WristableGPS for Trek MZ-500B レビュー経緯
エプソンさんのモニターに当選しましたので、山に行く前に、まずはランニングで使用しましたので、その使い勝手をまとめます。
EPSONさんに感謝!感謝!ありがとうございます。
GPS時計は EPSON SF710→suunto Ambit 3 sport→suunto Ambit 3 Peak と使っています。
ちなみに私は山歴7,8年(100名山80座)、ランナー歴2年(フル4時間20分)で、山にもランニングにもAMBITと心拍計を利用しています。トレイルランナーまでは行きませんが、歩くのは早いと思います。
今回のレビューは、山での使用以外の部分、外観、操作体系、ランニング使用に絞った内容です。
また、そもそもGPS時計の絶大な便利さにも、あまり触れていません。
その辺りは第二回に、まとめますのでご期待下さい。
EPSONさんに感謝!感謝!ありがとうございます。
GPS時計は EPSON SF710→suunto Ambit 3 sport→suunto Ambit 3 Peak と使っています。
ちなみに私は山歴7,8年(100名山80座)、ランナー歴2年(フル4時間20分)で、山にもランニングにもAMBITと心拍計を利用しています。トレイルランナーまでは行きませんが、歩くのは早いと思います。
今回のレビューは、山での使用以外の部分、外観、操作体系、ランニング使用に絞った内容です。
また、そもそもGPS時計の絶大な便利さにも、あまり触れていません。
その辺りは第二回に、まとめますのでご期待下さい。
外観
外観はなかなかカッコイイです。左がEPSON MZ-500、右がsuunto AMBIT3。右側のボタン部が金属デザインがいいですね。液晶もコントラスト高く、見やすい。画面の大きさは若干AMBITの方が大きいです。
厚みは、良く似たもの。また重さも、差を感じませんが、MZ-500の方が若干軽いです。バンドはMZ-500の方が細いですが、腕に着けた感じは、どちらも問題なくしっくり来ます。
準備・画面(GUI)
以前のEPSONさんのGPS時計は某社のABC風の操作体系でしたが、私の知る限り、suunto風になり、分かりやすくなりました。まずは左下のメニュを押して右上,右下で選択、右で決定です。運動の種類はトレッキングと、ランニングの2種があり、事前選択しておきます。
まず簡単なランニング時の画面の説明。ログの開始をすると、すぐにアクティビティ画面(リアルタイムの距離、ペースなどの表示)になり、右ボタンで複数画面を切り替えられます。ログ停止し左下ボタンを押さないと、標準の時計には戻らず、ずっとアクティビティ画面内にいます。この動作は、suuntoと全く一緒です。
ややこしいのは、トレッキング時の画面遷移。こちらは、時計画面からGPSログスタートしても、画面変わらず。わざわざ、今の歩いた距離見るために、「アクティビティ画面」に入らないと見れない。また売りの3D標高グラフを見るにも、メニューからナビ選択して「ナビゲーション画面」に入らないと行けない。
一部のネット評価でも出ていた『ナビ中に現在時刻が見れない』というのも、この事かと理解。
ただ回避策もあって、【右ボタン長押し】で、時計 ⇔ ABC ⇔ アクティビティ ⇔ ナビと遷移は可能。
まぁ、にしても、ランニングと動作は同じにしてGPSログ取り始めたらアクティビティとナビとABC画面にしかいけなくした方が、よっぽど使いやすそう。
そのためにもトレッキングの行動中画面は、アクティビティ画面(1,2画面)+ABCから選択(2画面)+ナビ(1画面)と選択肢を減らして左ボタンで全部遷移したほうがいいですね。行動中、そんなにも色々な画面ピッピと、わざわざ見ませんから。ご自由に好きに使って下さい、という設計思想は分かりますが、上手く切り捨てた方が、良いと思いました。
また、普段私が使っている心拍計Mio Linkは残念ながらMZ-500には接続できず。機器一覧には出てくるのですが登録できず失敗になります....う〜ん、正規対応品じゃないし、しょうがないけど、残念。AMBITは使えています。
まず簡単なランニング時の画面の説明。ログの開始をすると、すぐにアクティビティ画面(リアルタイムの距離、ペースなどの表示)になり、右ボタンで複数画面を切り替えられます。ログ停止し左下ボタンを押さないと、標準の時計には戻らず、ずっとアクティビティ画面内にいます。この動作は、suuntoと全く一緒です。
ややこしいのは、トレッキング時の画面遷移。こちらは、時計画面からGPSログスタートしても、画面変わらず。わざわざ、今の歩いた距離見るために、「アクティビティ画面」に入らないと見れない。また売りの3D標高グラフを見るにも、メニューからナビ選択して「ナビゲーション画面」に入らないと行けない。
一部のネット評価でも出ていた『ナビ中に現在時刻が見れない』というのも、この事かと理解。
ただ回避策もあって、【右ボタン長押し】で、時計 ⇔ ABC ⇔ アクティビティ ⇔ ナビと遷移は可能。
まぁ、にしても、ランニングと動作は同じにしてGPSログ取り始めたらアクティビティとナビとABC画面にしかいけなくした方が、よっぽど使いやすそう。
そのためにもトレッキングの行動中画面は、アクティビティ画面(1,2画面)+ABCから選択(2画面)+ナビ(1画面)と選択肢を減らして左ボタンで全部遷移したほうがいいですね。行動中、そんなにも色々な画面ピッピと、わざわざ見ませんから。ご自由に好きに使って下さい、という設計思想は分かりますが、上手く切り捨てた方が、良いと思いました。
また、普段私が使っている心拍計Mio Linkは残念ながらMZ-500には接続できず。機器一覧には出てくるのですが登録できず失敗になります....う〜ん、正規対応品じゃないし、しょうがないけど、残念。AMBITは使えています。
ランニング使用
ランニングでのGPS時計の使用は、ペース、距離、時間がリアルタイムで見れるので、今まで使っていない人には絶大な効果があります。MZ-500には繋がらなかったのですが、心拍計もあると、心拍数に合わせたペース配分もできるので、更に便利。インターバル走、ペース走、LSDなど本格的なトレーニングが出来るようになります。
結果的にランニング用途に限れば、AMBITもMZ-500も、ほぼ同等で、十分ですね。
MZ-500以外のEPSONさんのランニング向けGPS時計には、最低ペース警告とか、距離ごとのペース指示を設定する機能があるので、ガチのランナーの方は心拍計も内蔵したSF-850を買ったほうが、幸せになれる事間違いなし。ただ、私の様なライトなランナーにはMZ-500で十分。上記の本格的なランナー機能は、SF710保有時も使ってませんでしたから...
ちなみにAMBITは、ペースをグラフで見れる点や、好きなプログラム(現在ペースと残り距離からのゴールタイム予想やゴーストランナーの距離など....個人も配信可能)が入れられる点がアドバンテージになります。
結果的にランニング用途に限れば、AMBITもMZ-500も、ほぼ同等で、十分ですね。
MZ-500以外のEPSONさんのランニング向けGPS時計には、最低ペース警告とか、距離ごとのペース指示を設定する機能があるので、ガチのランナーの方は心拍計も内蔵したSF-850を買ったほうが、幸せになれる事間違いなし。ただ、私の様なライトなランナーにはMZ-500で十分。上記の本格的なランナー機能は、SF710保有時も使ってませんでしたから...
ちなみにAMBITは、ペースをグラフで見れる点や、好きなプログラム(現在ペースと残り距離からのゴールタイム予想やゴーストランナーの距離など....個人も配信可能)が入れられる点がアドバンテージになります。
GPSの精度は、十分過ぎです。みちびき対応のMZ-500の方が、いいのではないかと思います。
結論ではなく「思います。」なのは、下記のGPSログデータ検証から良くわからなかったからです。
上記の写真のような3m程度の橋をグネグネ左右にわざと走ってみました。
写真上:橋の様子
写真中:MZ-500のログ軌跡
写真下:AMBIT3のログ軌跡
結果はMZ-500は、ほぼ真っすぐの記録が...
AMBITも、さらに一緒に持って走ったiPhone6sでさえ、グネグネ走った軌跡がわかるのに。(ログ画面のうっすら後ろの軌跡)
データを見てみると、30km走って、MZ-500のNeoRunから落としたGPXデータは300KB。AMBITは8MB。MZ-500は記録が間引きなのか、アップロードで間引くのか????
もしかしたらある程度、スムージングをかけているのか???
この為かよく分かりませんが、MZ-500の方が、30kmで300m少なかったです。
私にはそこまでの精度は必要なく問題視しませんが、細かくログデータを見たい人は、要確認かも知れません。
※2016.09.20 修正
このデータの欠落は、私がスマホからアップロードした為でした。
スマホアプリの場合はデータを間引く仕様でした。
USB経由で上げればAMBIT同等のデータ量でした。
また精度もAMBIT同等でグネグネしていました。
大変失礼いいたしました。
山道での2,3mの位置精度がわかるという事には変わりはなく、絶対的な安心感が、どちらの機器にもあります。
ちなみにiPhoneは、トンネルと室内(スーパーへ立ち寄り)で30m位飛んでました。MZ-500も、AMBITも飛ぶこと無し。初めて3台のGPS機器を持ち運びましたが、展望あるところならiPhoneで十分なのかも知れない。これはこれで驚きました。ただ、個人的には、ランニング時は、スマホ邪魔。また山ではバッテリー問題もあってスマホだけでは不安だし、木に隠れたり尾根や岩場で隠れたりした時にGPSが飛ぶのは怖いので、GPS時計を、絶対的にお勧めます。
以前、飯豊山にてGPS時計に助けられています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-663619.html
https://youtu.be/kb9V15LTM1A
動画の12:45辺りからホワイトアウトした雪渓での様子が。GPS時計の精度を頼りにトラックバック機能にて来た道を見つけ夏道に戻れました。
結論ではなく「思います。」なのは、下記のGPSログデータ検証から良くわからなかったからです。
上記の写真のような3m程度の橋をグネグネ左右にわざと走ってみました。
写真上:橋の様子
写真中:MZ-500のログ軌跡
写真下:AMBIT3のログ軌跡
結果はMZ-500は、ほぼ真っすぐの記録が...
AMBITも、さらに一緒に持って走ったiPhone6sでさえ、グネグネ走った軌跡がわかるのに。(ログ画面のうっすら後ろの軌跡)
データを見てみると、30km走って、MZ-500のNeoRunから落としたGPXデータは300KB。AMBITは8MB。MZ-500は記録が間引きなのか、アップロードで間引くのか????
もしかしたらある程度、スムージングをかけているのか???
この為かよく分かりませんが、MZ-500の方が、30kmで300m少なかったです。
私にはそこまでの精度は必要なく問題視しませんが、細かくログデータを見たい人は、要確認かも知れません。
※2016.09.20 修正
このデータの欠落は、私がスマホからアップロードした為でした。
スマホアプリの場合はデータを間引く仕様でした。
USB経由で上げればAMBIT同等のデータ量でした。
また精度もAMBIT同等でグネグネしていました。
大変失礼いいたしました。
山道での2,3mの位置精度がわかるという事には変わりはなく、絶対的な安心感が、どちらの機器にもあります。
ちなみにiPhoneは、トンネルと室内(スーパーへ立ち寄り)で30m位飛んでました。MZ-500も、AMBITも飛ぶこと無し。初めて3台のGPS機器を持ち運びましたが、展望あるところならiPhoneで十分なのかも知れない。これはこれで驚きました。ただ、個人的には、ランニング時は、スマホ邪魔。また山ではバッテリー問題もあってスマホだけでは不安だし、木に隠れたり尾根や岩場で隠れたりした時にGPSが飛ぶのは怖いので、GPS時計を、絶対的にお勧めます。
以前、飯豊山にてGPS時計に助けられています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-663619.html
https://youtu.be/kb9V15LTM1A
動画の12:45辺りからホワイトアウトした雪渓での様子が。GPS時計の精度を頼りにトラックバック機能にて来た道を見つけ夏道に戻れました。
スマホ連動+WEBサービス
どちらもスマホアプリで、データのアップロードが出来ます。
EPSONは、データを上げたら、WEBのNeoRunで見る仕様。
suuntoは、アプリでワークアウトのデータも見れます。活動中の画面カスタマイズ設定もこのアプリで可能です。
MZ-500は、時計単独で活動時に表示させる画面のカスタマイズが出来ます。
WEBサービスは、すみませんが、suuntoの圧勝ですね。最近はやりの、ランや登山など色々な活動がグラフなどで視覚的に見れます。suuntoの活動動画もかなりお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=ce7JNUTIh5E
EPSONは、データを上げたら、WEBのNeoRunで見る仕様。
suuntoは、アプリでワークアウトのデータも見れます。活動中の画面カスタマイズ設定もこのアプリで可能です。
MZ-500は、時計単独で活動時に表示させる画面のカスタマイズが出来ます。
WEBサービスは、すみませんが、suuntoの圧勝ですね。最近はやりの、ランや登山など色々な活動がグラフなどで視覚的に見れます。suuntoの活動動画もかなりお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=ce7JNUTIh5E
現時点の感想
まだ、登山で使用していませんが、ランニング最中の使い勝手や精度は、AMBITと比較して同等です。ただアプリやWEBサービスなどを含めるとAMBITが優勢。
今回は、そもそも山で重視され気になっている3D標高図、バッテリーの持ちは、評価できていないので、次回の山行まで持ち越しです。
平地ランニング標高データを見る限りでは、恐らくMZ-500の標高データの方が正確に見えますので、この部分も期待大です。
次回は、山でのルート登録も含めてレビューしたいと思います。
山に、余計行きたくなりました!
今回は、そもそも山で重視され気になっている3D標高図、バッテリーの持ちは、評価できていないので、次回の山行まで持ち越しです。
平地ランニング標高データを見る限りでは、恐らくMZ-500の標高データの方が正確に見えますので、この部分も期待大です。
次回は、山でのルート登録も含めてレビューしたいと思います。
山に、余計行きたくなりました!
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Qoo01さんの記事一覧
- WristableGPS for Trek MZ-500B 山での利用編 31 更新日:2016年09月21日
- WristableGPS for Trek MZ-500B 外観・準備・サービス編 17 更新日:2016年09月19日
- Narrative Clip 11 更新日:2014年06月15日
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