荷札での私物管理の話はたまに聞きますし、確か一軒この荷札を用意してくれる気の利いた山小屋もあるそうですが、実際には荷札で私物管理しているシーンはあまり（ほとんど）見かけません。
その結果、薄暗い乾燥室や真っ暗な早朝の下駄箱で間違えられてしまったり、あるいは自分が間違えてしまうことも、ある意味必然だし、困ったことに「よくある話」として耳にします。

これから下山なのに、大切な登山靴や上着がない！なんて考えただけで泣けてきます。

どちらの立場でも後味の悪いそんな悲劇から身を守る方法はとってもカンタン。
名前を書いた「荷札」を数枚、ザックや山サイフの中にいつも入れておくことです。

1.靴を脱いだらまず靴ヒモに。
2.ザックを降ろしたら天蓋やストック先端に。
3.干した衣類や手袋、ゲイター、アイゼンなど、手元から離しておく私物にはすべて荷札をくくりつけておきましょう。

たったそれだけで、間違えたり間違えられたり、移動されて場所が判らなくなったりなんてことはまずなくなるでしょう。

荷札は100均や文具店で買えます。
どうです？　もう安心でしょ？　（＾＾