WristableGPS for Trek MZ-500B レビュー経緯
エプソンさんのモニターに当選しましたので、山での使い勝手をまとめます。
EPSONさんに感謝!感謝!ありがとうございます。
外観・操作性、精度、ランニングでの使い勝手は、下記第一回を参照下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1714
ちなみに私は山歴7,8年(100名山80座)、ランナー歴2年(フル4時間20分)で、山にもランニングにもAMBITと心拍計を利用しています。トレイルランナーまでは行きませんが、歩くのは早いと思います。
GPS時計は EPSON SF710→suunto Ambit 3 sport→suunto Ambit 3 Peak と使っています。
EPSONさんに感謝!感謝!ありがとうございます。
外観・操作性、精度、ランニングでの使い勝手は、下記第一回を参照下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1714
ちなみに私は山歴7,8年(100名山80座)、ランナー歴2年(フル4時間20分)で、山にもランニングにもAMBITと心拍計を利用しています。トレイルランナーまでは行きませんが、歩くのは早いと思います。
GPS時計は EPSON SF710→suunto Ambit 3 sport→suunto Ambit 3 Peak と使っています。
まずはGPS時計の便利さを!
私自身、プロトレック(ABC時計)→スマホ利用と使ってきました。
この経験上、ABC時計(高時計,気圧計,コンパス)は、そもそもガスったりするとよほどのスキルがないと自身の位置に不安が生じます。
スマホの場合、確実に自分の位置が分かり、道迷いの防止など、非常に役立ちます。最近はソフトの出来もバッテリーの持ちも少しずつ改善されているようです。私も利用していますが、バッテリー問題が、最も恐いです。電池が切れると地図も電話も失ってしまう....
また位置精度もGPS時計より低く、よくデータが飛ぶ現象も確認されています。
この為、絶対的にGPS時計を、お勧めます。
実際に以前、飯豊山にてGPS時計AMBIT3に助けられています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-663619.html
https://youtu.be/kb9V15LTM1A
動画の12:45辺りからホワイトアウトした雪渓での様子です。雪渓の先の夏道が見つからず、GPS時計の精度を頼りにトラックバック機能にて登りの時の来た道を見つけ夏道に戻れました。
トラックバック機能は、来た道を戻る機能といえばわかりやすいでしょうか?
小さな時計の画面でも数メーターの位置が分かるので、毎回ルートを登録し確認すれば、とても安心です。
また山用で使う場合は長時間駆動も大切な要素です。
それではMZ-500の山での使い勝手も見ていきましょう!
この経験上、ABC時計(高時計,気圧計,コンパス)は、そもそもガスったりするとよほどのスキルがないと自身の位置に不安が生じます。
スマホの場合、確実に自分の位置が分かり、道迷いの防止など、非常に役立ちます。最近はソフトの出来もバッテリーの持ちも少しずつ改善されているようです。私も利用していますが、バッテリー問題が、最も恐いです。電池が切れると地図も電話も失ってしまう....
また位置精度もGPS時計より低く、よくデータが飛ぶ現象も確認されています。
この為、絶対的にGPS時計を、お勧めます。
実際に以前、飯豊山にてGPS時計AMBIT3に助けられています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-663619.html
https://youtu.be/kb9V15LTM1A
動画の12:45辺りからホワイトアウトした雪渓での様子です。雪渓の先の夏道が見つからず、GPS時計の精度を頼りにトラックバック機能にて登りの時の来た道を見つけ夏道に戻れました。
トラックバック機能は、来た道を戻る機能といえばわかりやすいでしょうか?
小さな時計の画面でも数メーターの位置が分かるので、毎回ルートを登録し確認すれば、とても安心です。
また山用で使う場合は長時間駆動も大切な要素です。
それではMZ-500の山での使い勝手も見ていきましょう!
ルート登録
ルート登録は、NeoRunというEPSONの”データ集約ページ”から、トレッキング計画を作ることから始まります。(「トレッキング計画を追加」)
すると、上の画面が出てきます。ヤマレコユーザーさんは、迷わず一番下ですね!!
初回はログイン情報を入れますが、その後は、いきなりヤマレコの自分の「山行計画」が出てきますので、時計に入れたいルートを選択します。
この為、ヤマレコの山行計画にはGPSルートが入っている事、ルートが正確であることが必要ですね。出発地点、ゴールが全く同じ人が最近いるときは、その方の山行記録の感想の下の『ここに行くプランを立てる』から「山行計画」を登録しておくのが良いと思います。その時、日程も入れておくと楽です。(決まってなくても)
また、ヤマプラから「山行計画」を作成し、それを利用することも可能です。
以下はヤマプラから作った山行計画を時計に取り組む様子です。(いつか行くぞ屋久島一周ww)
この為、ヤマレコの山行計画にはGPSルートが入っている事、ルートが正確であることが必要ですね。出発地点、ゴールが全く同じ人が最近いるときは、その方の山行記録の感想の下の『ここに行くプランを立てる』から「山行計画」を登録しておくのが良いと思います。その時、日程も入れておくと楽です。(決まってなくても)
また、ヤマプラから「山行計画」を作成し、それを利用することも可能です。
以下はヤマプラから作った山行計画を時計に取り組む様子です。(いつか行くぞ屋久島一周ww)
上の様にデータがNeoRunに取り込まれます。残念ながらヤマレコからのデータは修正、編集出来ません。ルート名やらを適当に調整します。またデータ転送時に、スタートとゴールの入れ替えは可能です。
ヤマプラを利用した場合は各地点もチェックポイント(WP)登録されます。これは、とても便利!
ただヤマプラで設定した時間は反映されません。反映されたとしても時計で利用される仕組みもないのですけど…
ただヤマプラで設定した時間は反映されません。反映されたとしても時計で利用される仕組みもないのですけど…
その後は、時計をPC・Macと接続した状態で「Epson Run Connect for Trek」というソフトを起動し、「計画の書き込み」を行い、時計にデータを転送します。
この通り、ヤマレコとの密接な連携で、データ転送は非常に楽です。
山で歩き始める!
歩き始める前に、転送したルートを設定して登山開始です。
ナビのルートを設定してからログを取るという2手順が必要です。いきなりログ開始ではナビが見れません。
手順は、右上LOGボタン→ 「ナビ選択」を押して右SETボタン
ナビのルートを設定してからログを取るという2手順が必要です。いきなりログ開始ではナビが見れません。
手順は、右上LOGボタン→ 「ナビ選択」を押して右SETボタン
転送された計画ルートから、右上,右下ボタンを使って選択してSET右ボタン。
その後ルートの内容表示がされるので、SET右ボタンを押して確認していきます。
その後、最初に右上LOGボタンを押した画面に戻るので、ログ開始を選択してSET右ボタンです。
その後ルートの内容表示がされるので、SET右ボタンを押して確認していきます。
その後、最初に右上LOGボタンを押した画面に戻るので、ログ開始を選択してSET右ボタンです。
ここまで出来たら、登山開始!
ここまで出来たら、登山開始です。
MZ-500は色々な画面があるので、自分のお気に入りの画面を見ながらあるきましょう。
私は何と言っても下の画面がお気に入り。
MZ-500は色々な画面があるので、自分のお気に入りの画面を見ながらあるきましょう。
私は何と言っても下の画面がお気に入り。
次のポイントまでの距離と高度が一度に分かるので、この画面がお気に入り。
他にもABC時計風にもなりますし、普段の時計画面にも当然なります。ただ、色々画面があるので、切り替え方がわからなくなる方もいるようなので、これだけは覚えておきましょう。
【右SETボタン 長押し!】
これで、ナビ、時計、アクティビティ、ABCの画面モードの切替が出来ます。
他にもABC時計風にもなりますし、普段の時計画面にも当然なります。ただ、色々画面があるので、切り替え方がわからなくなる方もいるようなので、これだけは覚えておきましょう。
【右SETボタン 長押し!】
これで、ナビ、時計、アクティビティ、ABCの画面モードの切替が出来ます。
ヤマプラのwp化は、ホント素敵。便利だわ〜
山での機能!
セットしておいたチェックポイントに着くと教えてくれます。
すみません、実際使用した鹿島槍・五竜縦走では、AMBITも同時起動していた事と、チェックポイントを細かく設定していなかったので、近くなってきた時の予告機能は分かりませんでした。
なんだかんだと、山頂着くと時計も喜んでいるようで、可愛らしく思えたりして。
そして位置精度は、ランニングでの検証どおり、1,2mがしっかり分かり最強です。
気圧計とGPSハイブリッドでの高度は、下記の結果と、すんごい優秀でした。
高千穂平 : 2049m → MZ-500: 2021m 28m差(朝一だから??)
鹿島槍 南峰:2889.1m → MZ-500: 2892m 3m差
五龍岳: 2814.1m → MZ-500: 2815m!90cm差!!!!
また何かその地点を覚えさせて置く機能があり、その時は左下のMARKボタンを押します。
すみません、実際使用した鹿島槍・五竜縦走では、AMBITも同時起動していた事と、チェックポイントを細かく設定していなかったので、近くなってきた時の予告機能は分かりませんでした。
なんだかんだと、山頂着くと時計も喜んでいるようで、可愛らしく思えたりして。
そして位置精度は、ランニングでの検証どおり、1,2mがしっかり分かり最強です。
気圧計とGPSハイブリッドでの高度は、下記の結果と、すんごい優秀でした。
高千穂平 : 2049m → MZ-500: 2021m 28m差(朝一だから??)
鹿島槍 南峰:2889.1m → MZ-500: 2892m 3m差
五龍岳: 2814.1m → MZ-500: 2815m!90cm差!!!!
また何かその地点を覚えさせて置く機能があり、その時は左下のMARKボタンを押します。
そして万が一の時のトラックバック機能。ちょっと分かりづらい....
この為、ここに記載しておきます。
まずログを『中断』させます。右上ボタン押して中断を選択です。間違ってログを終了しては駄目!とマニュアルに書いてあるけど、わからないだろ!と思いますが....
その後、再度右上LOGボタンを押して、「トラックバック開始」を選択で、トラックバックナビが始まるそうです。
万が一の為に、覚えておきましょう。ややこしいけど。
この為、ここに記載しておきます。
まずログを『中断』させます。右上ボタン押して中断を選択です。間違ってログを終了しては駄目!とマニュアルに書いてあるけど、わからないだろ!と思いますが....
その後、再度右上LOGボタンを押して、「トラックバック開始」を選択で、トラックバックナビが始まるそうです。
万が一の為に、覚えておきましょう。ややこしいけど。
登山終了後
下山したらログを停止させて終了です。
お疲れ様でした。
また簡単な説明のみにしますが、「Epson Run Connect for Trek」でWEBサービスのNeoRunにアップロードして、過去の旅の記録はWorkoutとして確認できます。
Workout画面から、ヤマレコアップロード機能もあります。
これも最初気づきませんでしたが、地図の右上の丸点が3つ重なったメニューに有りました!
お疲れ様でした。
また簡単な説明のみにしますが、「Epson Run Connect for Trek」でWEBサービスのNeoRunにアップロードして、過去の旅の記録はWorkoutとして確認できます。
Workout画面から、ヤマレコアップロード機能もあります。
これも最初気づきませんでしたが、地図の右上の丸点が3つ重なったメニューに有りました!
また、バッテリーですが、充電完了後、12時間歩いたのに、バーが1つも減ってない!!!
バーは3分割表示なので、1バーは46時間÷3=15.3時間となり、1バーも減ってなくて当たり前だった。46時間駆動は本当かも知れないです。山で検証するほうが、大変だ.....
まぁ、普通、12時間の活動を3日間もし無いと思うので、7,8時間活動、4泊程度なら、充電なしで行けるかも。
バーは3分割表示なので、1バーは46時間÷3=15.3時間となり、1バーも減ってなくて当たり前だった。46時間駆動は本当かも知れないです。山で検証するほうが、大変だ.....
まぁ、普通、12時間の活動を3日間もし無いと思うので、7,8時間活動、4泊程度なら、充電なしで行けるかも。
総括
ということで、GPS時計の一番面倒なコースの設定が、ヤマレコ・ヤマプラ連動となっている所が1番の売りかも知れません。
精度は文句なし、また長時間駆動出来るという安心感もすごいあります。
ヤマレコへのアップロードもスマホアプリやWEBサービスからもサクッと可能です。
山に特化、というかヤマレコに連動して使うのであれば、最強かもしれません。
オススメです。
精度は文句なし、また長時間駆動出来るという安心感もすごいあります。
ヤマレコへのアップロードもスマホアプリやWEBサービスからもサクッと可能です。
山に特化、というかヤマレコに連動して使うのであれば、最強かもしれません。
オススメです。
その他の雑記
要望点1 操作体系
前回も書きましたが、少し整理したほうが良いと思います。
右長押しなどマニュアル読まない人は絶対気づかない。
要望点2 ナビ機能(時間)
ヤマプラ時間の転送の話しと繋がっていますが、計画と実際の時間差をアクティビティ中に出せると
最高。遭難防止にもなります。◯分遅れと、◯分進んでいるとか。
要望点3 ナビ機能(ルート)
ルートから外れたらアラーム鳴らしてほしいですね。
要望点4 緊急ボタン
エマージェンシーボタン(メーカの人間としては黄色枠に赤キノコボタンですね!)を追加。
長押しするとスマホと連携して、指定緊急先(警察、消防)や指定箇所(実家や家族)に
場所と共にメッセージが飛ぶ。
AppleWatch Series2のデモでやってたので新規性が無くなりましたが....
そしてトラックバックでナビする。
要望点5 WEBサービス
なんかランナー用の画面に、むりやりくっつけてある感じが、とっても寂しいです。
中途半端にやるより、「計画も実績データもヤマレコに入れる」としてヤマレコに
乗っかってしまうのはどうでしょうか?
要望点7 充電クルードル
ちょっと豪華で置台みたいです。万万が一を考えると、ロング縦走では持っていくことに
なると思いますが、でかいです。
シンプル、軽量がいいです。suuntoはもしかしたら装着中でも充電することを考えて
いるように思います。
●AMBIT3 Peakとの比較
ランニングや色々なスポーツをやる人、ルート等を細かくいじりたい人はAMBIT3だと思います。
ちなみに同じルートを歩いた後、バッテリーは87%でした。MZ-500はバーでしか判らない...
上記の要望の通り、MZ-500も使い勝手が悪いところがあるので、使いこなし難しさではどっこいどっこい。
MZ-500のヤマレコ完全連動が便利なので、一般的な山はMZ-500
ランニングやマニアックなコース設定する時はAMBITと使い分かるのが良いかも!
それにしても上記の要望などは既にスマホアプリで実現している場合もあります。
今後はそれらがAppleWatchなどスマートウォッチのアプリ版を出してくる事が予想されます。
AppleWatch series2のデモでもViewRangerというトレッキングアプリが紹介されていました。
そうなるとAppleWatchなどスマートウォッチで十分となり、専用のGPS時計も不要になる時が来るのかもしれません。
暫くはバッテリー駆動時間の面でで優位ですけど。
嬉しいような、寂しいような。
前回も書きましたが、少し整理したほうが良いと思います。
右長押しなどマニュアル読まない人は絶対気づかない。
要望点2 ナビ機能(時間)
ヤマプラ時間の転送の話しと繋がっていますが、計画と実際の時間差をアクティビティ中に出せると
最高。遭難防止にもなります。◯分遅れと、◯分進んでいるとか。
要望点3 ナビ機能(ルート)
ルートから外れたらアラーム鳴らしてほしいですね。
要望点4 緊急ボタン
エマージェンシーボタン(メーカの人間としては黄色枠に赤キノコボタンですね!)を追加。
長押しするとスマホと連携して、指定緊急先(警察、消防)や指定箇所(実家や家族)に
場所と共にメッセージが飛ぶ。
AppleWatch Series2のデモでやってたので新規性が無くなりましたが....
そしてトラックバックでナビする。
要望点5 WEBサービス
なんかランナー用の画面に、むりやりくっつけてある感じが、とっても寂しいです。
中途半端にやるより、「計画も実績データもヤマレコに入れる」としてヤマレコに
乗っかってしまうのはどうでしょうか?
要望点7 充電クルードル
ちょっと豪華で置台みたいです。万万が一を考えると、ロング縦走では持っていくことに
なると思いますが、でかいです。
シンプル、軽量がいいです。suuntoはもしかしたら装着中でも充電することを考えて
いるように思います。
●AMBIT3 Peakとの比較
ランニングや色々なスポーツをやる人、ルート等を細かくいじりたい人はAMBIT3だと思います。
ちなみに同じルートを歩いた後、バッテリーは87%でした。MZ-500はバーでしか判らない...
上記の要望の通り、MZ-500も使い勝手が悪いところがあるので、使いこなし難しさではどっこいどっこい。
MZ-500のヤマレコ完全連動が便利なので、一般的な山はMZ-500
ランニングやマニアックなコース設定する時はAMBITと使い分かるのが良いかも!
それにしても上記の要望などは既にスマホアプリで実現している場合もあります。
今後はそれらがAppleWatchなどスマートウォッチのアプリ版を出してくる事が予想されます。
AppleWatch series2のデモでもViewRangerというトレッキングアプリが紹介されていました。
そうなるとAppleWatchなどスマートウォッチで十分となり、専用のGPS時計も不要になる時が来るのかもしれません。
暫くはバッテリー駆動時間の面でで優位ですけど。
嬉しいような、寂しいような。
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Qoo01さんの記事一覧
- WristableGPS for Trek MZ-500B 山での利用編 31 更新日:2016年09月21日
- WristableGPS for Trek MZ-500B 外観・準備・サービス編 17 更新日:2016年09月19日
- Narrative Clip 11 更新日:2014年06月15日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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