第1回「山ともで登山コースを作る」-ヤマレコ

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更新日：2015年12月19日　訪問者数：9225

第1回「山ともで登山コースを作る」

Androidアプリ「山とも」の使い方をご紹介します。

Androidアプリ「山とも」は、自分で「こんなアプリが欲しい」と思って作ったアプリです。使うのはスマホだけ。特に次のようなヤマレコユーザーに便利にお使いいただけます。（無料）

「地図を読むのは苦手だけど、ときどき現在位置を確認したい」
「登山地図のコースタイムが自分のペースに合わない」
「ペース配分が苦手」「写真はスマホで撮る」
「写真やトラックログを簡単にヤマレコに投稿したい」

これから次の4回に分けて、「山とも」をご紹介します。

第1回「山ともで登山コースを作る」－クリックだけで簡単に作成できます。
第2回「ペースを確認・調整しながら山を歩く」－ナビゲーション機能と音声案内が山歩きをサポートします。
第3回「山行記録を作ってヤマレコに投稿する」－写真もトラックログもワンクリックでアップロードできます。
第4回「ヤマレコからルートをダウンロードして使う」

今回は第1回「山ともで登山コースを作る」です。

山ともでは、作成したコースを計画だけでなく実際の山行中のナビゲーションに使用します。ヤマプラと併せてご利用ください。ヤマプラで作成したルートやヤマレコからダウンロードしたトラックログをナビゲーションに使用する方法は、第4回でご紹介します。

1) 山ともGo!を開き、出発地点に移動します。

今回は丹沢塔ノ岳に大倉から登ることにします。

[ジャンプ]ボタンを押し、「大倉」と入力し、大倉バス停を選択して大倉にジャンプしてください。

2) コースの作成を開始します。

[コース]ボタン→[新しいコースの作成]ボタンを押して、コースの作成を開始します。

まず「大倉BS」のアイコンをタップしてスタート地点を選択してください。

進行可能な方向がいくつか表示されます。

色付きの○をタップして、塔ノ岳に向かって次々とルートを選択しています。

塔ノ岳に到達したら、ピンク色になっている[コース]ボタンを長押しして終了します。

※このボタンをタップすると、直前のルートの選択を1つキャンセルできます。

必要に応じてコース名を変更し、[OK]ボタンを押します。

これでコースが完成し、国土地理院地形図も自動的にダウンロードされます。

3) 作ったコースを確認します。

[地形図]ボタンを押すと地形図が表示されます。（通信圏外でも表示されます）

下にあるスクロールバーを動かすと、コースをたどるように地図をスクロールできます。

[表示]ボタンを長押しすると、標高グラフが表示されます。

下には全体の距離に対する進度が、右には全体の標高差に対する進度が表示され、全体の行程がわかりやすくなっています。

各ポイントまでの距離（と登降差）および所要時間（と通過予想時刻）に切り替えることもできます。

※左の図は、実際に歩きながら表示したときの例です（現在地からの距離や時間）。すでに通過した場所は実際の時間がグレーで表示されています。詳しくは、第2回でご説明します。

4) 自分のペースを設定します。

[設定]ボタン→[基本設定]ボタンを押して、[所要時間の設定]までスクロールしてください。

ここで自分の標準歩行ペースを指定できます。

歩いたことがあるコースを作ってこの設定を開くと、実際にかかった時間を参考にして数値を指定できます。

次回は、作成したコースを実際に歩いてみましょう。

第2回「ペースを確認・調整しながら山を歩く」 - ヤマレコ

「山とも」のGoogle Playストアページ

※山ともは現在、中部・関東・東北の主要な登山コース（百名山79座）をカバーしています。これからも順次拡大予定です。

※現在登山コースがないエリアでは、トラックログからコースを作成できます。これについては第4回でご説明します。

※所要時間には登山道の難易度が反映されていません。特に林道区間は計算値より2～3割早く歩けてしまうので、別途考慮してください。この点は今後改善していく予定です。

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