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ルートID: r466 初級 日帰り 甲信越 2017年3月

角田山(桜尾根〜灯台コース)
かくだやま(さくらおね〜とうだいこーす)

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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5月
6月
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9月
10月
11月
12月
日本海側にありながら、早い時期から山野草が咲き乱れる花の山。
オオミスミソウとカタクリの大群落は見事のひとこと。
※2017年03月01日更新
ルート長5.2km
登り標高差474m
下り標高差474m
行程概要: 桜尾根登山口(19m) → 角田山(482m) → 角田山(482m) → 三望平園地(457m) → 灯台コース分岐点(438m) → 角田岬灯台(39m) → 角田山灯台コース登山口(6m)

【角田山】角田山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 見事な山野草の群落
  • 海から登る爽快感
  • 山頂からの雄大な展望
モデルプラン
1日目
歩行時間:4時間40
桜尾根コース登山口〜灯台尾根合流点〜角田山〜三望平〜浜浦分岐点〜角田山灯台コース登山口
コース概要 角田浜の駐車場に車を停めて歩き始める。
桜尾根コースは私有地を歩くため、登山口に設置されている注意事項をよく読んでから入山しよう。
尾根に取付くとほどなく急登になるが、オオミスミソウやカタクリなどの花を見ながら登っていく。
道はよく整備されているが、降雨時などはぬかるみになることもあるので転倒には気を付けたい。
灯台コースとの合流点を過ぎれば木道となり、まもなく角田山の山頂に到着する。
山頂は広く、昼食などを兼ねてのんびりしたいところだ。
下山は灯台コースとなる。
疎林帯を抜けると目の前に日本海が広がり、遠くには佐渡島まで遠望することができる。
さらに高度を下げていくと岩場を通過、眼下に灯台が見えてくれば角田浜まではそう遠くない距離だ。
灯台を通過し海際に降り立ったら、あとは砂浜を歩いて駐車場へ戻るだけだ。
計画書提出先 新潟県警察本部または西蒲警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし
交通 JR越後線巻駅より新潟交通観光バス(海水浴場行き:510円)にて海水浴場バス停(角田浜)へ。
※期間限定で臨時バスが運行される。
http://www.city.niigata.lg.jp/nishikan/about/kankou/kakudayama/syuyubus-h27.html
駐車場 角田灯台に駐車場あり。
※登山口付近に車を停めないこと。
アドバイス 桜尾根コースは私有地であり地権者の好意で開放されているので規則は順守すること。
灯台尾根は一部ザレ場や岩場があるので転倒に注意しよう。
サブコース 逆コースも大差はない。
エスケープルート 特になし。
入浴 《岩室温泉遊雁の湯 よりなれ》
新潟市の健康増進センターの一角に建つ日帰り温泉施設。清潔でリーズナブルだ。
http://yorinare.com/
おすすめ周辺情報 《寺泊港》
新潟県でも有数の水揚量を誇る寺泊港。アメヤ横丁は鮮魚の購入や食べ歩きが楽しめる。
http://www.niigata-inet.or.jp/teradomari/
《海風亭日本海》
新鮮な魚介類を使ったランチは種類が豊富で数量限定のものも。
http://teradomari.jp/
《分水堂菓子舗》
全国の物産展で1位をとったパンダ焼きはお土産に最適。
https://goo.gl/maps/8eZCRHrYBSF2
1
角田浜の駐車場。
早朝から満車になることもあるので要注意。
2
桜尾根登山口。
注意書きの看板をよく読んでから歩き始めること。私有地だということを忘れないように。
3
オオミスミソウ
(雪割草)
のっけから急な登りだが5分も歩けば大群落に出合う。
4
白花のオオミスミソウ。
5
カンスゲ
(寒菅)
6
部分的な急登もあるが概ね歩きやすい。
ただし雨天後はぬかるみになることもある。
7
カタクリ
(片栗)
角田山の片栗は発色のよいものが多い。
8
片栗の群落は尽きることがない。
9
数は少ないが白花の片栗も咲いている。
10
キクザキイチゲ
(菊咲一華)
角田山には大輪のものが多い。
11
キクザキイチゲ
(菊咲一華)
薄青の花も見かける。
アズマイチゲに似るが葉の切れ込みの深さで判断する。
12
イカリソウ
(碇草)
全国的に減少傾向にあるがここではまだまだ数多くの花を咲かせている。
13
コシノカンアオイ
(越ノ寒葵)
準絶滅危惧種。
ギフチョウの成長には欠かせない花だ。
14
やや傾斜が緩んでくれば山頂も近い。
15
シュンラン
(春蘭)
数はそれほど多くはないがよく探せば見つかるかも。
16
キクバオオレン
(菊葉黄蓮)
漢方薬の原料になる。
17
アブラチャン
(油瀝青)
文字通り油分が多く薪木の焚きつけに使われていた。
18
エンレイソウ
(延齢草)
通常の色味よりも濃い花が多い。
19
ミチノクエンゴサク
(陸奥延胡索)
小さな花も可憐に咲く。
20
ショウジョウバカマ
(猩猩袴)
雪解けとともに真っ先に花を上げる。
21
コシノコバイモ
(越の小貝母)
角田山では極少数。
見れたら運がいいと思って下さい。
22
キバナノアマナ
(黄花ノ甘菜)
これも数少ないが咲いていれば花の色から目立つ。
23
ホクリクネコノメソウ
(北陸猫の目草)
交雑種が多いが鮮やかな黄色が目を引く花だ。
24
灯台コースと合流すると木道となる。
山頂はまもなくだ。
25
角田山の山頂に到着。
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山頂は広く週末は多くの人で賑わう。
昼食を食べながらのんびり過ごしたいところだ。
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灯台コースで下山開始。
登山道の両側にはカタクリが満開だ。
28
海へ向かって高度を下げていく。
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ヤブツバキ
(藪椿)
多くの花粉を蓄えていて赤と黄色のコントラストが綺麗だ。
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疎林帯を抜けると正面に日本海が広がる。
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日本海に浮かぶ佐渡島と大佐渡山地。
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日本海を眺めながら尾根をたどる。
部分的に岩場もあるので転倒には注意したい。
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小さなピークを数回登り返す。
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灯台が見えてくると海岸に向かって急降下を始める。
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角田浜灯台に到着。
ここで道は右に折れる。
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砂浜に降り立つ。
海際が終了点の登山は珍しい。
37
登山終了。
あとは駐車場まで砂浜を歩くだけだ。
38
【入浴】
「岩室温泉遊雁の湯 よりなれ」は新潟市の健康増進センターの一角に建つ日帰り温泉施設だ。
清潔でリーズナブル。登山口からも車で移動すれば近いのでおすすめだ。
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【おすすめ周辺情報】
寺泊の「アメヤ横丁」は新鮮な魚介類を味わえる。
40
【おすすめ周辺情報】
「海風亭 日本海」の海老蟹天丼。ここのランチは種類が充実していておすすめ。
41
【おすすめ周辺情報】
鮮魚を買うもよし。
ものによってはとても安い。
42
【おすすめ周辺情報】
貝類や汁物・焼き物の食べ歩きも楽しい。
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【おすすめ周辺情報】
「分水堂菓子舗」のパンダ焼きは物産展で1位を取るなど有名なおやつだ。
※上記の情報は記事更新日(2017年03月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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