りを登る。
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一ノ越山荘に到着。
多くの人で賑っている。
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初めての方から子供・大人・老若男女が入り乱れて登っているので、雄山への登りは落石に要注意。
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雄山の社務所前に到着。
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本当の山頂は前方に。
拝観料として500円が必要だ。
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雄山からは岩稜を進みますが、足元には十分な注意が必要。
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大汝山の山頂は縦走路から若干離れている。
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戻れば大汝休憩所。
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暫く進めば富士ノ折立。
縦走路はここで左に折れて急斜面を下りだす。
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真砂岳と内蔵助山荘が見えてくる。
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下った鞍部を回り込んだ所から見た別山。
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内蔵助山荘に到着。
こじんまりとした雰囲気の山小屋だ。
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翌朝のご来光。
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別山への稜線を辿る。
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山頂の直下は足元も悪く急な登りだ。
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別山(南峰)の山頂。
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山頂からは剱岳と源次郎尾根・八ツ峰を一望。
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別山から剱御前小屋へ下る。
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剱御前小屋。
ここには大規模なバイオトイレが設置されている。
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剱御前小屋から雷鳥平へ下る。
眼下には室堂。
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雷鳥平に到着。
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雷鳥平から室堂までは地味にきつい登りが続く。
なお、年によっては大きな雪渓が残ることもある。
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登り切るとみくりが池。
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室堂に到着。
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雷鳥さん。
立山周辺は個体数が多く、かなりの確率で見られる。
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チシマギキョウ(千島桔梗)
イワギキョウと似ているけど繊毛が生えているかいないかの違い。
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ツガザクラ(栂桜)
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ウサギギク(兎菊)
見た目が可愛い。
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雷鳥沢周辺のお花畑は圧巻だ。
※上記の情報は記事更新日(2016年07月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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