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ルートID: r853 ☃ 雪山 1泊2日 磐梯・吾妻・安達太良 2017年1月

安達太良山
あだたらやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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12月
技術的には容易で冬山初心者でも歩くことができるたおやかな峰。名物とも言える「くろがね小屋」での宿泊も楽しみのひとつ。
※2017年01月01日更新
ルート長10.6km
登り標高差748m
下り標高差748m
行程概要: 八の字(1215m) → 勢至平分岐(1303m) → 金明水(1329m) → 塩沢分岐(1332m) → くろがね小屋(1344m) → 峰の辻(1549m) → 峰の辻(1549m) → くろがね小屋(1344m) → 塩沢分岐(1332m) → 金明水(1329m) → 勢至平分岐(1303m) → 八の字(1215m)

【安達太良山】安達太良山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 冬山の初級者でも楽しめる
  • くろがね小屋での滞在
  • 日本百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:4時間50
あだたら高原スキー場〜八ノ字〜勢至平〜くろがね小屋〜峰ノ辻〜安達太良山〜くろがね小屋
2日目
歩行時間:2時間
くろがね小屋〜八ノ字〜あだたら高原スキー場
コース概要 あだたら高原スキー場から登山を開始する。
しばらくは林道を進むが烏川を渡ると登山道となり、勢至平の台地までは急登を交えながら山腹をトラバース気味に登っていく。
勢至平は平坦に近い傾斜で緩やかに登っていくが、やがて山腹をトラバースしながら進む道となる。
ここは左上りの傾斜で、スノーシューやワカンを履いていると歩きにくいところだ。
さらに沢沿いに進めば本日の宿泊地となるくろがね小屋に到着する。
翌朝、くろがね小屋を出発して安達太良山へ向かう。
竹竿と赤布を目印に登れば矢筈森直下のトラバース斜面に入る。ここは過去にも雪崩が起きているので、十分に注意をして通過すること。
峰ノ辻から雪原を横切って進むと本峰へ取付くが、最後はわずかな登りで山頂に立つことができる。
下山は慎重に往路を戻るだけだ。
計画書提出先 福島県警察本部または二本松警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 くろがね小屋 090-8780-0302
※宿泊の3日前までに連絡が必要。
http://www.tif.ne.jp/soumu/kurogane.htm
※人気のある小屋なので週末は混雑することがある。
交通 JR東北本線郡山駅より福島交通バス(あだたら高原スキー場行き:1,200円)にてあだたら高原スキー場バス停へ。
※スキー場営業期間中のみ運行の路線バス。
※詳しくは下記を参照のこと。
http://www.fukushima-koutu.co.jp/bus/
駐車場 あだたら高原スキー場に無料駐車場あり。
アドバイス 日帰りも十分可能だ。
技術的な難易度は低いが気象条件が厳しい山なのでしっかりとした装備で挑むこと。
降雪直後はトレースが消えることがあるので道迷いに注意が必要。
山頂付近は広々としており悪天候時のホワイトアウトには細心の注意を払いたい。
矢筈森直下の斜面は雪崩に警戒すること。
(過去にも事故が発生している)
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《岳の湯》
あだたらスキー場よりほど近い岳温泉にある温泉浴場。
https://goo.gl/maps/NmopAggR1Kn
おすすめ周辺情報 《成駒食堂》
岳の湯のはす向かいにある。ソースカツ丼がおいしい食堂。
https://goo.gl/maps/3PufYuJYDwk
《若武者》
二本松で人気の高いラーメン店。
https://goo.gl/maps/MdZvTEZt7uy
1
あだたら高原スキー場の駐車場から出発。
駐車場は無料だ。
2
スキー場のパトロール詰所に登山ポストがある。
ここで登山届を提出。
3
用意を整えて出発しよう。
雪が深い場合はワカンまたはスノーシューが有効だ。
4
ゲレンデ脇を抜ければしばらくは林道歩き。
5
烏川を渡る。
6
勢至平の台地までは急登を交えながら山腹をトラバース気味に登っていく。
7
前方の視界が開けてくると間もなく勢至平の一角に飛び出す。
8
勢至平に出た。
なお悪天候時はルートを見失わないよう注意が必要な箇所だ。
9
やがて右下がりの斜面をトラバースする道となる。
ここはスノーシューを履いていると足首の自由が利かず苦労する所だ。
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左手に緩くカーブをしながら回り込んでいくと正面にくろがね小屋が見えてくる。
11
くろがね小屋に到着。
条件がよければ先に山頂へ行ってもいいだろう。
12
くろがね小屋と言えばまず温泉。
冷えた身体を温める至福のひとときを。
13
2階が客室。
開放的な1階が食堂と談話室を兼ねている。
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石炭燃料のだるまストーブ。
雰囲気のある小屋作りだ。
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夕食は名物とも言えるカレーライス。
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翌朝。
鉄山にあたる朝陽。
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竹竿の目印に従って山頂を目指します。
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前方の視界が開けると広大な雪原に飛び出す。
遮るものが無いので風が強いと歩くこともままならない場合がある。
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やがて矢筈森直下のトラバース斜面に入る。
降雪直後や強風時には雪崩に要警戒のこと。
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峰ノ辻に到着。
前方には安達太良山の山頂部が見える。なおここから先はアイゼンを装着して歩いたほうがよい。
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雪原を横切り山頂へ向けて最後の登り。
雪煙上がる山頂部。
22
安達太良山の山頂に到着。
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山頂からは眼下に猪苗代湖。
後方は那須連峰・博士山・荒海山・七ヶ岳方面。
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こちらは磐梯山から飯豊連峰方面。
すばらしい展望だ。
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あとは往路を慎重に下るだけだ。
特に気温が上がる午後は雪崩に要注意。
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【入浴】
岳温泉の岳の湯。
共同浴場だが質の良い温泉で暖まる。
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【おすすめ周辺情報】
岳の湯のはす向かいにある成駒食堂。
ヤマレコでも多くの人が紹介しているソースカツ丼は絶品だ。
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【おすすめ周辺情報】
ロースのソースカツ丼。
ボリューム満点で満足度が高い一品。
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【おすすめ周辺情報】
二本松駅の近くの「若武者」は大変な人気店。
季節毎の限定ラーメンはどれも美味しい逸品。
※上記の情報は記事更新日(2017年01月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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