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阿弥陀岳南稜[バリエーションルート]
ここで落ちると広河原沢の底まですっ飛ぶので自己確保を忘れずに。
【技術的ポイント】
慣れていない者がいればトラバースの入口からフィックスロープを張るのもひとつの方法だ。
ユマーリングやプルージックで対応可能。
阿弥陀岳南稜[バリエーションルート]あみだだけなんりょう
濃い緑山行に最も適した時期
薄い緑山行に適した時期
1月
2月
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9月
10月
11月
12月
バリエーション入門ルートとして四季を通じて登られている阿弥陀岳南稜。経験者の元でステップアップを図るには最適なルートです。
※2017年01月01日更新
ルート長11.1km
登り標高差1185m
下り標高差1185m
行程概要:
船山十字路
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南稜広河原取付
→
立場岳(2370m)
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青ナギ(2359m)
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無名峰
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P3ルンゼ(2650m)
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阿弥陀岳(2805m)
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西の肩(岩場)(2780m)
→
西ノ肩(2775m)
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不動清水
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御小屋山(2136.7m)
→
美濃戸口・舟山十字路分岐
→
船山十字路
地図/標高グラフ
【南八ヶ岳】阿弥陀岳南稜の詳細解説
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P3基部を慎重にトラバースすればルンゼの入口に達する。ここで落ちると広河原沢の底まですっ飛ぶので自己確保を忘れずに。
【技術的ポイント】
慣れていない者がいればトラバースの入口からフィックスロープを張るのもひとつの方法だ。
ユマーリングやプルージックで対応可能。
※上記の情報は記事更新日(2017年01月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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南稜に上がれば一本調子の登りが立場山まで続く。雪が深い場合は非常な苦労を伴う場所だ。
樹林に覆われた立場山のピークを過ぎ、わずかな距離を下れば青ナギに到着する。
緊急時には青ナギの左手から広河原へ下ることができるので、エスケープルートとして覚えておくとよい。
青ナギから細かなアップダウンを繰り返しながら進むと無名峰を通過する。
幕営をする場合は無名峰〜P2間に幕場を求めるのが良いだろう。
P2を通過し,いよいよ核心部となるP3基部に到着する。左手に進むバンドをトラバースして正面のルンゼに入る。
このルンゼが氷化している場合にはピオレトラクション(ダブルアックス)が有効だ。
慎重にルンゼを登るとP4に到着するが、ここが本日のハイライト。
細かいバンドを左手に進み、正面の岩場を直上する。足場が悪いので滑落には十分な注意が必要だ。
最後にチムニー状の岩場を抜けると阿弥陀岳の山頂に到着する。
下山も摩利支天を通過するまでは気が抜けない。
特に降雪直後はナイフリッジになっていることも多く、またこれを崩したりすると雪崩を誘発する可能性があるので十分に注意を払って通過すること。
摩利支天を越えれば御小屋尾根に迷う箇所はない。
滑落に注意しながら舟山十字路へ戻る。
※現地登山ポストは確認できず
※長野県宛に電子申請を行うこと
※学林より舟山十字路まで徒歩約2時間。
※積雪状況により舟山十字路まで行けない場合もある。
冬山装備に加えて登攀具の用意も忘れずに。
降雪直後などはラッセルに終始する事もある。
P2のトラバースとルンゼの登攀は雪崩に要注意のこと。
摩利支天周辺の岩稜は高度感もあり滑落に注意したいところだ。
夏期の下降に利用される中央稜は雪崩の危険性が高いのでおすすめできない。
2015年にオープンしたばかりの温泉施設。市営のため安価で清潔だ。
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000764000/
地元でも人気が高いとんかつとイワシの専門店。
http://katsumian.com/
《ピザ&パスタ SPADA》
気軽に立ち寄ることができるピザ&パスタのお店。
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