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HOME > ヤマレコのおすすめルート > 槍ヶ岳・奥穂高岳・前穂高岳縦走【特集!夏に歩きたいおすすめルート・前編】
ルートID: r324 上級 3泊4日 槍・穂高・乗鞍 「特集!夏に歩きたいおすすめルート・前編」

槍ヶ岳・奥穂高岳・前穂高岳縦走【特集!夏に歩きたいおすすめルート・前編】
やりがたけ / おくほたかだけ / まえほたかだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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7月
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9月
10月
11月
12月
槍・穂高連峰の核心部を豪快に縦走!
大キレットの通過など、一般縦走路の中では国内でも屈指の難路!この夏、ぜひチャレンジしてみては?
※2018年07月01日更新
ルート長34.1km
登り標高差1682m
下り標高差1682m
行程概要: 河童橋(1510m) → 河童橋(1505m) → 明神館(1530m) → 徳本口(1545m) → 徳沢公衆トイレ(1558m) → 新村橋(1577m) → 横尾(1620m) → 槍見河原(1671m) → 一ノ俣(1705m) → 二ノ俣(1706m) → 槍沢ロッヂ(1820m) → ババ平(2001m) → 槍沢大曲り(2093m) → 槍沢・天狗原分岐(2348m) → 槍沢・天狗原分岐(2348m) → 坊主岩屋下(2661m) → 播隆窟(2702m) → 槍ヶ岳山荘(3080m) → 槍ヶ岳(3180m) → 槍ヶ岳山荘(3080m) → 飛騨乗越(3010m) → 大喰岳(3101m) → 中岳(3084m) → 天狗原分岐 → 南岳(3032.68m) → 南岳小屋(2975m) → 最低鞍部(2748m) → 長谷川ピーク(2841m) → A沢のコル(2795m) → 北穂高小屋(3100m) → 北穂高岳(3106m) → 松濤岩のコル(3085m) → 北穂高岳南峰(3106m) → 奥壁バンド(2995m) → 最低コル(2945m) → D沢のコル(2965m) → 涸沢槍(3044m) → 涸沢岳(3110m) → 穂高岳山荘(2983m) → 穂高岳(3190m) → 紀美子平(2910m) → 前穂高岳(3090.23m) → 紀美子平(2910m) → 雷鳥広場(2838m) → 岳沢パノラマ(2664m) → カモシカの立場(2498m) → 岳沢小屋(2170m) → 見晴台(1760m) → 岳沢風穴(1716m) → 岳沢湿原・岳沢登山口 → 河童橋(1505m) → 河童橋(1510m) → 上高地バスターミナル(1504m)

【槍・穂高連峰】槍ヶ岳・奥穂高岳縦走の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 北アルプスを代表する屈指の岩稜ルート
  • 豪快な夏山縦走の醍醐味を堪能
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:4時間50
上高地〜明神〜徳澤〜横尾〜槍沢ロッジ
2日目
歩行時間:9時間30
槍沢ロッジ〜殺生ヒュッテ〜槍岳山荘〜槍ヶ岳往復〜大喰岳〜中岳〜南岳〜南岳小屋
3日目
歩行時間:6時間
南岳小屋〜大キレット〜北穂高岳〜涸沢岳〜穂高岳山荘
4日目
歩行時間:6時間20
穂高岳山荘〜奥穂高岳〜吊尾根〜紀美子平〜前穂高岳往復〜重太郎新道〜岳沢〜上高地
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/HknxuQ
計画書提出先 長野県警察本部地域部山岳安全対策課または豊科警察署地域課
※長野県警のホームページより電子申請可
※上高地バスターミナルに登山計画書提出ポストあり
宿泊 槍沢ロッジ / 090-3135-0003
http://www.yarigatake.co.jp/yarisawa/
南岳小屋 / 0263-35-7200
http://www.yarigatake.co.jp/minamidake/
穂高岳山荘 / 090-7869-0045
http://www.hotakadakesanso.com/
※繁忙期はどの小屋も混み合う
交通 松本電鉄新島々駅よりアルピコ交通バス(上高地バスターミナル行き:1,950円)にて上高地バスターミナルへ。
沢渡よりアルピコ交通バス(上高地バスターミナル行き:1,250円)にて上高地バスターミナルへ。
JR高山本線高山駅より濃飛バス(新穂高温泉行き:1,570円)にて平湯温泉バス停へ。
平湯温泉バス停より濃飛バス(上高地行き:1,160円)にて上高地バスターミナルへ。
駐車場 上高地への車の乗り入れは禁じられているので沢渡の各駐車場に停める。(1日500円〜)
アドバイス 遅くまで槍沢には雪が残ることがあるので、各小屋にアイゼンの要不要を確認のこと。
大喰岳〜中岳周辺の梯子・鎖場の通過には注意しよう。
大キレットの通過には細心の注意を払うこと。長谷川ピーク周辺は転落事故が多く発生しており、また落石などの危険性も考えられる。ヘルメットは必携、すれ違いの自己確保用に120cm程度のスリングを用意しておくといい。
初日の宿泊を殺生ヒュッテ若しくは槍岳山荘にして、翌日に北穂小屋または穂高岳山荘までの行程も考えられるが、大キレットや涸沢岳の悪場通過が午後になるのでお奨めできない。
北穂高岳〜涸沢岳間も大キレット同様に気を遣うところだ。特に亀岩〜涸沢岳間は梯子・鎖場が多く高度感もあるので、不慣れな方は立ち入るべきでは無い。
吊尾根〜重太郎新道間も足元に注意。特に重太郎新道は急で長い下りだ。
サブコース 新穂高温泉からのアプローチが考えられる。1泊目を槍平小屋、2泊目以降は同行程で最終日の下りが白出沢となる。槍ヶ岳に至るまでの行程は楽になり変化もあるが、白出沢の下りが吊尾根〜重太郎新道より長く一苦労させられる。
穂高岳山荘から奥穂高岳を往復してザイテングラードから涸沢・横尾を経由して上高地へ戻ることもできるが、涸沢から屏風ノコルを経由して徳澤へ下るパノラマコースは道が悪く、時間も倍以上を費やすことになるので注意が必要だ。
エスケープルート 氷河公園から槍沢へ下るルート、南岳新道、白出沢は悪天時エスケープには不向きなので北穂南稜かザイテングラードが考えられるが、どちらも事故の多い所なので安心はできない。
くれぐれも無理のないよう、予備日を1日設けるくらいの気持ちで計画を立てて頂きたい。
入浴 《上高地アルペンホテル》
上高地バスターミナルからも近く600円で入浴できるリーズナブルな宿泊施設だ。
http://www.m-kamikouchi.jp/alpenhotel/
おすすめ周辺情報 《上高地食堂》
美味しい料理を食べることができるが信州サーモン丼は特におすすめ。
http://www.m-kamikouchi.jp/shokudo/
《山賊弁当》
上高地バスターミナルで販売されている「山賊弁当」は人気の一品。
http://www.kamikochi.or.jp/facilities/buy/
《上高地帝国ホテル》
ここのおすすめは特製ジャンボプリン。1日20食限定の絶品スイーツだ。
https://www.imperialhotel.co.jp/j/kamikochi/index.html
《5Horn》
手作りのケーキと水出しのコーヒーを楽しむことができる。ケーキはどれも美味しい。
https://www.gosenjaku.co.jp/restaurant/5horn/
《河童焼き》
愛らしい姿で人気。上高地バスターミナルで購入することが可能だ。
http://www.m-kamikouchi.jp/shokudo/
1
【1日目】
上高地へは各方面から運行される「さわやか信州号」を利用するのが便利だ。
2
各方面から出発すると早朝には上高地バスターミナルに到着する。
夏期は多くの人で賑わう。
3
バスターミナルからわずかに歩くと河童橋だ。日中は観光客でごった返している。
4
上高地からわずかに進むとキャンプ場が併設された小梨平を通過する。
ここから遊歩道を1時間弱進むと明神に到着する。
5
明神から徳澤へ向かう。
徳澤までは一般の観光客も多いのですれ違いなどには気を付けたい。
6
明神から50分ほどで徳澤園に到着する。
7
徳澤園と言えばソフトクリームが名物だ。
8
徳澤からは明神岳や前穂高岳方面を眺めながら横尾へ向かう。
大幅な河川改修がされて梓川にそそり立っていた「立岩」などは見えなくなってしまった。
9
徳澤から1時間強の距離で横尾に到着する。
上高地からの遊歩道もここで終了となり登山道となる。
10
横尾から槍ヶ岳までは11kmの距離がある。
ちなみに上高地〜槍ヶ岳間の登山道は長野県道指定されている。
(県道279号線)
11
横尾から蝶ヶ岳の分岐を分けると登山道となる。
槍沢沿いに進めば槍見平を通過する。ここで初めて槍ヶ岳の穂先が見える。
12
一ノ俣を通過すると続けて二ノ俣の橋を渡る。
13
川床から高度を上げるようになると傾斜がきつくなる。
14
左手に水力発電装置を見ながら登ると正面に槍沢ロッジが見えてくる。
15
上高地から5時間ほどで槍沢ロッジに到着する。
1日目はここで宿泊となる。
16
【2日目】
今日は行程が長いので早出を心掛けよう。
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樹林帯の道を進み赤沢を過ぎて緩やかに登れば正面に東鎌尾根を望むババ平のキャンプ場を通過する。
ここには水場があり冷たい水を補給することが可能だ。
18
残雪の多い年には大曲りの手前から雪渓が残る。
急な斜面ではないが軽アイゼンを用意しておくといいだろう。
19
槍沢沿いに続く道を進むと槍沢大曲りを通過する。
ここは水俣乗越(東鎌尾根)との分岐点だ。
20
7-8月上旬には槍沢にも雪渓が多く残る。
21
グリーンバンドの下まで雪が残ることもある。
入山の際にはアイゼンの要不要を最寄りの山小屋に確認するといいだろう。
22
天狗原分岐に到着する。
ここから右手の斜面をつづら折れで登りながらグリーンバンドへ向かう。
23
グリーンバンド上に出るまで非常にきつい登りが続く。
24
ヒュッテ大槍との分岐となる坊主岩屋下を通過する。
正面遥か頭上に槍ヶ岳がそびえるがまだまだ遠い。
25
坊主岩小屋を通過する。
播隆上人が槍ヶ岳に登った時に使った岩屋とされている。
26
殺生分岐に到着。
ここから槍岳山荘まで試練の登りが続く。
27
殺生分岐からはつづら折れの長く辛い登りが続く。
28
最後に大槍の下をトラバース気味に登ると槍ヶ岳山荘に到着する。
槍沢ロッジから5時間半ほどだ。
29
小屋に荷物を置いて大槍を往復する。
上りと下りで道が分かれているので注意が必要だ。
なお混雑時は落石や転落に注意すること。自己確保用に120cm程度のスリングを持参すると安心だ。
30
槍の穂先へ最後のハシゴを登る。
ここも登りと下りでルートが分かれているので間違えないようにしよう。
31
山頂から見下ろすハシゴは高度感満点だ。
32
最後のハシゴを登れば待望の槍ヶ岳の山頂に到着だ。
狭い山頂は混雑することもあるので譲り合いながら早めに下り始めよう。
33
大槍を往復したら山荘で荷物を回収して大喰岳へ向かう。
飛騨乗越までは緩やかに下っていく。
34
下り切ると新穂高温泉方面との分岐となる飛騨乗越を通過する。
ここから大喰岳への登りが始まる。
35
ザレ混じりの道を登れば大喰岳の山頂だ。
頂稜部は広く幾つかの偽ピークが存在する。
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大喰岳から中岳への稜線を進む。ここからは明日歩く北穂高岳から奥穂高岳・前穂高岳方面を一望できる。
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中岳の直下にある2段のハシゴを登る。
疲れてくる時間帯なので慎重に行動するよう心掛けよう。
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ハシゴを登ると中岳の山頂に到着する。
39
中岳山頂からわずかに進むと左へほぼ直角に曲がる。
ここから緩く下り岩場を登り返すと稜線上へ復帰する。ガスっていると迷いやすい場所なので気を付けよう。
40
緩やかな稜線上を辿れば前方に天狗原への分岐と南岳(右際)が見えてくる。
41
天狗原への道を左に分けて緩やかに登り返せば南岳の山頂だ。
42
南岳からわずかに下れば南岳小屋に到着する。
清潔で売店も充実しているので空いていればかなり快適な小屋だ。
43
【3日目】
ヘルメットを被り準備を整えて出発。
南岳小屋を出るとわずかに登り返して大キレットへの入口へ向かう。
44
ルンゼ状(浅い岩溝)のザレ場からハシゴ上の岩場を下る。
この周辺は滑落・転落に要注意。
45
大キレットへは凄まじい高度感で切れ落ちている。
46
ハシゴを下ってキレットの底へ降り立つ。
高度感があるので慎重に行動したい。
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大キレットの最低鞍部付近から望む長谷川ピークと北穂高岳。
早ければこの辺りから逆方向へ向かう登山者とすれ違いだす。
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最低鞍部にあるペイント。
49
長谷川ピークへの登りは階段状の岩場を登る。
技術的に難しい箇所ではないが気を抜かないように行動しよう。
50
登り切ると高度感満点の長谷川ピークを通過する。
51
まずは信州側をトラバースしてから飛騨側を絡めて下っていく。
ホールド・足場共に豊富だが高度感があり慣れていないと難しく感じるだろう。
52
信州側に出て鎖が設置された岩場をトラバースする。
ここを通過すると再度飛騨側へ乗越す。
53
スラブ状(一枚岩)の岩場を飛騨側へ下る。
転落事故の多いところなので慎重に下ろう。
54
この岩場にはステップが設置されているので安定して下ることができる。
55
更に痩せた稜線をA沢のコルに向かって下っていく。
飛騨側の高度感が凄まじいところだ。
56
小さな広場になっているA沢のコルに到着する。
安心して休める数少ない休憩適地だ。
57
A沢のコルから飛騨側を進み飛騨泣きに取り付く。
58
ルート最大の難所である飛騨泣きを通過する。
ロープを確実に操作できれば確保するのも一つの方法だ。
59
飛騨側を上り稜上へ抜ける。
一部岩が脆い箇所もあるので落石には注意したい。
60
鎖を下りギャップ(深く切れこんだところ)へと下る。
足元がよく見えないが岩から身体を離せばステップが見えるだろう。
61
ギャップから登るとナイフリッジ状の岩場に出る。
ここは信州側へ乗越す。
62
信州側へ出るとステップの岩場を通過する。
63
いよいよ北穂高岳への登りとなる。
ここはルンゼ状(岩壁の溝)のガレ場を左上していく。
64
ルンゼ状のガレ場は浮石が多く安定しない。
人為的な落石が起きやすいので注意が必要だ。
65
少し登ると展望台だ。
荒々しい滝谷の岩場と共に北穂高小屋が間近に見える。
66
「北ホあと200m」を通過する。
67
間もなく北穂高小屋だ。
周辺は北穂高岳東稜からの踏跡が交錯しているので迷い込まないように注意したい。
68
北穂高小屋に到着。
気持ちの良いテラスで一休みするといいだろう。
69
北穂高小屋のコーヒーは注文してから豆を挽く本格的なものだ。
もちろんとても美味しい。
70
北穂高小屋からわずかに登れば北穂高岳の山頂だ。
ここからは槍ヶ岳や後立山連峰を一望できる。
71
松濤岩を回り込む様に下ると北穂分岐だ。
奥穂高岳方面に進むがこの先は大キレットよりも悪場が多い難所が続く。
72
細かなアップダウンを交えながら岩稜を進む。
滝谷へ下る踏跡に惑わされないよう注意しよう。
73
飛騨側のガリー(岩溝)を下り信州側に出る。
ザレ混じりで滑りやすく事故の多いところだ。
74
奥壁バンド(岩棚)をたどって稜上に戻る。
飛騨側への滑落に要注意。
75
やがて最低コルに到着する。
緊急時にはここから涸沢へ下ることができる。
76
亀岩を越えると涸沢岳への登りとなる。
この区間は涸沢側への転落事故が多発している場所なので細心の注意を払って行動すること。
77
長く高度感のあるハシゴを登り狭いバンドを左手にトラバースする。
78
浮石の多い岩場を詰めて山頂直下のチムニー(煙突状の割れ目)へ向かう。
落石には十分注意したい。
79
山頂直下のチムニーを登る。
設置された鎖を使って登るが狭く傾斜も急だ。
80
チムニーを抜けると涸沢岳の山頂だ。
ここまで来れば長い難所区間は終了となる。
81
涸沢岳から20分ほど下れば穂高岳山頂に到着する。
今日はここで1泊となる。
82
【4日目】
朝一番で奥穂への取付きにある2段の鉄ハシゴを登る。
渋滞する事が多いので順番を考えながら登ろう。
83
ハシゴを越えると山頂まではガレた道が続く。
左奥に見えるのが奥穂高岳の本峰だ。
84
国内第3位の高峰となる奥穂高岳に到着。
穂高岳山荘から1時間弱の距離だ。
85
奥穂から望むロバの耳とジャンダルム。
奥穂高岳から西穂高岳へは岩慣れた熟達者のみに許されたルートだ。
86
奥穂高岳から吊尾根を縦走して前穂高岳へ向かう。
山頂からわずかに下ると南稜の頭を通過する。
87
南稜の頭を過ぎると長いクサリ場の下りとなる。
滑りやすいので足元に注意したい。
88
吊尾根は基本的に岳沢側の道をたどる。
正面にはこれから向かう前穂高岳が大きくそびえる。
89
細かなアップダウンを繰り返しながら進むと最低コルの分岐に到着する。
ここは涸沢へ下る法大ルートがあるが登攀要素を含む危険なルートなのでエスケープにも不適だ。
90
前穂高岳と重太郎新道の分岐となる紀美子平に到着。
ここに荷物を置いて前穂高岳を往復しよう。
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前穂への登りは急だが難しい場所はない。
落石に注意。
92
紀美子平から30分ほどの登りで前穂高岳の山頂に立つことができる。
93
紀美子平から重太郎新道を下る。
随所に危険個所がある急な下りだ。事故も多発している場所なので注意して下ろう。
94
重太郎新道上部の要注意個所を通過する。
スラブ状の鎖場だが乾いていても滑るので気を付けよう。
95
雷鳥広場を過ぎるとほどなく岳沢パノラマに到着する。
岳沢から上高地方面を一望できる。
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樹林帯に入ってからも長いハシゴの下りがある。
この周辺も事故が多く発生しているところだ。
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紀美子平から2時間ほどの下りで岳沢小屋に到着。
急な下りもここで終わりだ。
98
岳沢小屋からは沢沿いの道をたどり樹林帯へと進む。
99
岳沢名物の天然クーラー(風穴)を通過する。
暑い日には涼しく気持ちの良い場所だ。
100
やがて足元は木道となる。
ここまで来ると間もなく岳沢登山口へ下山となる。
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遊歩道を歩いて河童橋を渡れば上高地バスターミナルはすぐそこだ。
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【入浴】
「上高地アルペンホテル」は上高地バスターミナルからも近く600円で入浴できるリーズナブルな宿泊施設だ。
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【おすすめ周辺情報】
「上高地食堂」では美味しい料理を食べることができるが信州サーモン丼は特におすすめ。
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【おすすめ周辺情報】
上高地バスターミナルで販売されている「山賊弁当」は人気の一品。
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【おすすめ周辺情報】
「上高地帝国ホテル」の特製ジャンボプリン。
1日20食限定の絶品スイーツだ。
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【おすすめ周辺情報】
五千尺ホテル内の「5Horn」では手作りのケーキと水出しのコーヒーを楽しむことができる。
ケーキはどれも美味しい。
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【おすすめ周辺情報】
愛らしい姿で人気の「河童焼き」も上高地バスターミナルで購入することが可能だ。
※上記の情報は記事更新日(2018年07月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
お気に入りした人

このルートで登る山/通過する場所