5年ほど前に購入したストックですが、どうもストックに頼ると脚力が落ちるような気がして積極的に使ったことはありません。富士登山の時と、加賀白山の下山途中いきなりでてきた残雪帯をトラバースする時ぐらいでしょうか、意識して使ったのは。
そんなストックの先端についている石突のゴムキャップ、今は環境問題云々で付けて山歩きをすることが推奨されていますが、それもストック機能を減じているのではという議論もあって…、ってこの問題を話すと長くなりますので本題へ。
先日甲武信ヶ岳登山に行きました。その時に久しぶりにストックを使いました。ただし、Wストックは突く場所が2倍になり狭い山道だとかえって使いにくくて面倒。そこで一本だけにして歩調を取るのとガイド、そして本来の歩行の補助としてつかいました。
するとストックアルアルで、石突キャップが木の根に挟まりとれてしまいました。気づき、すぐに後を振り返って見ても黒色のキャップは見つかりませんしじっくり探している暇もない。そこで、残るもう一本からキャップを外して抜けた石突に補充。
それでしばらく歩いていたらまた同じようなことがおきて結局キャップ2個とも失くすという結果になりました。これ皆さんも経験があるでしょう。
ではどうしたらゴムキャップを失くさずすむか。これは本来メーカーが考えること。もしかしたらメーカーとしてはどんな山道でも使う時にはキャップはあらかじめとって使う、ということが標準なのかもしれません。
とはいえ、できることなら失くすことを前提に、取れたらすぐ見つかるようキャップの色を黒ではなく黄色とか、オレンジのような目立つ色にしてもらいたいです。
では、自分でできることはないのかと考えたのが写真のようなこと。ゴムキャップの側面に穴をあけそこに2mmの黄色のコードをリング(鍔)の穴を経てコードストッパーに2本入れ端部を結び止めておく。
これでキャップが外れても紛失することはありませんし、沢の渡渉、砂礫地、残雪など状況の変化によって石突を露出しなければならないときでもキャップはフリーになっているので邪魔になりません。
リングに穴がないタイプのストックをお持ちの方は、リングの上のストック本体にコードを回してストッパーに入れ端部止めをしておけばよいのでは。
こんな簡単なアイデアですが、お役にたつようならどうぞお試しください。
そんなストックの先端についている石突のゴムキャップ、今は環境問題云々で付けて山歩きをすることが推奨されていますが、それもストック機能を減じているのではという議論もあって…、ってこの問題を話すと長くなりますので本題へ。
先日甲武信ヶ岳登山に行きました。その時に久しぶりにストックを使いました。ただし、Wストックは突く場所が2倍になり狭い山道だとかえって使いにくくて面倒。そこで一本だけにして歩調を取るのとガイド、そして本来の歩行の補助としてつかいました。
するとストックアルアルで、石突キャップが木の根に挟まりとれてしまいました。気づき、すぐに後を振り返って見ても黒色のキャップは見つかりませんしじっくり探している暇もない。そこで、残るもう一本からキャップを外して抜けた石突に補充。
それでしばらく歩いていたらまた同じようなことがおきて結局キャップ2個とも失くすという結果になりました。これ皆さんも経験があるでしょう。
ではどうしたらゴムキャップを失くさずすむか。これは本来メーカーが考えること。もしかしたらメーカーとしてはどんな山道でも使う時にはキャップはあらかじめとって使う、ということが標準なのかもしれません。
とはいえ、できることなら失くすことを前提に、取れたらすぐ見つかるようキャップの色を黒ではなく黄色とか、オレンジのような目立つ色にしてもらいたいです。
では、自分でできることはないのかと考えたのが写真のようなこと。ゴムキャップの側面に穴をあけそこに2mmの黄色のコードをリング(鍔)の穴を経てコードストッパーに2本入れ端部を結び止めておく。
これでキャップが外れても紛失することはありませんし、沢の渡渉、砂礫地、残雪など状況の変化によって石突を露出しなければならないときでもキャップはフリーになっているので邪魔になりません。
リングに穴がないタイプのストックをお持ちの方は、リングの上のストック本体にコードを回してストッパーに入れ端部止めをしておけばよいのでは。
こんな簡単なアイデアですが、お役にたつようならどうぞお試しください。
お困り解決
hda01645さんの記事一覧
- 廃道を歩く 10 更新日:2021年02月09日
- 寺下峠からの下山路 7 更新日:2020年12月30日
- 中央線高柄山(たかつかやま)へのう回路 12 更新日:2020年11月17日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
今回のアイデアの趣旨とは違いますが、
海外では石畳でのノルディックウォーキング用にキャップを装着するようですね。
まあ、正直なところ、キャップは無い方が安全だと思います。
いや、このストックの石突にキャップを付けるか付けないか問題。ヤマレコでも過去にいろいろと論議がでて結論にはいたってはおりませんね。
ではストックがあれば安全登山ができるかというと必ずしもそうとはかぎらない。むしろ両手が塞がっていることによって安全ではない状況も生じます。
日本での山登りにWストックを使用する文化は確か6年ほど前の山ガールブームのころからではないでしょうか。
男性に比べ体力がない女性用にと山雑誌などのメディアで紹介されたかとおもいます。その前の中高年百名山登山ブームの時にはなかったような記憶が。
少なくも80年以前では杖が必要な人は、大抵山に落ちている木の枝を杖がわりに使っていたものです。そのころ、こんな製品が世にでるなんて想像もしていませんでした。
多分この文化は欧米由来でしょうか。彼の地では登山とはすなわち登攀のことでそれ相当の技術がいります。一般の人は山歩き、日本でいうハイキングとかトレッキングを楽しんでいてそのための道具がWストック?。
キャップを付けるか付けないかより、根本的にWストックは本当に日本の山登りに必須な道具なのかということを個人個人で考えてみることがいいのかと。
必須な道具ということであれば自分にとっても他人にとっても環境に対しても最善の使い方をする、としかいえませんが。
このノート、1000アクセスを突破しました。
視てくれた皆さま、ありがとうございました。
こんな工夫が皆様の山登りに役立てば嬉しくおもいます。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する