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山の解説 - [出典:Wikipedia]
大川嶺(おおかわみね)は、四国山地の西部に位置する、標高 1525mの山である。大川嶺と隣接する、笠取山などを含めて、一帯は高原状の大きな山塊を形成しており、まとめて「大川嶺連峰」と呼ぶ場合もある。
また地元の愛媛県のハイカーや登山者は、この高原状の山塊全体の通称として、大川嶺と呼ぶこともある。以下ではこの山塊全体を、説明の為に「大川嶺連峰」と称する。
行政区画的には、「大川嶺連峰」の稜線より東側は愛媛県 久万高原町に、西側は愛媛県 内子町に属する。
なおこの山は、四国百名山の一つに選定されている。
大川嶺を含む、ここでいう「大川嶺連峰」は、なだらかな高原状の山容であり、大川嶺のほか、その南側に、この連峰の最高峰、笠取山(1,562m)、大川嶺の北東側に、美川嶺(1,520m)、笠取山の東側に、ウバホド山(1,482m)と、似たような標高の、複数の山頂部をもつ。
「大川嶺連峰」は、その高原状の地形や、隣接する四国カルスト、中津明神山なども、1400〜1500m台の似たような標高をもつことから、隆起準平原とも考えられている。ただし明確な証拠はない。
大川嶺という山名は、ここでいう「大川嶺連峰」の北側、美川地区にある、大川という地名に由来する、という。
この「大川嶺連峰」は、高原状の地形で樹木が少なく、笹の草原が広がっている為、眺めは良く、大川嶺の山頂部などからは、東側に中津明神山、南側には四国カルストに属する大野ヶ原から五段高原あたりを間近に望める。また北東から北側には、石鎚山脈に属する、石鎚山、筒上山、皿ヶ峰などが望める。
この「大川嶺連峰」及び四国カルストの一帯は、愛媛県の四国カルスト県立自然公園に指定されている。
美川嶺から笠取山まで続く稜線沿いは笹原であり、5月にはツルギミツバツツジが開花する。また大川嶺から笠取山の頂上部は、草原状の為、初夏から夏には、シコクフウロ、コオニユリ、シモツケソウ、マイヅルソウ、ナデシコなどの高原の花々が咲く。
一方で東側山腹の、伊豆ガ谷という場所には、ブナやミズナラの原生林が残っている。また西側は深い渓谷を形成し、小田深山渓谷と呼ばれる、紅葉の名所となっている。
この「大川嶺連峰」は、なだらかな山容を生かして、1990年代までは、牛の放牧も行われていた。また、この連峰の一部にはかつて、四国のスキーの発祥地でもあり、四国一の規模を誇っていた美川スキー場があって、1990年代頃まではスキーヤーで賑わっていたが、2014年に営業停止となった。
大川嶺山頂には二等三角点がある。三角点の公式名称は「大川山」、標高値は1525.19mとなっている。
この一帯でのほかの三角点としては、笠取山の山頂に三等三角点「笠取山」(1562.10m)、ウバホド山の山頂に四等三角点「伊豆ケ谷」(1481.84m)、美川嶺の山頂付近に、電子基準点「美川」(1509.51m)、その南東側の峰に、四等三角点「美川嶺」(1516.76m)が設置されている。



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