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ルートID: r758 初級 日帰り 奥秩父 2019年11月

大菩薩嶺・小金沢山・牛奥ノ雁ヶ腹摺山
だいぼさつれい / こがねざわやま / うしおくのがんがはらすりやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
容易なアクセスで人気が高い大菩薩嶺と、気持ちの良い笹原歩きが楽しい牛奥雁ヶ腹摺山に登るハイキングルート。
歩いていて気持ちの良い尾根道は富士山や南アルプス・道志山系の展望に優れています。
※2019年11月01日更新
ルート長11.5km
登り標高差472m
下り標高差684m
行程概要: 福ちゃん荘テント場(1700m) → 福ちゃん荘(1705m) → 雷岩(2040m) → 大菩薩嶺(2056.94m) → 雷岩(2040m) → 神部岩(2000m) → 賽ノ河原(1933m) → 親不知ノ頭(1951m) → 大菩薩峠(1897m) → 熊沢山(1978m) → 石丸峠(1933m) → 天狗棚山(1957m) → 狼平(1870m) → 小金沢山(2014m) → 牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1990m) → パノラマ岩(1922m) → すずらん昆虫館前(1370m)

【大菩薩】大菩薩嶺と牛奥ノ雁ヶ腹摺山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 富士山の展望
  • 美しいカヤト原と気持ちの良い尾根道
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:8時間10
上日川峠〜福ちゃん荘〜雷岩〜大菩薩嶺〜介山荘〜天狗棚〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜日川林道〜すずらん昆虫館前バス停
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/20Q7lQ
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/DpvA2n
コース概要 上日川峠に建つロッジ長兵衛脇から登山道を歩き始める。
福ちゃん荘までは特に問題になる箇所もなく、散歩気分で歩けるだろう。福ちゃん荘からは唐松尾根を登り、雷岩から大菩薩嶺へ向かう。
途中からは富士山や奥秩父方面の展望が素晴らしい。
展望のない大菩薩嶺から大菩薩峠に建つ介山荘まで下るが、霜が降りた時などはぬかるんで滑りやすくなるので注意が必要だ。
峠から熊沢山を越えて、気持ちのよい笹原を下ると石丸峠にたどり着く。
ここから小金沢山への登りとなるが、やや倒木が多く道が荒れている。テープなどをしっかり確認して進もう。
秀麗富嶽十二景のひとつに数えられる小金沢山の山頂に立てば、再び素晴らしい展望が広がる。
ここからはほぼ平坦な笹尾根を30分ほど進めば牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着する。
あとは昆虫館前のバス停まで下るだけだが、日川林道との合流からバス停までは迷いやすい箇所があるので注意したい。
計画書提出先 山梨県警察本部または日下部警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし
交通 JR中央本線甲斐大和駅より栄和交通バス(上日川峠行き:1,000円)にて上日川峠バス停へ。
※バスの本数が少ないのでタクシーの利用も考えられる。
駐車場 上日川峠周辺に駐車場あり。
※周回コースとして成立しないので公共交通機関の利用が便利だ。
アドバイス 下山後のバス(昆虫館前より)は11/1より正常運行となる。詳しくは下記(栄和交通)を参照のこと。
http://eiwa-kotsu.jp/
現在(2019.11/1)台風による水害のため裂石温泉から上日川峠まで車の乗り入れはできない。
登山道はよく整備されており問題になる箇所はない。
気象条件によっては積雪を見る場合があるので事前の情報収集を忘れずに行うこと。
サブコース 滝子山までの縦走(小金沢連峰)は健脚向きの長大なコースだ。
エスケープルート 天狗棚(石丸峠)から小屋平へ下ることが可能。
入浴 《天目山温泉 やまとふれあいやすらぎセンター》
甲斐大和駅方面に向かう途中にある日帰り温泉。下山口から最も近い入浴施設だ。
http://www.daibosatsu-kankou.com/facility/yamato_tenmoku_hotspring.php
おすすめ周辺情報 《天庭》
笹子トンネル入口に近い国道20号線沿いにある食事処。どの料理も美味しく店の雰囲気もよい隠れた名店。
https://goo.gl/maps/oJT8NfhJJ71fT6zX9
《大衆食堂しらかば》
その外見から入店難易度が高めだが味は確かでリーズナブル。特にホルモン焼き定食は満足の一品。
https://goo.gl/maps/H3YEF8AktpuJdLCu5
《さはんじ》
甲斐大和駅近くにあるハムカツに特化した洋食店。ハムカツのプレートメニューやカレーがおすすめ。
https://www.facebook.com/sahanji7yamitukihamukatu/
《サンガムcafe》
簡易宿泊施設に併設された可愛いヤギがいるカフェ。オーガニック素材にこだわったカレーの数々はどれを食べても美味しい。
https://daikokuya-sangam.on.omisenomikata.jp/
《つぐら舎》
落ち着いた雰囲気のカフェ。地元の食材を生かしたパンケーキやスイーツ類はどれもおすすめだ。
https://www.facebook.com/tugurasya/
1
上日川峠のロッジ長兵衛脇にある登山口から歩き始める。上日川峠は多くの人で賑わい公共交通機関・駐車場は混雑する。
2
上日川峠からよく整備された登山道を福ちゃん荘へ向かう。
登りは緩くとても歩きやすい。
3
上日川峠の登山口から20分ほどで福ちゃん荘に到着する。
タクシーであればここまで乗車可能だ。
4
福ちゃん荘を出発すると唐松尾根(大菩薩嶺)と大菩薩峠との分岐を通過する。
ここは左手の唐松尾根から雷岩を目指す。
5
唐松尾根はとても歩きやすく快適な道が続く。
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稜線が近づいてくると岩混じりの急登となる。
雨上がりなどは滑りやすい箇所なので足元に注意しよう。
7
振り返れば甲府盆地が眼下に広がる。
背後にそびえるのは南アルプスの白根三山と鳳凰三山だ。
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福ちゃん荘から1時間ほど唐松尾根を登ると稜線上の雷岩に到着する。
ここに荷物を置いて大菩薩嶺を往復しよう。
9
雷岩から真南の方角に大きくそびえる富士山。
好天に恵まれれば吉田口の登山道まで目視できるだろう。
10
西側には南アルプスの白根三山を望む。
右から北岳・間ノ岳・農鳥岳。
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雷岩から稜線上をたどると樹林帯の緩い登りとなる。
年によっては積雪を見ることもあるがアイゼンが必要になることは極稀だ。
12
雷岩から10分ほどの登りで大菩薩嶺に到着する。
ここは樹木に囲まれていて展望が利かない。
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山頂から雷岩まで下り介山荘へ向かう。
笹原の気持ちの良い尾根道だが霜が融けるとぬかるみになり滑りやすい。
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雷岩から30分ほど下ると避難小屋が建つ賽ノ河原を通過する。
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親不知ノ頭から足元に注意して下ると眼下に介山荘(大菩薩峠)が見えてくる。
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賽ノ河原から10分ほど下れば介山荘がある大菩薩峠に降り立つ。
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介山荘は多くの人で賑わうところだ。
宿泊はもちろんのこと軽食の販売や土産物も取り揃えている。
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介山荘から熊沢山を越えると気持ちの良い笹原の道が石丸峠まで続く。
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介山荘から30分ほどで笹原が気持ち良く解放感満点の石丸峠に到着する。
展望もよい休憩適地だ。
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牛ノ寝の分岐を通過し天狗棚から狼平を通過する。
正面に見えるのがこれから向かう小金沢山だ。
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小金沢山へは鬱蒼とした樹林帯を登る。
倒木が多く道も不明瞭な箇所があるのでテープを頼りに進もう。
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石丸峠から1時間強の登りで秀麗富嶽十二景の小金沢山に到着する。
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山頂からは南へ連なる小金沢連峰と牛奥ノ雁ヶ腹摺山・富士山を望む。
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小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山の間は笹原の気持ちの良い道が続く。
道もほぼ平坦だ。
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小金沢山から30分ほどで牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)にたどり着く。
ここは日本一長い山名(14文字)だ。
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奥牛ノ雁ヶ腹摺山から主稜線を外れ立ち枯れが目立つ尾根を上日川ダム方面へ向かう。
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山頂からわずかに下るとパノラマ岩と呼ばれる展望地に到着する。
眼下には大菩薩湖と奥秩父の山々を遠望する。
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防獣ネットに沿って伐採地を下っていく。
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伐採地を下ると間もなく日川林道を横切る。
ここにも防獣ネットがあるので開けたら閉めることを忘れずに通過したい。
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日川林道を横切り刈り払いされた道を30分ほど下れば昆虫館前のバス停に下山できる。
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【入浴】
「天目山温泉 やまとふれあいやすらぎセンター」は甲斐大和駅方面に向かう途中にある日帰り温泉。
下山口から最も近い入浴施設だ。
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【おすすめ周辺情報】
笹子トンネル入口に近い「天庭」は国道20号線沿いにある食事処。
どの料理も美味しく店の雰囲気もよい隠れた名店。
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【おすすめ周辺情報】
「大衆食堂しらかば」はその外見から入店難易度が高めだが味は確かでリーズナブル。
特にホルモン焼き定食は満足の一品。
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【おすすめ周辺情報】
「さはんじ」は甲斐大和駅近くにあるハムカツに特化した洋食店。
ハムカツのプレートメニューやカレーがおすすめ。
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【おすすめ周辺情報】
「サンガムcafe」は簡易宿泊施設に併設された可愛いヤギがいるカフェ。
オーガニック素材にこだわったカレーの数々はどれを食べても美味しい。
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【おすすめ周辺情報】
「つぐら舎」は落ち着いた雰囲気のカフェ。
地元の食材を生かしたパンケーキやスイーツ類はどれもおすすめだ。
※上記の情報は記事更新日(2019年11月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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