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更新日:2020年12月27日 訪問者数:19358
ジャンル共通 山道具・装備
ガーミンgpsmap66sを個人輸入して日本語化する
graveltrek
7年使ったetrex30が故障したのが2019年12月30日。
故障と言うのは、etrexシリーズの持病でもある操作ボタンの損傷で、指で押す部分が欠落して仕舞うと言うお決まりの物だった。
すぐさまamazonで代替品のwtrex30xを探して新品を注文した。

amazonの便利な翌日配達を利用して、代替品のetrex30x海外版を大晦日には手にしてすぐさま「日本語化」したが、老人の目にはetrex系の小さなモニターを見るのに限界を感じた。
また動作の遅さに生命の危機を感じた等と、自分を納得させる理由を見つけたおかげで、ガーミンのモニター(液晶表示部)が大きなgpsmap66sと言うモデルを購入する事にした。

海外の通販会社で、GARMIN製品でも日本へ直接売ってくれる「Tread.Inn」というサイトが、送料820円位の「郵便」利用で安かった、海外amazonも安かったが送料が60ドル近くも掛かり候補から消えInnの一択。

注文から2週間ほども掛かってやっと届いたのが下の本体

ここからの作業は何が有っても責任は取れませんので、自己の責任のもと、全てを背負ってください。
gpsmap66sが名称で、モニターが3インチと大きい。
tread.innへの支払いは42132円、送料込みだ。

日本のamazonでは、日本語化して地図まで付いて68000円で手に入るが、私には以前購入したTKAプラネットの日本精密地図全国版が有るので、地図無し日本語無しにした。
左がetre30x
右がgpsmap66s

大きさの違いが歴然だが、ザックのショルダーベルトに付けた小型ポーチに収まらない大きさに困る・・

電池(もちろん別売)を投入し電源を入れる。
ちゃんと動くか確認することが大事です。
さて、gpsmap66sが来たのは良いが、英語表示でetrex30系とは操作手順が違うので、操作に戸惑う。
もしも動かなかった不良品を送って来た時の為に、返送用のバーコードも箱に貼ってあった。
関税額と有るのは「消費税」の事です。

通関料は「手数料」ですね。

計2600円を郵便屋さんに支払うと、代わりにgpsmap66sを手渡してくれました。
ここからは、いよいよ日本語を覚えさせる段階に成ります。
win10パソコンで作業して居ますので、予めご了承ください。

まずは、nuvi200_TWN_v410.exe というexe(実行)ファイルを、下記のURLからダウンロードします。

https://blog.goo.ne.jp/voldemord/e/a1f59932b10831d77b5ba42e931ca5c9

貴方のパソコンのエクスプローラーのダウンロードと言うファイルに nuvi200_TWN_v410.exe と言うファイルが保存されました。
nuvi200_TWN_v410.exeの拡張子 exe が表示されていない場合には、下記の部分を操作してみてください。
ファイルの拡張子が表示されるように成ります、この拡張子を後ほど「名前の変更」しますので、とっても大事です。

下記の画像は既に「名前を変更」した後なので、拡張子がzipと成って居ます。
エクスプローラーの「ダウンロード」と言うファイルに先ほどのファイルが保存された。

拡張子がexeと成って居る。

このファイルにマウスのカーソルを当てて右クリックすると、メニューが展開される。

メニューの中から「名前の変更」を選んでマウスの左ボタンをクリック。

拡張子 exe を zipに変えて保存する。
この作業は、ダウンロードしたファイルを左ボタンでWクリックしてみれば理由がすぐ分かる。
拡張子を変えないexeファイルは、実行ファイルなのでWクリックすると「インストール・・・」なんて言うのが始まってしまう。
そんな場合は慌てずに「キャンセル」して、落ち着いて名前の変更をしよう。
拡張子をzipに変えたファイルを展開するには、解凍しなくては成らない。

Lhaplas 等の解凍ツールを使って解凍してください。

回答したファイルが次のようになる。
このような表示に成るので、
nuvi200_TWN というファイルをWクリックする。
そうするとこうなるので、赤丸の中の「garmin」というフォルダーをまたまたWクリック
この「ExData]と言うファイルもWクリックする。

とにかくWクリックして進む。
するとこうなります。

やっと作業するファイルにたどり着きました。

この中で使うファイルは「006-D1053-64.bin」だけです。

この「006-D1053-64.bin」といファイルを、先ほどやった「名前の変更」と同じ作業で、

「006-D0952-05.bin」
「006-D0952-06.bin」

一つのファイルの名前を変えて、拡張子の前の名前を変えて、2個のファイルを作ります。
行き先(保存先)が分からなくなると厄介なので、マイドキュメントの中に自分の好きな名前のフォルダーを一個作って、そこへ名前を変えたファイルを保存してください。

私は「gpsmap66日本語化ファイル」そんな名前を付けておきました。
これで1つ目の作業が終わりました。

次はgpsmap66sのメニューに実際に表示される「言語」のテキストを準備します。

先ほども言いましたが、ウィンドウズ10のパソコンでやってますのでお忘れなく。
ーーーーーーーーーここから下をコピー
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<gtt xmlns="http://www.garmin.com/xmlschemas/GarminTextTranslation/v1" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.garmin.com/xmlschemas/GarminTextTranslation/v1 http://www.garmin.com/xmlschemas/GarminTextTranslationv1.xsd" >
<hdr>
<lang>日本語</lang>
<desc>日本語</desc>
<type>Primary</type>
<sort>0</sort>
<cpage>932</cpage>
<pnum>006-D0952-06</pnum>
<ver>1.00</ver>
<upperkbrd>ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ</upperkbrd>
<lowerkbrd>abcdefghijklmnopqrstuvwxyz</lowerkbrd>
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<tag>TXT_LANG_ID_STR_M</tag>
<txt>日本語</txt>
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<txt>実行ルート</txt>
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<tag>TXT_MNU_Active_Route_STR_M</tag>
<txt>実行ルート</txt>
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<txt>実行ルート</txt>
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<tag>TXT_MNU_Alarm_Clock_STR_L</tag>
<txt>アラーム</txt>
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<tag>TXT_MNU_Alarm_Clock_STR_M</tag>
<txt>アラーム</txt>
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<tag>TXT_MNU_Alarm_Clock_STR_S</tag>
<txt>アラーム</txt>
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<tag>TXT_MNU_Area_Calculation_STR_L</tag>
<txt>エリア面積計算</txt>
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<tag>TXT_MNU_Area_Calculation_STR_M</tag>
<txt>エリア面積
計算</txt>
</str>
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<tag>TXT_MNU_Area_Calculation_STR_S</tag>
<txt>エリア面積





途中省略





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<tag>TXT_MNU_Map_STR_M</tag>
<txt>マップ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Map_STR_S</tag>
<txt>マップ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Mark_Waypoint_STR_L</tag>
<txt>ポイント</txt>
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<tag>TXT_MNU_Mark_Waypoint_STR_M</tag>
<txt>ポイント</txt>
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<tag>TXT_MNU_Mark_Waypoint_STR_S</tag>
<txt>ポイント</txt>
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<tag>TXT_MNU_Profile_Change_STR_L</tag>
<txt>プロフィール修正</txt>
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<tag>TXT_MNU_Profile_Change_STR_M</tag>
<txt>プロフィール
修正</txt>
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<tag>TXT_MNU_Profile_Change_STR_S</tag>
<txt>プロフィール
修正</txt>
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<tag>TXT_MNU_Proximity_Waypoints_STR_L</tag>
<txt>近接ポイント</txt>
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<tag>TXT_MNU_Proximity_Waypoints_STR_M</tag>
<txt>近接ポイント</txt>
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<tag>TXT_MNU_Proximity_Waypoints_STR_S</tag>
<txt>近接ポイント</txt>
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<tag>TXT_MNU_Route_Planner_STR_L</tag>
<txt>ルート作成</txt>
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<tag>TXT_MNU_Route_Planner_STR_M</tag>
<txt>ルート作成</txt>
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<txt>ルート作成</txt>
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<tag>TXT_MNU_Satellite_STR_L</tag>
<txt>衛星</txt>
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<txt>衛星</txt>
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<txt>衛星</txt>
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<tag>TXT_MNU_Setup_STR_L</tag>
<txt>セットアップ</txt>
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<txt>セットアップ</txt>
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<txt>セットアップ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Share_Wirelessly_STR_L</tag>
<txt>ワイヤレス通信</txt>
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<txt>ワイヤレス通信</txt>
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<txt>ワイヤレス通信</txt>
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<txt>サイトナビ</txt>
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<txt>サイトナビ</txt>
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<txt>サイトナビ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Stopwatch_STR_L</tag>
<txt>ストップウォッチ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Stopwatch_STR_M</tag>
<txt>ストップウォッチ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Stopwatch_STR_S</tag>
<txt>ストップウォッチ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Sun_and_Moon_STR_L</tag>
<txt>太陽と月</txt>
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<tag>TXT_MNU_Sun_and_Moon_STR_M</tag>
<txt>太陽と月</txt>
</str>
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<tag>TXT_MNU_Sun_and_Moon_STR_S</tag>
<txt>太陽と月</txt>
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<tag>TXT_MNU_Track_Manager_STR_L</tag>
<txt>トラックマネージャー</txt>
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<tag>TXT_MNU_Track_Manager_STR_M</tag>
<txt>トラックマネージャー</txt>
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<tag>TXT_MNU_Track_Manager_STR_S</tag>
<txt>トラックマネージャー</txt>
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<tag>TXT_MNU_Trip_Computer_STR_L</tag>
<txt>トリップコンピュータ</txt>
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<tag>TXT_MNU_Trip_Computer_STR_M</tag>
<txt>トリップ
コンピュータ</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Trip_Computer_STR_S</tag>
<txt>トリップ
コンピュータ</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Waypoint_Averaging_STR_L</tag>
<txt>平均位置測定/保存</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Waypoint_Averaging_STR_M</tag>
<txt>平均位置
測定/保存</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Waypoint_Averaging_STR_S</tag>
<txt>平均位置
測定/保存</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Waypoint_Manager_STR_L</tag>
<txt>ポイントマネージャ</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Waypoint_Manager_STR_M</tag>
<txt>ポイント
マネージャ</txt>
</str>
<str>
<tag>TXT_MNU_Waypoint_Manager_STR_S</tag>
<txt>ポイン
トマネージャ</txt>
</str>
</gtt>
ーーーーーーここまでコピー
上記のテキストが、メニューを日本語の漢字やカタカナで表示させるための「japanese.gtt」という物に成ります。
注意:都合によりテキストは途中省略してあります(2月29日加筆)

パソコンの「メモ帳」を開いて下さい。
コピーしたテキストを「メモ帳」に貼り付けます。
そして先ほど作ったファイル「gpsmap66日本語化ファイル」に「japanese.gtt」と言う名前で保存します。
この名前はとっても大事です、間違えるとだめです。
ここまでくれば、もうあなたのgpsmap66sは日本語を喋ったも同然です<笑
いよいよgpsmap66sをパソコンに接続します。
30秒ほどで外部デバイスとして「gpsmap66s」が認識され、パソコンのエクスプローラーに表示されます。
認識されない時は、何としてでも認識するようにパソコンに言い聞かせるか、または諦めましょう。
明日に成れば認識してくれるかも知れません。

ここ大事です!!!!!!!
gpsmap66sの出荷状態のフォルダーをコピーして、パソコンに保存します。
パソコンのマイドキュメントに「gpsmap66s出荷状態」と言うフォルダーを作ってそこに保存しました。
これで、途中で・・歩いて来たネコがUSBケーブルを引っかけて、gpsmap66sのデータが壊れて起動しなくなっても、元に戻せるので安心です。
もし、このバックアップを残して置かないと、昔の携帯電話に似た変な奴が、手元に転がってるだけに成ります。
gpsmap66sが認識されると、エクスプローラーに表示されます。

赤丸のgpsmap66sをクリックして次へ。
すると「garmin」というフォルダーが現れますので、またまたクリックして次へ。
「ExData」というフォルダーへたどり着きましたね?

着かない人はどこかで道を外してますね。
少し戻ってルートを見つけてください、登山と同じですね。
またまたこのフォルダーをクリックします、そろそろ右手の指が痛くなって来た頃です。
お忘れに成ってしまったかも知れませんが、先ほどどこかで聞いたような名前のフォルダーが出てきましたね。

先ほど「gpsmap66日本語化ファイル」と言うファイルを作って、大事に大事に保存した「006-D0952-05.bin」と「006-D0952-06.bin」を見つけてください。

その保存したファイルを、gpsmap66sの同名のファイルと置き換える・・正確には「上書き」する作業をします。

ええ?そんな事したら壊れちゃう?
大丈夫!さっきgpsmap66sの出荷状態のフォルダーはバックアップして置いたじゃないですか。

これで「日本語」を理解するgpsmap66sに成りましたが、パソコンから外すのはまだです。
エクスプローラの左の方を見ると、赤丸の様にgpsmap66sが居ますね?

その下の「garmin」をクリックしてください。

下方へツリーが伸びます。
そのツリーの下の方へ行きますと・・・
「text」というファイルが見つかります。

先ほど「gpsmap66日本語化ファイル」と言うファイルを作って、大事に大事に保存した「japanese.gtt」をその「text」ファイルに貼り付けます。

ここ大事・・・
もともと「text」ファイルには「japanese.gtt」が無いので、うんともすんとも言わずに事が進行します。

貼り付け後に「text」ファイルを開いて「japanese.gtt」が有るかを確認してください。
私のにはちゃんと有ります。

パソコンからgpsmap66sを取り外しますが、「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」と言う風にして下さい。
静電気などで機械的に壊れたgpsmap66sは本当に悲惨でしょう。
gpsmap66sの電源ボタンを押して起動してください。

そこからの操作はお任せしますが、言語の選択で「japanese」を選択し、メニューへ戻ると・・・
こんな事に成っちゃってます。

以上で日本語化は終了です。
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