閑蔵〜寸又峡
- GPS
- 45:52
- 距離
- 45.2km
- 登り
- 3,999m
- 下り
- 4,002m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:37
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 10:04
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 8:09
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ 3日目 晴れ 4日目 晴れ 5日目 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:寸又峡ー千頭ー掛川ー静岡ー自宅 |
写真
感想
富士見峠から見える気になっていた卯山へ、閑蔵駅から歩き寸又峡に抜けるコースを計画した。余裕があれば大根沢、神明発、小根沢小屋にも行きたかったが、、、
初日
GW初日から山に入りたかったが、用意をする余裕がなく日曜日の始発で自宅を出発して静岡に向かう。新幹線、東海道、大井川鉄道、バスを乗り継いでようやく閑蔵駅に11時過ぎに到着した。閑蔵駅は以前、MTBで通過したが、歩き初めに使うのは初めてだ。
井川への舗装路を少し進み左手に伸びる林道に入るとすぐに地元の作業車の方がこの先は取りつけるような個所はないと教えて下さったので、林道の入口を少し進んだところから尾根に取りつく、少し進むとすぐに樵道らしきものが現れて、これに従い高度を上げて行く。1000mを越えた付近で道が広くなり始め林道にでた。林道をそのまま進もうか、hiziさんのレコで知った大曽利山(1222.2m)に寄ろうか迷ったが、折角なので大曽利山に向かったが、山頂標識を見つけることが出来なかった。山頂を越えて下ると再び林道にでた。ここからは林道を少し進みヤマレコアプリの軌跡に沿って再び尾根に取りつく。尾根に上がってからしばらく進んだ平坦地で18時を過ぎたので予定よりだいぶ手前だったが、今日はここまでとした。
2日目
今日、大無間まで行けなければ、大根沢、神明発、小根沢小屋はカットだと思いつつ出発する。昨日は普通の登りだったが、今日は本格的な急登、急降下を何か所か越え、卯山への分岐となる1712mに到着する。1712mのピークにはアカヤシオがまだ咲いていて癒させた。ここから卯山に寄っているととても大無間まではいけないと思いつつ、空身で卯山に向かう、卯山山頂からの景色は良くなかったが、途中の笹原は気持ちが良く、次回は下から卯山に登り、ここでテントを張ってゆっくりするのもいいだろう。ここからさらに急登を繰り返し小ピークを時間をかけて何か所か越えて、ようやく一般道に合流した。合流してから小無間小屋への登りもきつく感じられた。ようやく小無間小屋に到着した時には16時を回っていた。この先進んでも大無間にはとてもでないが届かなそうで、頑張っても崩壊地手前位だろう、ということで予定を変更して三方嶺から下山することにしたので、今日はゆっくり小屋で休ませてもらう事にした。
3日目
今日は大無間を越えて、三方窪位までかなと思いつつ出発する。小屋から崩壊地までそんなにかからないと思っていたが、P3,2,1と越えるのに苦労して疲れてきたころにようやく崩壊地が見えてきたが、どうやって登るのだろうと思うぐらいのところだった。一歩歩くたびに崩れていくと噂だったが、大げさに言っているのだろうと思っていたが、本当に足を置くたびに崩れていく感覚だった。one-hunterさんのトラロープに補強されたロープが繋がれていてこれを頼りに、崩れやすい箇所(5歩程度?)を渡り、崩壊地の登りに取りつく。登りに取り掛かってからは崩れるようなことはなかったが、ロープがなければ登れなかっただろう。ロープが終わってからも崩壊地の急登が続くが、木の根などを頼りに登ることが出来たが、大きなザックが引っ掛かり苦労する。やっとのことで小無間山に到着し、これで赤線が繋がった。中無間までは順調に進んだが、中無間からやたらと時間がかかってしまい、山頂手前から残雪が多くなり始め、踏み抜きも多くなってきて苦労する。大無間の山頂部だけ雪が融けていてテントを張るにはちょうど良い感じだった。水も少なくなっていたので山頂付近の残雪で水を作ることにしてまだ時間が早かったが、ここでテントを張ることにした。
4日目
今日は午後から雨の予報だったので、午前中までに造林小屋に到着出来れば、お立ち台までは下りようと思いながら出発する。まだ気温も上がっていなく残雪は締まって踏み抜きに苦しむことなく、ところどころ残っている足跡を拾いながら高度を下げていく。三隅池にはまだ残雪が少しだけ残っていて水も少しだけ溜まっていた。三方嶺からの眺めはいつ来ても素晴らしく、今まで歩いた深南部の山々を満喫することが出来た。三方嶺からの激下りを終えてから、三方窪への下り始めの間に始めて歩いたときは右手の木に水場の印があったような気がしていたが、最近お目にかかっていなく、気を付けながら進んだがやっぱり見つけることが出来なかった。三方窪への下りは初めて?正規の道を下りる事が出来て途中の大井川鉄道の古い標識を久しぶりに見ることが出来たが、最後に下る方向を間違えてしまい道をそれてしまった。三方窪からは適当に進むと自然とトラバース道に合流したが直ぐに倒木で道が塞がれていて左手上へ尾根を目指して上がり、一旦平坦地にでて少し進んでからさらに上がり尾根に出る。尾根に出てからは歩きやすくなりコッパ沢の頭を目指す。やはり現状ではトラバース道を通るより、尾根の上を通った方が判りやすいようだ。造林小屋は間口が少し傾いて入口に少し隙間が出来ていたが、まだまだしっかりしていて快適に過ごさせてもらった。夜中に起きた時に小屋の屋根から落ちてくる雨水をペットボトル一本分補給しておく。
5日目
朝起きると雨は小雨になっていたので、そのまま起きて支度をして6時過ぎに出発する。途中、M大プレートの大木が折れていて道を塞いでてびっくりした。1620m付近で雨が一時的に強くなったが、問題なく高度を下げていき、前回間違えた1367m付近は慎重に左手に降りていくところを見極めて進み間違えずに降りていくことが出来た。お立ち台に降り立つ頃には雨はすっかり止み日も差してきた。水も余裕が出来たので今回は予定通り、左岸林道をそのまま寸又峡に向かうことにする。途中、千頭ダムが大放流している様子を見ることが出来た。左岸林道はところどころ、崩れていたが歩く分には問題なかった。寸又峡には16時過ぎに到着したので、温泉といつもの手造りの店さとうによってから最終のバスで千頭にでた。本当はもう少し早く到着してSLに乗って車掌さんにお会いしたかったがしょうがない。
去年の不動岳以来の本格的な山行になり、重荷と体力のなさと足の痛さにより、予定通り歩くことが出来なかったが、小無間手前の崩壊地が歩けるうちに行けて良かった。
このままの状態では、夏に予定している平岡駅から光岳の計画は厳しそうなので、足は良くなりそうにないので、少なくても筋力はつけるように負担の少ない山行を月2回はいかないと、、、
コメント
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kumahikoさん、久しぶりです。
山メモの入山地情報から大無間山に向かったんんだろな?
大根沢山か風イラズか朝日岳か・・・(笑)
その後が興味津々でUP楽しみにしていました。
私は2日後に造林小屋前の別天地にテン泊でしたので2日違いのニアミスです。
お立ち台は初めて行きましたが、写真では文字が掘られていたのになぁ〜〜とその時不思議に思っていましたがやはり文字は消えたんでしょうか??
レコのつづきは気長待ってますので(笑)
お疲れ様でした。
fujiyoshiさん、コメント有難うございます。
本当は、大根沢山から小根沢小屋の尾根を歩きたかったのですが、重荷と体力のなさと足の痛さで、全然進まず諦めました。もう少し粘って大根沢方面によってから造林小屋に向かえば、お会いできたかもしれませんね
お立ち台は、5年前の自分のレコを見るとまだ辛うじて文字が見えていたようですが、書かれていたという感じでしたので消えてしまったのでしょう?
M大プレートの大木が折れていたのには驚きました。
今度はニアミスでなくお会い出来ることを楽しみにしてます。
kumahikoさん こんばんは!
このGWは大無間山の方にいらしてたんですね!(^^)!
P4と直結する卯山〜閑蔵コースは、昔はよく下山に使われていたようですが、崩壊地がひどくなった今では歩く人も少なく、静かなクラシックルートになってしまったようですね。。
私達もいつか、風イラズ〜大無間山〜卯山〜閑蔵の周回をしてみたいと考えていますが、テン泊装備でのあのガレ場通過にはちょっと勇気がいるため、実行出来ないままになっています(^-^;
kumahikoさんはテン泊装備であそこを登られたんですね!流石! 崩壊の状態はいかがでしたか?!私達が軽荷であそこを通過したのはたしか4年前くらいだったでしょうか・・その時もかなりひどい状態でした。。やはり下りより登りに使うのが無難なのかもしれませんね。。
大曽利山の山頂標識なかったですか?!小さなプラスチックの山名表があったと思うのですが・・落ちてしまったのかな??
大無間山からは左岸林道で寸又峡に行かれたのですね レコの続き楽しみにしています(*^-^*)
haiziさん、コメント有難うございます。
小無間の崩壊地はうわさ通り、一歩歩くたびに崩れていましたが、one-hunterさんのトラロープと補強されていたロープのおかげで何とか通過できましたが、テント泊装備であそこを下る勇気は私にはありません。
大曽利山のプレートはあまり探さなかったので、山頂からずれていたのかもしれません。
大黒山〜這松尾〜笊ヶ岳ランカン尾根はいつか歩いてみたいコースですが、今の足の状態では、笊ヶ岳からの下りを考えるとどのくらい時間がかかるのか恐ろしくていけませんが、行くときにはhaiziさんのレコを参考にさせていただきます。
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