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赤岩岳と赤岩尾根[バリエーションルート]
日窒鉱山の集合住宅跡を進み赤岩峠登山口から入山する。
麓から望む赤岩岳。
左手のスカイラン付近が正面壁でルートは奥から回り込んでいる。
しばらく沢沿いに進み左手の尾根に上がる。
ここは雰囲気的に落ち着いた小径だ。
摺り鉢状の斜面を九十九折れで登るようになればまもなく赤岩峠だ。
赤岩峠に到着。
祠が建つ西上州らしい峠の雰囲気だ。
峠から右手に進むと赤岩岳正面壁に突き当たる。
岩壁の基部を左手に進みガレたルンゼを直登する。
ルンゼを登りきった所が北稜のコルだ。
右手に進み左稜側のトラバースを交えながら登る。
北稜を登りきると赤岩岳に到着する。
山頂は樹木に覆われており展望はいまひとつだ。
山頂からいよいよ赤岩尾根の縦走が始まる。
1,583m峰のひとつ手前にある岩峰。
正面から左手に回り込む。
大きな松の木から左上する小バンドを進み稜線上に復帰する。
ここは高度感満点。
しばらく進むと赤岩尾根の核心部となる1,583m峰が正面に現れる。
1,583m峰の基部までは足場が悪いので注意したいところだ。
場合によっては懸垂下降で降りた方が早い。
クライミング要素を求めるのであれば顕著なセンターリッジを直上する。
ただし中間支点が取れないので岩角やボサを利用するなどの工夫が必要だ。
通常は基部を右へトラバースして正面の簡単なフェースを登る。
朽ちたフィックスロープが目印になる。
傾斜もなくホールドも豊富な易しい岩場だがスリップは許されない。
登りきるとしばらくは明瞭な踏跡が続き細かいピークを左右に巻きながら進む。
P4に到着だ。
ここまでで約半分の行程。
岩峰は巻くのか登るのかの見極めが大切だ。
P3手前にあるチムニー状の岩場。
右手の巻道はP3を通り越してP2手前まで伸びる。ここは直上した方が早い。
P3に到着。
わずかな距離でP2に到着する。
正面には最後の岩峰となるP1が鎮座する。
P1への登り。
右手から巻いてピークに立つルートと正面のリッジを登るルートがある。
間もなくP1に到着だ。
P1に到着。
これで赤岩尾根の岩峰群は終了だ。
小さなピークをひとつ越して緩く下れば八丁峠に到着だ。
峠から上落合橋へ向けて一般道を下る。
沢沿いの快適な下りだ。
最後に階段を下り林道へ出れば登山は終了だ。
【入浴】
「大滝温泉遊湯館」は道の駅に併設された日帰り温泉施設だ。
【おすすめ周辺情報】
雰囲気満点の古民家で営業する「そば処紺屋」は腰が強く香り高い細目の蕎麦が特徴的なお店だ。
【おすすめ周辺情報】
「車澤うどん」はやさしい味付けのうどん店。これからの時期はキノコの天ぷらも格別だ。
【おすすめ周辺情報】
「野さか」は秩父豚みそ丼発祥の店。絶妙な味の濃さと炭火の風味が素晴らしい。
【おすすめ周辺情報】
甘味処といえば地元民に愛される「喫茶にしき」のパフェがおすすめ。メニューはイラスト化されていて見るだけでも楽しい。
赤岩岳と赤岩尾根[バリエーションルート]あかいわだけ
濃い緑山行に最も適した時期
薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
上級者におすすめしたい西上州南部の県境稜線に岩峰を連ねる好ルート。近年では道径もはっきりして一昔前と比べればやや容易になりましたが、それでも慎重な行動と装備でお願いします。
※2017年11月01日更新
ルート長7.5km
登り標高差644m
下り標高差644m
行程概要:
赤岩峠
→
赤岩岳(1550m)
→
P4(赤岩尾根）
→
P3(赤岩尾根）
→
P2(赤岩尾根）
→
P1(赤岩尾根）(1589m)
→
上落合橋登山口
→
落合橋
地図／標高グラフ
【西上州南部】赤岩岳と赤岩尾根の詳細解説
1
日窒鉱山の集合住宅跡を進み赤岩峠登山口から入山する。
2
麓から望む赤岩岳。左手のスカイラン付近が正面壁でルートは奥から回り込んでいる。
3
しばらく沢沿いに進み左手の尾根に上がる。ここは雰囲気的に落ち着いた小径だ。
4
摺り鉢状の斜面を九十九折れで登るようになればまもなく赤岩峠だ。
5
赤岩峠に到着。祠が建つ西上州らしい峠の雰囲気だ。
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峠から右手に進むと赤岩岳正面壁に突き当たる。岩壁の基部を左手に進みガレたルンゼを直登する。
7
ルンゼを登りきった所が北稜のコルだ。右手に進み左稜側のトラバースを交えながら登る。
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北稜を登りきると赤岩岳に到着する。山頂は樹木に覆われており展望はいまひとつだ。
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山頂からいよいよ赤岩尾根の縦走が始まる。
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1,583m峰のひとつ手前にある岩峰。正面から左手に回り込む。
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大きな松の木から左上する小バンドを進み稜線上に復帰する。ここは高度感満点。
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しばらく進むと赤岩尾根の核心部となる1,583m峰が正面に現れる。
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1,583m峰の基部までは足場が悪いので注意したいところだ。場合によっては懸垂下降で降りた方が早い。
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クライミング要素を求めるのであれば顕著なセンターリッジを直上する。ただし中間支点が取れないので岩角やボサを利用するなどの工夫が必要だ。
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通常は基部を右へトラバースして正面の簡単なフェースを登る。朽ちたフィックスロープが目印になる。
16
傾斜もなくホールドも豊富な易しい岩場だがスリップは許されない。
17
登りきるとしばらくは明瞭な踏跡が続き細かいピークを左右に巻きながら進む。
18
P4に到着だ。ここまでで約半分の行程。
19
岩峰は巻くのか登るのかの見極めが大切だ。
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P3手前にあるチムニー状の岩場。右手の巻道はP3を通り越してP2手前まで伸びる。ここは直上した方が早い。
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P3に到着。
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わずかな距離でP2に到着する。正面には最後の岩峰となるP1が鎮座する。
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P1への登り。右手から巻いてピークに立つルートと正面のリッジを登るルートがある。
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間もなくP1に到着だ。
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P1に到着。これで赤岩尾根の岩峰群は終了だ。
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小さなピークをひとつ越して緩く下れば八丁峠に到着だ。
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峠から上落合橋へ向けて一般道を下る。沢沿いの快適な下りだ。
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最後に階段を下り林道へ出れば登山は終了だ。
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【入浴】「大滝温泉遊湯館」は道の駅に併設された日帰り温泉施設だ。
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【おすすめ周辺情報】雰囲気満点の古民家で営業する「そば処紺屋」は腰が強く香り高い細目の蕎麦が特徴的なお店だ。
31
【おすすめ周辺情報】「車澤うどん」はやさしい味付けのうどん店。これからの時期はキノコの天ぷらも格別だ。
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【おすすめ周辺情報】「野さか」は秩父豚みそ丼発祥の店。絶妙な味の濃さと炭火の風味が素晴らしい。
33
【おすすめ周辺情報】甘味処といえば地元民に愛される「喫茶にしき」のパフェがおすすめ。メニューはイラスト化されていて見るだけでも楽しい。
※上記の情報は記事更新日（2017年11月01日）時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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http://yamare.co/7p5lYt
赤岩峠への登山口から沢沿いに進み、やがて小尾根に乗り上げると里山らしい雰囲気のよい道となる。
すりばち状の源頭をつづら折りで登れば祠が鎮座する赤岩峠に到着する。
赤岩岳へは右手の道をたどる。
赤岩岳正面壁の基部を左から回り込むように進み、やがて急斜面のルンゼを登るようになる。
登り切ったところが北稜のコルとなり、さらに小さな岩場を越えて進むと赤岩岳の山頂に到着だ。
ここからは赤岩尾根をたどるが、近年では道径もはっきりしてきており目印となるテープ類も多い。
ただし、中には誤ったルートへ導くものもあるので当てにはせず自力で歩くようにしたい。
1,583m峰の手前にある岩峰は左から登るが、やや高度感があるので確実に登高したい。
1,583m峰は右手から巻き気味に登り易しいフェイス（��-）を登るが、高さがあるのでロープで確保することが望ましい。
直登する場合には正面に見える顕著なリッジ（��-）を登る。
中間支点が取り辛くランナウトするので慎重なクライミングとなるだろう。
ここを越えればP4からP3のチムニーを越えてP2〜P1へ向かう。
P1は正面のリッジを登るルートと右手からフェイスを登るルートがあるが、どちらも難易度的には大差ない。
あとはよく踏まれた道を下れば八丁峠に到着する。
ここからは沢沿いの道を志賀坂林道まで下るが、下部は急な下りが続くので転倒等には十分注意したい。
※登山口に登山計画書提出ポストあり
※出合バス停より登山口まで約2時間の歩行となる。
※自家用車での山行をおすすめする。
赤岩岳の正面壁（��-）はマルチピッチのクライミング経験者以外は取付かないこと。
ルートを外すとルートに行き詰るなど厄介なことになるので注意が必要だ。
1,583m峰を直登する場合には登攀具を持参すること。
力の揃ったパーティーであれば大ナゲシ北稜（上級向きだが技術的難易度は低い）や宗四郎南尾根からの継続も面白い。
道の駅に併設された日帰り温泉施設。
http://www.ootakionsen.co.jp/onsen/index.html
腰が強く香り高い細目の蕎麦が特徴的なお店
http://www.chichibu.co.jp/~kouya/
《車澤うどん》
やさしい味付けのうどん店。これからの時期はキノコの天ぷらも格別。
https://goo.gl/maps/RXtTRTApHEG2
《野さか》
秩父豚みそ丼発祥の店。絶妙な味の濃さと炭火の風味が素晴らしい。
http://www.butamisodon.jp/
《喫茶にしき》
甘い物であれば地元民に愛されるパフェがおすすめ。
https://goo.gl/maps/BPDV8KiSvSx