ヘッドランプ・雨具・食料の持参
真の闇の中、ビバークをすることになり、一人きりで悲惨な夜を過ごすことを想像すれば、「ヘッドランプ」の持参がいかに重要であるか理解できるはずである。
その昔、「どんな山でも、ヘッドランプ・雨具・食料は絶対に忘れるな!」と山の大先生から何度もしつこく我々は教えられた。この鉄則は習得した登山知識としては最も重要なものである。
この山の大鉄則を守らないとやがて死亡事故に結び付く。
その昔、「どんな山でも、ヘッドランプ・雨具・食料は絶対に忘れるな!」と山の大先生から何度もしつこく我々は教えられた。この鉄則は習得した登山知識としては最も重要なものである。
この山の大鉄則を守らないとやがて死亡事故に結び付く。
どんな日帰りでもヘッドランプは必要
ヘッドランプを持参できないという理由はない。
ヘッドランプを持参しないということは登山者としての義務の放棄である。
どんな山でも、このことを理解していない初心者は考え方をあらためていただきたい。
「昼過ぎには下山できるじゃん」などと屁理屈をこねてはいけない。
初心者であってもなくても、「ヘッドランプ、雨具、食料」の大切さを盲信でもいいから覚えておいていただきたい。
それが命を救ってくれる。
山に行く時には「ヘッドランプから準備するクセ」をつけていただきたい。どんな山でも。
ヘッドランプを持参しないということは登山者としての義務の放棄である。
どんな山でも、このことを理解していない初心者は考え方をあらためていただきたい。
「昼過ぎには下山できるじゃん」などと屁理屈をこねてはいけない。
初心者であってもなくても、「ヘッドランプ、雨具、食料」の大切さを盲信でもいいから覚えておいていただきたい。
それが命を救ってくれる。
山に行く時には「ヘッドランプから準備するクセ」をつけていただきたい。どんな山でも。
複数ならいいが単独だと致命的になる
複数で登山する場合は自分のヘッドランプがなくても後ろから足元に光を当ててもらって下山できるので「日帰りだし自分は忘れても大丈夫だな」とズルく考えていると山の神様は甘やかしてはくれない。それは仲間に対する裏切り行為でもある。
ともあれ、複数ならいいが単独だとヘッドランプ一つ無いだけで致命的な遭難になる場合がある。
余談になるが、有料の「日帰りツアー」にヘッドランプの記載がない場合はレベルの低い主催者だと思っていい。(ツアー会社は安全登山に対する啓蒙的な意味でもパンフレットにヘッドランプの持参を書いてほしいと思う)
ともあれ、複数ならいいが単独だとヘッドランプ一つ無いだけで致命的な遭難になる場合がある。
余談になるが、有料の「日帰りツアー」にヘッドランプの記載がない場合はレベルの低い主催者だと思っていい。(ツアー会社は安全登山に対する啓蒙的な意味でもパンフレットにヘッドランプの持参を書いてほしいと思う)
ヘッドランプがない真の闇の恐怖
日が暮れて下山口まであと2時間もかかる場所でヘッドランプが無かったら?
残照、月明かり、雪明り…と、山の夕暮れは比較的明るい。
しかしながら、日暮れから1時間もたつと真の闇となる場合もある。
残照、月明かり、雪明り…と、山の夕暮れは比較的明るい。
しかしながら、日暮れから1時間もたつと真の闇となる場合もある。
真の闇の恐怖、つまり、ヘッドランプ一つ無いだけで過酷なビバークをする羽目になることがある。
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非常時を想定した準備
単独であれば予備のヘッドランプが必要
単独登山でヘッドランプが一つだけだと、もしもそれが故障した場合は悲惨な状況に陥ることになる。
そのために、予備のヘッドランプの持参は必要である。
また当然のことであるが予備電池は必ず持参した方がよい。
そのために、予備のヘッドランプの持参は必要である。
また当然のことであるが予備電池は必ず持参した方がよい。
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非常時を想定した夜間登山の訓練
初心者の人に対して訓練を強要をするものではないが、安全な場所で「夜間登山の訓練」はしておいた方がよいと思う。安全な場所というのは自分が昼間に登ったことのある簡単なルートの人の多い山道である。自宅の近所でもいいだろうけれど、ヘッドランプを使う上で気付くことは本当の山道の方が多いと思われる。
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m_asai さん、こんにちわ。
とてもためになる、わかりやすい解説をありがとうございます。
緊急セットの常備は常々心がけているところではありますが、
あらためて、読み直してみると、その重要さを再確認できてありがたいです。
他にもいろいろやってもらえるとうれしいです。
s-katayamaさん、
例の質問箱事件の反省もあり、なるべく上から目線にならないように書いたつもりですが、まだ少し上から目ですかね?
ただ、こういう重要な基礎的な内容を初心者の人の心に浸みるように伝えるには少なからずDignityも必要かなとは前々から思っているので微妙ではありますね。
私は目が悪いので電池のプラスマイナスの明示は昔からやっていたことですが、皆さん目がよいのか他の人の物はあまり見ていないです。
このノートのために、ペツルのヘッドランプではありませんが、某社のヘッドランプに電池を逆さまに入れて実験してみました。すると、一発で壊れてしまいました(涙)
保護回路が入っていないんですね。
おかげで少し高いノート記述になりました
コメントに電池の向きを反対に入れて実験したら一発で壊れたと書きましたが、それは私の電池蓋の閉め方が悪いことが原因でした。
ちゃんと閉めたら点灯しました。
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