梁川駅往復へのバリエーションルート
寺下峠への登りは、準一般道といわれる柳川駅から国道20号線を南に渡り塩瀬地区の登山道を利用した。この道、登山地図には掲載されているものの、あまり利用が無く理由は途中での斜面のトラバースがきついからかと思われる。
なお梁川駅からの出発は午前10時でした。
なお梁川駅からの出発は午前10時でした。
30分ほど休み、いよいよこれからが本ハイキングの目的であるバリエーションルートの下山である。
818mの船山を経て、その西隣のピークである727mに向かう。割と緩やかな尾根から急に下りになったところが727m手前のコル。
ここから真北から7度50分西にズレたほぼ磁北線と同じ角度で北へと尾根伝いに下山を開始した。尾根へのとりつきはコルから支尾根の縁を少しトラバースしたところにあった。そこで支尾根にでてこれからちょっとした冒険が始まった。
818mの船山を経て、その西隣のピークである727mに向かう。割と緩やかな尾根から急に下りになったところが727m手前のコル。
ここから真北から7度50分西にズレたほぼ磁北線と同じ角度で北へと尾根伝いに下山を開始した。尾根へのとりつきはコルから支尾根の縁を少しトラバースしたところにあった。そこで支尾根にでてこれからちょっとした冒険が始まった。
この尾根を見つけたのは地形図を眺めていた時。いかにも歩きやすそうな尾根に見えた。実際もそうで、急斜面がでてきても樹木に掴るほど箇所はなかった。
バリエーションルートであるから、当然道迷いしないよう気を付けていて、先人が付けてくれた赤テープなども参考にしつつ、地形図と、コンパスでこまめな方向チェック、そして時折現在地をziogurafikaで確認しながら進んでいった。
太い尾根筋といっても、ところどころは岩はないが土でも馬の背のような部分も出てくるし、北に向かって一直線とはいえ、微妙に小さな枝尾根の分岐もあって油断はできない。
514mでは尾根が大きく分岐しており右の尾根を選ぶ。またすぐ近くにある450mでは今度はやや左に尾根をとる。
太い尾根筋といっても、ところどころは岩はないが土でも馬の背のような部分も出てくるし、北に向かって一直線とはいえ、微妙に小さな枝尾根の分岐もあって油断はできない。
514mでは尾根が大きく分岐しており右の尾根を選ぶ。またすぐ近くにある450mでは今度はやや左に尾根をとる。
が、ここまで順調にきたが、最後の最後、試練がまっていた。
それは、尾根から離れ谷に一旦入らねば目標の林道には到達できないからだ。
事前に家で地形図を眺めていた時、ココからしか林道へは降りられないだろうという箇所を見つけておいた。
というのも、当然林道は石垣などで斜面を抑えているだろうから、一番低いところといえば、谷部にあたるところになる。
それは、尾根から離れ谷に一旦入らねば目標の林道には到達できないからだ。
事前に家で地形図を眺めていた時、ココからしか林道へは降りられないだろうという箇所を見つけておいた。
というのも、当然林道は石垣などで斜面を抑えているだろうから、一番低いところといえば、谷部にあたるところになる。
そこで用意しおいた補助ロープ20mを半分に折り、樹木の幹に半巻きにし、端部を結び10mを確保、それをその下にある樹木方向へ垂らして両手で持ち、後ろ向きにそろそろと降りる。そしてロープを回収し、また樹木の幹に巻き同様の行為をした。
これを4回ほど繰り返し、ようやく斜度が緩い所まできた。
これを4回ほど繰り返し、ようやく斜度が緩い所まできた。
720mのコルから320mの林道まで降りたのは時間にして2時間。整備された道であれば1時間ほどで降りられたと思う。最後の尾根から谷に降りる部分で30分ほど時間を費やしたが、なんとか無事に下山することができた。
先人たちのテープにも助けられたバリエーションルート下降でした。
先人たちのテープにも助けられたバリエーションルート下降でした。
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