西側の展望がよい

2020年５月24日、この尾根筋に新しい山名標が設置されましたが、「黒枯山」の標識は、ここの北の1720mピークに立てられていました。（彫り込まれた標高表示は1621mだがマジックで「1720m」と訂正されていた）。「秘境・南アルプス深南部: 逡巡山行記（祐嶋繁一著）」にも1621m峰は「ニセ黒枯山」と表記されています。どなたか情報をお持ちの方はいらっしゃいませんでしょうか（Ａ）。

山名標を建てに行った本人と仲間の発言。（時間順）
「看板付けに来ています、だれか黒枯山の標高を教えてください。と言うのも看板は1621m黒枯山と書いてありますが、1721m黒枯山ではないのか？と言う意見と分かれてしまいました。」
「一般的には1621mピークだと思います。ただ、永野さんの本には風イラズ側、1720mピークになっています。」
「ありがとうございます。1621mに付けてきます。」
「黒枯山は考えた挙句1720mに訂正して1720mに付けて来てしまったので付け直しに行かなくてはならない。」
「私が建てた看板です。1621ｍが正しいと思います。できるだけ早く付け替えてきます。この方は24日にすれ違いました。」
「すると1720mはなんと言う山になるのでしょうか？これが抜谷山?」
「山名辞典を購入したので確認してみます。」

Ａです。1600m台の３峰に比して1720m峰のほうが存在感が圧倒的なので、1720m峰が無名なのはちょっと不思議な気もしますね。1720m峰を黒枯山とする文献が複数存在することからも、検証の余地ありなのではないかと。