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十石山(じゅっこくやま)

都道府県 長野県 岐阜県
最終更新:silverfrost
基本情報
標高 2524.8m
場所 北緯36度09分48秒, 東経137度35分26秒
カシミール3D
乗鞍連峰の稜線上に位置するピーク。国土地理院の二等三角点が設置されている(点名は「十石山」)。
穂高連峰や乗鞍主峰の好展望台であり、積雪期には特にこのピークを目的としての登山は人気がある。以前あった安房峠への縦走路は乗鞍スカイラインが開通して以来廃道となっているが、無雪期は白骨温泉よりアクセスが可能(ただし一般的ではない)。また、積雪期には平湯温泉スキー場より金山〜金山岩経由でアクセスされている。
頂上付近には十石峠避難小屋があって有志により管理されている。三角点の標石は毀損されていないが頂上ケルンの左手のハイマツの中にあり見つけるのが難しい。

▼乗鞍岳23の峰(国土交通省資料)
https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/common/001558573.pdf

▼十石山 山名由来
「石(こく)という単位は、人間が1年間に食べる米の量を基準としています。1石は、約1000合です。日本山岳ルーツ大辞典によると、十石山(じっこくやま)の山名は、山ろくの街道を通って、毎日十石の米が運ばれたことによるとありますが、その街道がどこであるか述べられていません。一方、日本山名辞典によると、群馬県と長野県の境ある十石峠にも、同じようないわれがあります。十石峠や十石山という名は全国各地にあるので、かつて、国境の物資や往来のある峠道に対して、十石の名が付けられたのでしょう。
山麓の街道といえば、岐阜県・長野県境の安房峠ですが、江戸時代やそれ以前の安房峠は、安房山の北側を通る現在の道路とは異なり、安房山の南側、つまり十石山と安房山の間の鞍部を通っていました。戦国時代には、武田信玄が飛騨攻めの時、安房峠を使っており、かつて飛騨と信州の間で米や物資の移送があったようですが、江戸時代の後半には峠の使用はすたれて、平湯にあった口留番所も閉鎖されました。安房峠とは別に、十石山を十石峠ともいいます。その名残として、山頂の避難小屋は、十石峠避難小屋といいます。ふもとの白骨温泉から山頂を越えて、飛騨側の平湯へ道がつながっていたからでしょう。」
(参考文献:https://www.naganoken.jp/mount/chushin/k-alps5/zyukokuyama.htm )

▼十石峠避難小屋について
・皆さんに気持ちよく使っていただくために、登るたびに清掃を行っていますが、利用者が多くなるとどうしても汚れやすくなってしまいますので、泊まりなどで使われた場合は、ご面倒ですが小屋に設置のほうきで簡単でかまいませんので、掃き掃除していただけると幸いです。
・破損の恐れがあるため(過去に何度も割れています)、1Fの一部の窓以外は締め切りとなっているので不用意に開けないようお願いします。
・皆様に末長くご利用いただくために、小屋の維持管理に勤めておりますが、近年は、定期的に小屋にいけるものがおらず(現状乗鞍・白骨の地元の方は関わられていないので、登山道のことを白骨の案内所に問い合わせても何もわかりません。)、小屋に問題等があってもすぐに対応できない状況です。
・小屋に立ち寄られた際に、何か問題があった場合は、山レコのレポートにて報告をいただければ、動ける者が対応しますのでよろしくお願いします。なお、ここ数年、小屋に飲料水等を置いて置かれる方がおられますが全てゴミとなってしまいますので、持ち帰っていただきますようお願いいたします。

⚠️トイレにつきましては、設置しておりません。極力入山前に白骨の公共のトイレで用をたしていただきますようお願いいたします。

⚠️2025/11/09に小屋締めをしました。来春までは冬期入口よりご使用ください。

⚠️冬期は小屋の気密性が上がり一酸化中毒になりやすい環境になりますので、小屋内の換気は定期的に行うようにしてください。
なお、本小屋内でのテント張りは禁止です。過去に何度も泥等ついたまま小屋の板の間に張られ小屋明け時に床がどろどろになっていたことがあります。

▼十石山と金山岩の間の登山道について
・十石山と金山岩の間の登山道は、崩落部分があるため、通行に非常に危険が伴いますので、私たちは一切整備等行っていません。登山道が不明瞭かつ、非常に険しい藪漕ぎとなりますので、それ相応の装備及び経験がない方は不用意に立ち入らないようお願いいたします。

▼白骨からの登山道について
・十石山の登山道近辺は、2000m以下は携帯が通じにくく、樹林帯はGPSの位置測定が不安定になります。残雪期等は迷いやすいので、国土地理院の地図に該当するものを持参いただき地形を把握しながら行動してください。なお、目印となる赤布の設置は遭難に関わる恐れの場所以外は行っていません。各所に存在するピンクテープ等は、不正確なものも含まれ、実際に何度か道迷いのケースが発生しています。基本は地図及び地図に掲載されている破線(夏道)に沿って行動するようにしてください。また、ビニール系のテープ類はゴミなので都度撤去しています。なお、小屋及び登山道の整備に関わる者以外が適当に看板を設置するケースも見られるためこれも、確認次第撤去しています。
・登山道については、作業できるメンバーが少なく、最低限の整備しか行っていません。特に笹刈り後の笹は、登山道全般に粘土質の場所が多いため、土の流出を防ぐためと、粘土質が露出することでのスリップ軽減のため笹刈り後あえてそのままにしています。笹刈り直後などは滑りやすいので気をつけて歩いてください。
・十石の山頂付近は雷鳥及び野うさぎなどが生息しており、長野県からも高山のペット連れには注意喚起が出されています。十石に関しては、くれぐれもペットを連れての登山はしないでください。
・十石山稜線付近は中部山岳特別保護区域です。テント場はありません。泊まりの際は避難小屋を利用してください。
・白骨温泉観光案内所横の駐車場は、露天風呂やみあげもの屋等の観光客優先の駐車場です。営業の障害となるので、トイレ横の白骨温泉駐車場2などへ駐車するようにしてください。
山頂
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