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更新日:2019年05月05日 訪問者数:2102
ジャンル共通 山道具・装備
山に香料をもちこまないでください
U_paKaeru
山に香料をもちこまないでください
登山中、人に会うまでは、自然を堪能してのんびり歩いたり、急坂を一生懸命登ったり、展望を楽しんだりして私は山を楽しむことができます。
ですが、人=柔軟剤=害をなすもの、となってしまいました。残念なことに。

2017年春には、登山者のおおよそ5割の方が、すれ違うと香料臭いと感じました。

2019年春現在、登山者のおおよそ7割の方が、香料臭いと感じます。臭いも年々強くなり、登山者が通りすぎた後の登山道もひどいときは数十メートルが香料くさいと感じます。

洗剤、柔軟仕上げ剤に含まれる香料は、特に登山服の化学繊維に吸着しやすいように思います。臭くて臭くて香料の固まりが歩いているとの同じです。

本来、登山服の素材には柔軟剤はご法度。発汗性などのせっかくの素材テクノロジー機能をだめにしてしまいます。登山服が高額なのは、機能を買っているわけですから、柔軟剤を使うというのは登山中の快適さ、もっと言えば登山の安全性を捨てているようなものです。

私のような香害患者のためのみならず、着ているご本人のためにも無香料のもので洗ってください。

ちなみに、登山シュラフ用洗剤として有名な輸入洗剤の成分は、脂肪酸カリウムのみ。シャボン玉石鹸社の洗濯用液体石鹸と同じです。私は、それで洗っています。弱アルカリですが、化繊、絹、ダウン問題ありません。すすぎも多めにします。

登山者の方が香料を使用しはじめてから、私は、メジャーな登山ルートを歩くことも山小屋泊ルートを行くこともできなくなりました。北南アルプス、後立山連峰、上信越の山などに毎年行くのが楽しみでしたが、今は、そのルートは行くことができません。登山中に香料の方とすれ違うと呼吸困難、喘息発作、頭痛を起こして歩けなくなるからです。登山者の方の香料自粛をよろしくお願いいたします。

私も山を楽しみたいのです。
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