タフネススマホ "KYOCERA TORQUE SKT01"活用方法まとめ
KYOCERA TORQUE SKT01を昨年10月末から「山スマホ」として使用しています。経験上の活用方法をまとめてみました。
Ikoma Nature Walk
京セラによって開発されたTORQUE SKT01は、2014年3月に発売のAndroid OSを搭載したSIMロックフリーのスマートフォンです。法人向け端末として約98,000円で販売されていましたが、昨夏頃からNTT-X Store(NTTグループの通販サイト)で19,800円程度で叩き売られるようになりました。
※在庫僅少ながら現在も販売が続けられているようです。(2016.01.20現在)
概要
本機は上述の通り、SIMロックフリー端末として販売されているために、利用者がSIMカード(加入者を特定するためのID番号が記録されたICカード)を別途用意する必要があります。
「格安SIM」で検索すると分かりますが、データ通信のみであれば月額数百円程度でメールやインターネットが利用できるようになります。一般的にドコモ系のMVNO各社が提供するSIMカードであれば、問題なく利用することが可能となります。
SKT01の端末仕様
OS; Android 4.2 → 4.2.2(101.0.2600)
CPU; Qualcomm Snapdragon 400 / MSM8960 1.2GHz Dual Core
通信方式; W-CDMA(2100/800MHz)
サイズ; 129 x 69 x 13.7mm
質量; 169g
バッテリー; 2,520mAh
内部メモリ; RAM1.5GB / ROM8GB microSDカード(最大32GB)対応
解像度; WVGA(480 x 800pixel) 4.0インチ IPS液晶
GPS; A-GPS GLONASS
カメラ; 背面800万画素、前面130万画素
その他; 防水・防塵、MIL-STD-810G対応、バッテリー交換可能
高耐久性能として、耐衝撃・耐振動・帯日射性能・防湿性能・温度耐久性能・低圧対応性能・塩水耐久性能に優れているとされています。
CPU; Qualcomm Snapdragon 400 / MSM8960 1.2GHz Dual Core
通信方式; W-CDMA(2100/800MHz)
サイズ; 129 x 69 x 13.7mm
質量; 169g
バッテリー; 2,520mAh
内部メモリ; RAM1.5GB / ROM8GB microSDカード(最大32GB)対応
解像度; WVGA(480 x 800pixel) 4.0インチ IPS液晶
GPS; A-GPS GLONASS
カメラ; 背面800万画素、前面130万画素
その他; 防水・防塵、MIL-STD-810G対応、バッテリー交換可能
高耐久性能として、耐衝撃・耐振動・帯日射性能・防湿性能・温度耐久性能・低圧対応性能・塩水耐久性能に優れているとされています。
搭載アプリ
★Google標準アプリ
Chrome(標準ブラウザ)、ドライブ、Playストア、Google検索、カレンダー、ハングアウト、マップ、Gmail、Playゲーム、ブックス、ミュージック、ムービー、Google+、YouTube、ストリートビュー、Picasaアップローダー
★メーカー提供アプリ 省電力ナビ
Chrome(標準ブラウザ)、ドライブ、Playストア、Google検索、カレンダー、ハングアウト、マップ、Gmail、Playゲーム、ブックス、ミュージック、ムービー、Google+、YouTube、ストリートビュー、Picasaアップローダー
★メーカー提供アプリ 省電力ナビ
長所と短所
・長所
●アウトドアで使う上で最も気になる耐久性能に優れていること。
●搭載アプリが少ないために端末の挙動が安定している。
●製造メーカーが信頼性の高い国内メーカー(京セラ)であること。
●手に馴染む大きさ(重さ)であること。
●バッテリーの交換が容易であること。
●グローブ等を装着したまま最低限の操作が可能であること。
●入手可能時点での価格が安いこと。
・短所
■画面サイズ(解像度)が小さいこと。
■カメラ性能が控えめであること。
■ユーザーが自由に使えるストレージ領域(内部)は6GB以下であること。
■Android OSが4.2.2から更新される見込みがないこと。
■充電台(クレードル)が公式に発売されていないこと。
■ストラップホールがないこと。
■外観がお世辞にもカッコ良くないこと。
■在庫僅少
●アウトドアで使う上で最も気になる耐久性能に優れていること。
●搭載アプリが少ないために端末の挙動が安定している。
●製造メーカーが信頼性の高い国内メーカー(京セラ)であること。
●手に馴染む大きさ(重さ)であること。
●バッテリーの交換が容易であること。
●グローブ等を装着したまま最低限の操作が可能であること。
●入手可能時点での価格が安いこと。
・短所
■画面サイズ(解像度)が小さいこと。
■カメラ性能が控えめであること。
■ユーザーが自由に使えるストレージ領域(内部)は6GB以下であること。
■Android OSが4.2.2から更新される見込みがないこと。
■充電台(クレードル)が公式に発売されていないこと。
■ストラップホールがないこと。
■外観がお世辞にもカッコ良くないこと。
■在庫僅少
山スマホとして使うために
購入後、最初に行ったことは以下の通りです。後述の項目を含めて、ほぼ完ぺきな山スマホとして使えています。全く不満点はありません。交換用のバッテリーも購入できたので、長く使える端末となるでしょう。
■Googleアカウントを用意し端末の初期設定を行う
■不要アプリの凍結(山スマホ化)
■Android OSのアップデート(4.2 → 4.2.2)
■山で使うアプリの導入
■フィールドテスト2回実施(ヤマレコあり)
■不要アプリの凍結(山スマホ化)
■Android OSのアップデート(4.2 → 4.2.2)
■山で使うアプリの導入
■フィールドテスト2回実施(ヤマレコあり)
用意したSIMカード
★ソフトバンク・シンプルスタイル(3G契約)
元々は821SCで利用していたモノなので、標準サイズをSIMカッターでマイクロSIMサイズにカットして使用しています。SKT01はSIMロックフリー端末ですが、対応する周波数と方式によりNTTドコモで使うのが前提になります。
ソフトバンクは周波数に違いはあるものの、通信方式がW-CDMAを採用しているためSKT01でも利用可能でした。但し、ソフトバンクが自慢するプラチナバンド(900MHz帯)に対応していないため、圏外エリアは多くなるでしょう。
シンプルスタイルではチャージ残高がゼロ円でも、「110,118,119」への発信が可能なために、緊急用の連絡手段として活用できます。
※モバイルデータ通信を常時「オフ」にしているため、バッテリー消費が少なくてすみます。
元々は821SCで利用していたモノなので、標準サイズをSIMカッターでマイクロSIMサイズにカットして使用しています。SKT01はSIMロックフリー端末ですが、対応する周波数と方式によりNTTドコモで使うのが前提になります。
ソフトバンクは周波数に違いはあるものの、通信方式がW-CDMAを採用しているためSKT01でも利用可能でした。但し、ソフトバンクが自慢するプラチナバンド(900MHz帯)に対応していないため、圏外エリアは多くなるでしょう。
シンプルスタイルではチャージ残高がゼロ円でも、「110,118,119」への発信が可能なために、緊急用の連絡手段として活用できます。
※モバイルデータ通信を常時「オフ」にしているため、バッテリー消費が少なくてすみます。
導入したアプリ
■山旅ロガーGOLD
■地図ロイド
■GPSフォトサーチ
■GPS Status & Tools Pro
■衛星時刻リーダー
■ADWLauncher EX
■Notification Toggles
■近接オートロック
■カメラICS+
■その他、SONY SmartWatch2関連など。
※導入アプリに関しての詳細は、最下段のリンク先を参照してください。
■地図ロイド
■GPSフォトサーチ
■GPS Status & Tools Pro
■衛星時刻リーダー
■ADWLauncher EX
■Notification Toggles
■近接オートロック
■カメラICS+
■その他、SONY SmartWatch2関連など。
※導入アプリに関しての詳細は、最下段のリンク先を参照してください。
クレードルの自作
ストラップホール対策
ストラップホールがないことの対策として、ベルトクリップ式のホルスター・ケースを購入しました。使いやすくてカッコも良いので愛用していますが、やはり端末と身体をバインドしていないことへの不安が残るため、ケースを工夫することでストラップ対策としました。
その他の方法として、100円ショップなどで売られている防水パックを使うこともアリでしょう。但し、SKT01の画面ロック解除は上部の電源ボタンで行うため、ちょっと工夫が必要かもしれません。
「山スマホ」?
ふぁんトント的「山スマホ」の条件とは
(1)本体価格3万円以下(回線契約などの縛り一切なし)
(2)防水・防塵性能を備えること
「専用機」としてもっぱら山で使うことを意味しています。SKT01でのメールやインターネットの利用は最小限にとどめます。
(1)本体価格3万円以下(回線契約などの縛り一切なし)
(2)防水・防塵性能を備えること
「専用機」としてもっぱら山で使うことを意味しています。SKT01でのメールやインターネットの利用は最小限にとどめます。
山スマホ的「おススメアプリ」
無料版もあります。操作が軽くて扱いやすい。SKT01のHOMEボタンに任意のジェスチャーを登録したり、クイック設定ツール画面へのショートカットを置くことができます。
こちらは無料版で十分です。クイック設定パネルツールの機能を補完して、Wi-FiやBluetoothのオンオフをタップ一発で可能にします。カメラアプリのショートカットや使用アプリの履歴を呼び出すこともできるようになります。
無料版あり。撮影データを本体ではなくSDカードに設定できる。無音化は機能しませんので、ご安心ください。
※アプリの使い方や設定方法などは、文末のリンク先記事などをご参照ください。
結論"Conclusion"
入手できるなら"KYOCERA TORQUE SKT01"は「山スマホ」として最適な端末の一つであると言えます。同じ京セラ製でau/KDDIからもTORQUEブランドの端末が販売されていますが、サイズが大きくて重い。ケータイ会社と契約すると縛りがあるし、不要なアプリも多くインストールされています。また、au/KDDIに限らず、月額料金が安くなったとは言え、数百円程度で維持できるわけではありません。
SKT01の最大メリットは価格が安いこと。手軽に、そして気軽に山スマホを始めることができます。慣れたらヤマメモのような便利なアプリを次々に導入して試してみてはいかがでしょう。
SKT01の最大メリットは価格が安いこと。手軽に、そして気軽に山スマホを始めることができます。慣れたらヤマメモのような便利なアプリを次々に導入して試してみてはいかがでしょう。
ヤマメモが進化してヤマレコMAPになりました。
参考記事
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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