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白馬岳主稜[積雪期バリエーションルート]
幕営は白馬尻右岸の台地か旧キャンプ場の高台が比較的安全だ。時間に余裕があれば主稜8峰周辺でも幕営可だがスペースが無いとその先まで進むことになる。
どちらにしても雪崩には要警戒のこと。
アタック装備で早朝からの行動となる。主稜への取付きは白馬沢との合流点に近い尾根の末端からが安全だ。
中途半端に大雪渓を進んだ辺りから右手の斜面に取付くとシュルンドに阻まれて大きく迂回することになり時間をロスする場合がある。
白馬岳主稜[積雪期バリエーションルート]はくばだけしゅりょう
濃い緑山行に最も適した時期
薄い緑山行に適した時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
日本を代表する古典的な積雪期バリエーションルート。
長大な雪稜と山頂へ詰め上がる見事な雪壁、そしてフィナーレの雪庇越えでクライマックスを迎える。
長大な雪稜と山頂へ詰め上がる見事な雪壁、そしてフィナーレの雪庇越えでクライマックスを迎える。
※2017年04月01日更新
ルート長22.8km
登り標高差2089m
下り標高差2089m
行程概要:
猿倉荘(1250m)
→
白馬尻荘
→
白馬尻小屋(1560m)
→
白馬岳(2932.24m)
→
白馬山荘(2832m)
→
避難小屋
→
岩室跡(2280m)
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白馬尻小屋(1560m)
→
白馬尻荘
→
猿倉荘(1250m)
地図/標高グラフ
【後立山北部・雨飾山】白馬岳主稜の詳細解説
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初日は白馬尻周辺までで行動終了。幕営は白馬尻右岸の台地か旧キャンプ場の高台が比較的安全だ。時間に余裕があれば主稜8峰周辺でも幕営可だがスペースが無いとその先まで進むことになる。
どちらにしても雪崩には要警戒のこと。
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翌朝。アタック装備で早朝からの行動となる。主稜への取付きは白馬沢との合流点に近い尾根の末端からが安全だ。
中途半端に大雪渓を進んだ辺りから右手の斜面に取付くとシュルンドに阻まれて大きく迂回することになり時間をロスする場合がある。
※上記の情報は記事更新日(2017年04月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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白馬沢寄りの斜面を登っていくが、急な上に所々にシュルンドが開き歩きにくい。また、降雪直後には雪崩の可能性が高くなるので十分に注意を払いたい。
主稜の8峰付近に登り上げると胸をすくうような痩せ尾根が山頂まで続いている。
6峰周辺までは雪の状態により難易度が異なり、少なければ脆い岩や藪・スノーブロックなどの処理が難しく危険度が高まる。
4峰周辺まで登ると高度感満点のナイフリッジと急雪壁が続く。
さらに3峰に到着すれば山頂から張り出した雪庇と最後に登る雪壁が見えてくる。
2峰で登攀具を整えて、最後の雪壁に取付く。
ここは60mザイルだと山頂まで届かず、途中でピッチを区切ることになる。
ただし満足な支点は得られないので、スノーバーやデッドマンで構築することになる。
最後に雪庇を乗越せば白馬岳の山頂に到着だ。
あとは大雪渓を下り、白馬尻で幕営用具を回収して猿倉・二股へ下山となる。
※猿倉に登山計画書提出ポストあり
※県道白馬岳線は2017年4月28日(金)に開通予定。
※除雪が開通日以前に終わっても開通予定日が早まることはない。
※開通以降は猿倉までアルピコ交通バスが運行する。
※積雪のため滑り止めが必要。
※開通後は猿倉周辺の駐車場に停めることになる。
初心者や雪山を始めて数年の経験で行けるルートではない。
主稜は人が歩けば歩くほど状況が悪くなるので雪の状態を見極めて道路開通前に行きたい。
白馬尻で幕営するとアタック装備(登攀具・ビバーク装備・行動食)での行動が可能になる。
積雪の状況により6峰や4峰などは通過が困難になる場合がある。
ナイフリッジが続くので滑落には要注意。
山頂への雪壁は雪が薄い場合があり岩が露出していると極端に難しくなる。
ここの雪壁は中間支点が取れないのでスノーバー(3-4本)やデッドマンが有効だ。
降雪直後は最後の雪庇を崩すかトンネルを掘らないと突破できない。
降雪直後は各所での雪崩に警戒したい。
スキーを担いで登れば下山の時間を稼ぐことができる。
※白馬山荘で1泊となる。
下山口のすぐそばにある完全かけ流しの露天風呂。
http://hakuba-happo-onsen.jp/obinatanoyu/
白馬飯店に外れなしと言われる中華料理店。
https://www.facebook.com/428309253941347/
《炭火焼肉深山》
白馬が本店ながら神戸にも支店を持つ本格的な炭焼き焼肉専門店。
http://www.full-marks.com/miyama/
《おおしも食堂》
定食ならおすすめ。グリンデルと並んで人気の高い店だ。
https://goo.gl/maps/oJcjsRWrvuR2
《リトルアラスカン&スモールキャビン》
炭火で焼いた肉の存在感が凄い本格的なハンバーガー。
https://www.facebook.com/331975743491351/
《Ricca》
白馬で人気のケーキ屋さん。名物の「はくばうむ」はふるさと納税の品に選ばれる逸品。
https://goo.gl/maps/77oiadFYWDv