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ルートID: r641 中級 日帰り 北陸 2018年10月 日本百名山

荒島岳 【日本百名山 No.88】
あらしまだけ(かどはらこーす)

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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9月
10月
11月
12月
福井県で唯一の百名山。美麗な山容と素晴らしいブナ林の紅葉を楽しみ、山頂からの展望を満喫する山行です。
※2018年10月01日更新
ルート長11.4km
登り標高差1250m
下り標高差1250m
行程概要: 勝原スキー場跡(350m) → トトロの木 → 深谷ノ頭(1015m) → シャクナゲ平(1204m) → 佐開分岐 → もちが壁(1190m) → 前荒島(1415m) → 中荒島岳(1445m) → 荒島岳(1523.5m) → 中荒島岳(1445m) → 前荒島(1415m) → もちが壁(1190m) → 佐開分岐 → シャクナゲ平(1204m) → 深谷ノ頭(1015m) → トトロの木 → 勝原スキー場跡(350m)

【荒島岳】荒島岳(勝原ルート)の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • ブナ林の美しい紅葉
  • 変化に富んだ歩き応えのあるルート
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間30
勝原駅〜勝原スキー場跡駐車場〜トトロの木〜シャクナゲ平〜荒島岳〜往路を下山〜勝原駅
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/9ygQtu
コース概要 歩き始めは勝原スキー場跡の駐車場からだ。
舗装された林道を進むが、スキー場内の急斜面を急登する。歩き始めから辛い登りだが、ペースを乱さずにゆっくり登ろう。
林道の終点から右手に進めばスキー場の最上部に到着する。
最上部からわずかに登れば荒島岳の勝原登山口となる。通常であれば麓から1時間ほどで到着できるだろう。
登山道は美しいブナ林を進む。
尾根上の道は10月下旬になれば素晴らしい紅葉で彩られ、登山者の目を楽しませてくれる。
台風の影響で倒れてしまったトトロの木を通過、段差の大きな階段を登れば深谷ノ頭に到着する。
ここからしばらくはアップダウンを交えながら進むが、やがて階段が続く急登となる。
登り切ると主稜線上の小ピークとなるしゃくなげ平だ。
しゃくなげ平からわずかに下ると「もちがかべ」と呼ばれる急登が始まる。岩場や梯子が多いので滑落や転落には十分に注意したい。
「もちがかべ」を登り切ると笹が混じる道となり、やがて前荒島を通過する。
さらに一度下るが、鞍部から登り返せば祠が建つ荒島岳の山頂に到着する。
下りは往路を戻るが「もちがかべ」の急な下りでは足元に注意したい。
計画書提出先 福井県警察本部または大野市警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし
※交通の便に難があるので遠方からの場合は前泊が必要。
交通 JR美越北線勝原駅より。
(勝原駅よりスキー場跡駐車場まで徒歩約20分)
駐車場 登山口(勝原スキー場跡)に無料駐車場あり。
アドバイス 2018年9月の台風により倒木が多い。
10月-11月はブナの素晴らしい紅葉が楽しめるのでおすすめしたい。
前荒島までの「もちがかべ」は急な岩場や梯子が連続する。滑落や転落には十分注意すること。
標高差が大きく体力を要するので万全な体調で挑みたい。
サブコース 中出コースを下り下唯野駅まで歩くルートがある。
エスケープルート 特になし。
入浴 《九頭竜温泉・平成の湯》
ホテルに併設された日帰り温泉施設。登山口からはやや離れているが落ち着いて入浴できる。
http://www.hotelfurearuizumi.com/
おすすめ周辺情報 《福そば本店》
越前名物の美味しい「おろし蕎麦」がいただける。 越前大野駅から徒歩圏内にある。
http://www.fukusoba.co.jp/hyousi.htm
《田嶋屋》
地元の人たちに人気のメニューが豊富な食堂だ。特に揚げ物が美味しい。
https://www.facebook.com/tajimaya.etizen.ono/
《麺屋ぜん》
鶏ベースのあっさりとしたスープが美味しい梅塩ラーメンがおすすめ。
https://goo.gl/maps/7P9pvDgmaVp
《お好み焼きひろの》
地元の人に愛される老舗の鉄板焼き店。チーズ入りのお好み焼きは絶品だ。
http://okonomiyaki-hirono.jp/
《モモンガコーヒー》
豆の販売から焙煎まで手掛けるカフェ。ケーキやスイーツの提供もしている。
https://www.momongacoffee.com/
1
勝原スキー場跡の駐車場からスタート。
電車の場合は勝原駅より約30分の距離だ。
2
駐車場より舗装された林道を登っていく。
急な斜面を直登する急勾配の道だ。
3
舗装された林道を登り切ると小さな広場を通過する。
ここは道標に従って右へ進みスキー場の最上部へ向かう。
4
スキー場内の道は一気に高度を上げていく。
眼下には九頭竜川の流れと経ヶ岳の展望が広がる。
5
索道の残骸がある所がスキー場の最上部だ。
6
スキー場の最上部からわずかに進むと荒島岳の勝島登山口となる。
駐車場から約1時間の距離だ。
7
登山口からは美しいブナ林を緩やかに登っていく。
例年であれば10-11月中旬辺りが紅葉の盛りとなる。
8
地元の人々に愛され保護されてきた「トトロの木」は2018年9月の台風21号(チェービー)の通過に伴い倒れてしまった。
この木以外にも大きなブナの倒木があるので注意を払って通過したい。
9
ブナの根が複雑に入り組んだ尾根道を登っていく。
足を引っかけて転倒などしないように気を付けたい。
10
白山ベンチに到着する。
年によって異なるが10月の後半になれば冠雪した白山を望むことができる。
11
白山ベンチからは階段混じりのやや急な登りとなる。
階段の段差が大きいのできつく感じるところだ。
12
ひと登りすると深谷ノ頭に到着する。
ピークとしての形状ではなく尾根状の平地になっている。
13
深谷ノ頭からしばらくは細かなアップダウンを繰り返しながら進む。
14
稜線に出る前は階段組みの急登だ。
15
急な登りを終えると主稜線上の小ピークとなるしゃくなげ平に到着する。
ちょっとした広場になっており多くの人で賑わう所だ。
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しゃくなげ平から前荒島までの鞍部へは緩い下りとなる。
17
鞍部まで下り切ると「もちがかべ」の登りが始まる。
階段の段差が大きく勾配も急できつい所だ。
18
途中には岩場もある。
雨天中や濡れている時などは滑りやすいので十分に注意したい。
19
笹混じりの道となれば「もちがかべ」の急登も間もなく終わりとなる。
20
「もちがかべ」を登り切ると前荒島に到着する。
ここもピークと言うよりは尾根上の「肩」になる。
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前荒島から下れば荒島岳への最後の登りとなる。
22
やがて前方に祠が見えてくれば荒島岳の山頂に到着だ。
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スキー場の駐車場より3時間半-4時間ほどで荒島岳の山頂に到着する。
福井県で唯一の日本百名山。
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山頂からは360°の大展望が広がる。
正面に見えているのは釈迦岳から白山本峰・別山・二の峰だ。
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こちらは木曽御嶽山から乗鞍岳。
乗鞍岳の奥には蓼科山が見え木曽御嶽山の右手には中央アルプスがそびえる。
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下山は往路と同じ道を下るが「もちがかべ」の下りは急で事故が多い箇所だ。
滑落や転落に注意して慎重に下ろう。
27
【入浴】
「九頭竜温泉・平成の湯」はホテルに併設された日帰り温泉施設。
登山口からはやや離れているが落ち着いて入浴できる。
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【おすすめ周辺情報】
「福そば本店」では越前名物の美味しい「おろし蕎麦」がいただける。
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【おすすめ周辺情報】
地元の人たちに人気の「田嶋屋」はメニューが豊富な食堂だ。
特に揚げ物が美味しい。
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【おすすめ周辺情報】
「麺屋ぜん」は鶏ベースのあっさりとしたスープが美味しい梅塩ラーメンがおすすめ。
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【おすすめ周辺情報】
「お好み焼きひろの」は地元の人に愛される老舗の鉄板焼き店。
チーズ入りのお好み焼きは絶品だ。
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【おすすめ周辺情報】
「モモンガコーヒー」は豆の販売から焙煎まで手掛けるカフェ。
周辺の美味しいコーヒーを飲むならここがおすすめだ。
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【おすすめ周辺情報】
「モモンガコーヒー」ではケーキやスイーツの提供もしている。
※上記の情報は記事更新日(2018年10月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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