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ルートID: r629 中級 2泊3日 槍・穂高・乗鞍 2016年8月

燕岳・常念岳・蝶ヶ岳・大滝山縦走
つばくろだけ / じょうねんだけ / ちょうがたけ / おおたきやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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11月
12月
槍・穂高連峰の展望台!北アルプスを代表する表銀座コースから一変、歩く人も稀な大滝山〜鍋冠山から下山する変化に富んだ山行です。
※2016年08月01日更新
ルート長33.8km
登り標高差1466m
下り標高差1513m
行程概要: 中房温泉登山口(1462m) → 第1ベンチ(1666m) → 第2ベンチ(1838m) → 第3ベンチ(2006m) → 富士見ベンチ(2210m) → 合戦小屋(2350m) → 合戦山(2489m) → 燕山荘(2712m) → 燕山荘(2712m) → いるか岩(2683m) → 燕岳(2763m) → いるか岩(2683m) → 燕山荘(2712m) → 蛙岩(2684m) → 大下りの頭(2660m) → 小林喜作レリーフ(2680m) → 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐 → 大天荘(2875m) → 大天井岳(2922m) → 大天荘(2875m) → 三股への分岐点 → 常念岳(2857m) → 2512ピーク(2512m) → 2592ピーク(2592m) → 蝶槍(2655m) → 蝶ヶ岳三角点(2664.5m) → 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(2625m) → 瞑想の丘(2660m) → 蝶ヶ岳ヒュッテ(2668m) → 蝶ヶ岳(2677m) → 大滝山分岐 → 崩沢山(2542m) → 鍋冠山・小倉分岐 → 大滝山北峰(2616m) → 鍋冠山・小倉分岐 → 鍋冠山(2194m) → 冷沢登山口(1722m) → 三郷スカイライン展望台(1410m)

【槍・穂高連峰】燕岳・常念岳・大滝山縦走の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 表銀座の稜線から望む槍・穂高連峰の大パノラマ
  • 北アルプスを代表する看板ルート
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:8時間
中房温泉〜合戦小屋〜燕山荘〜燕岳往復〜蛙岩〜喜作レリーフ〜大天荘
2日目
歩行時間:8時間10
大天荘〜大天井岳往復〜東大天井岳〜常念小屋〜常念岳〜最低鞍部〜蝶槍〜蝶ヶ岳ヒュッテ
3日目
歩行時間:6時間45
蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶ヶ岳〜大滝山〜八丁ダルミ〜鍋冠山〜林道ゲート〜展望台
計画書提出先 長野県警察本部または安曇野警察署地域課
※中房温泉登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 大天荘 090-5686-1250/蝶ヶ岳ヒュッテ 090-1056-3455
交通 JR大糸線穂高駅より南安タクシーバスまたは安曇野観光バス(中房温泉行き:1,700円)にて中房温泉バス停へ。
駐車場 中房温泉に駐車場あり。
※中房温泉の駐車場は常に満車状態となる事が多いので、その時には穂高駅周辺からバスに乗る様に誘導される。
※自家用車を利用の場合には回送サービスを使う事になる。
http://www.yamareco.com/modules/weblinks/viewcat.php?cid=62&sortid=0&page=1
(回送サービス一覧)
アドバイス 初日は行程が長いので中房温泉を出来るだけ早い時間に出発したい。
常念岳からの下りはザレ場の急な下りなので足元に要注意。
北アの前山は落雷が多く事故も多発しているので十分に注意すること。
鍋冠林道の歩行を嫌えばゲートまでタクシーを呼ぶことが可能。
サブコース 特になし。
エスケープルート 蝶ヶ岳から三股または横尾への道が考えられる。
悪天候時に常念小屋から一ノ沢を下るのは増水の危険性などを考えるとお奨めできない。
常念小屋から西へ下る一ノ俣谷は廃道になって久しい。絶対に立ち入らないように。
1
お馴染みの中房温泉合戦尾根の登山口。
いつも多くの人で賑わっている。
2
合戦尾根はのっけから急登。
3
水場のある第一ベンチに到着。合戦尾根のベンチはおおよそ30分間隔で設置されていて歩き易い。
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合戦小屋の荷揚げ用索道の下を通過すると第二ベンチは近い。
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第二ベンチ。
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第二ベンチからは緩急混じりの道となる。
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第三ベンチ。上段と下段に分かれているので人が多い時などはどちらか一方へ。
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第三ベンチからは再び急な登りとなる。
焦らずじっくり腰を据えて。
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富士見ベンチに到着。
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富士見ベンチを過ぎると気持ち傾斜も緩くなり、燕岳らしい風化した花崗岩の道を進む。
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もうすぐ合戦小屋。
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合戦小屋に到着。
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ここはスイカの販売で有名だ。
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夏には最高の逸品。
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合戦小屋から僅かに登れば合戦沢ノ頭。
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展望が開けて槍ヶ岳がドーン!!
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正面には燕山荘が見えてくる。
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花崗岩の砂礫帯を進む。少しだけ岩場もあるが難しくはない。
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燕山荘直下のお花畑を進む。
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テント場が見えて来たら左に回り混むと燕山荘はもうすぐだ。
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燕山荘に到着。
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燕山荘から燕岳を望む。山頂まで20分程の距離だ。
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燕山荘かお馴染みのイルカ岩を通り過ぎる。
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砂礫帯を進むと山頂が目の前に。
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燕岳山頂。
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燕山荘まで戻って大天井岳方面へ向かう。
ここから表銀座の始まり。
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右手には北鎌尾根を従えた槍ヶ岳。
正面には蛙岩。
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蛙岩を越えて一歩きすると大下りの頭。
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大下りから大天井岳を遠望。
殆どは信州側(尾根の左手)を進む。
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鎖と梯子で切通岩を喜作レリーフへ下る。
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喜作レリーフ。
喜作新道を開いた本人。
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降り立ったコルから階段を登る。
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登り切った所が大天分岐。
右は東鎌尾根方面なので左へ。
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大天荘へは大天井岳の山腹をトラバースして行く。
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大天荘に到着。
今日はここで1泊。
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夕食は肉と魚と選べる。
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翌日の朝食。
しっかり食べてから出発しよう。
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小屋から大天井岳山頂までは往復で20分ほど。
山頂からは槍ヶ岳から穂高連峰まで一望!!
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大天荘から常念に向けて出発。
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気持ちのよい道が続く。もちろん展望も最高だ。
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最後のピークを越えると常念小屋と常念岳が目前に。
ここの下りは思いのほか長くてガラが続く。
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常念小屋を通過。
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常念岳への登りは地味にきつい。
途中に偽ピーク(実際には肩)があるのでご注意を。
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常念岳の山頂。
素晴らしい展望だ。
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常念からの下りは大雑把な岩が多く、足元も安定しないので注意。
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前方には蝶槍がくっきり。
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一旦、森林限界下まで下り細かなアップダウンが続く。
とても辛い所。
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蝶槍へは急登。
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最後に森林限界を抜けて這松帯に入ると蝶槍の山頂へ。
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蝶槍から蝶ヶ岳ヒュッテまでは緩やかな散歩道の様。
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横尾への道を分ける。
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蝶ヶ岳ヒュッテに到着。
ここで2泊目。
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翌朝、穂高連峰を望みながら蝶ヶ岳ヒュッテを出発。
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すぐに三股との分岐。
大滝山方面へ向かう。
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暫くは池塘が続く気持ちの良い道だ。
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大滝山北峰。
地味な存在だがこのマイナー感がいい。
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下り出しはお花畑の低木帯を進む。
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やがて鬱蒼とした樹林帯に入り八丁ダルミ緩くを下る。
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下りに飽きてきた頃に軽く登り返して鍋冠山へ。
展望は皆無な地味な山。
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冷沢登山口に到着。
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林道を1時間歩いてゲートへ。
場合によってはここまでタクシーは入ってくる。
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回送サービスを利用した場合にはさらに下って展望台まで歩く。
※上記の情報は記事更新日(2016年08月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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