従来型を使って居てのお悩み
従来型のシールは上記写真の様にフロントチップループ(以下フロントフックと言う)を備えていて、シール自体の保持を手助けしている物が一般的です。
しかし、このフロントフックは取り付け部分のシールに浮き(隙間)が出来やすいのも事実で、よほど丹念に貼り付けを行っても雪の嚙み込みを招いてしまって居ます。
しかし、このフロントフックは取り付け部分のシールに浮き(隙間)が出来やすいのも事実で、よほど丹念に貼り付けを行っても雪の嚙み込みを招いてしまって居ます。
今回見つけたのが上の画像のシール、フロントフックを持たない新しい発想のシールに成ります。
長野県松本市に有る登山用品専門店「ブンリン」の考案で作られたクライミングシール。
ブンリンHP
http://user1.matsumoto.ne.jp/~bunrin/
〒390-0811 長野県松本市中央2-7-14 TEL0263-33-3633
シール自体はモンタナというメーカーの物を使用し、先端に有る金具「スノースイーパー」が雪をいなしてシールが剥がれるのを防いでいます。
長野県松本市に有る登山用品専門店「ブンリン」の考案で作られたクライミングシール。
ブンリンHP
http://user1.matsumoto.ne.jp/~bunrin/
〒390-0811 長野県松本市中央2-7-14 TEL0263-33-3633
シール自体はモンタナというメーカーの物を使用し、先端に有る金具「スノースイーパー」が雪をいなしてシールが剥がれるのを防いでいます。
貼り付けた全体はこんな感じで、ぱっと見は気が付かない人の方が多いかも知れません。
しかしこのシール、フロント側で雪を嚙み込まないんですよ。その優位性は2回目3回目と登り返しの為にシールを張り替えるたびに感じる事が出来るでしょう。
雪を嚙み込んで居ないのでシールの粘着力が、2回目3回目貼り付ける時でもそのまま残ってて具合が良いんです。
シールを貼り付ける際の必要条件として、板に着いた雪や氷、水分を除去してからと言うのは他のシールと変わり有りません。
ブラシやウェスを用意しておくことは山スキーヤー、山ボーダーとして当たり前の事ですね。
しかしこのシール、フロント側で雪を嚙み込まないんですよ。その優位性は2回目3回目と登り返しの為にシールを張り替えるたびに感じる事が出来るでしょう。
雪を嚙み込んで居ないのでシールの粘着力が、2回目3回目貼り付ける時でもそのまま残ってて具合が良いんです。
シールを貼り付ける際の必要条件として、板に着いた雪や氷、水分を除去してからと言うのは他のシールと変わり有りません。
ブラシやウェスを用意しておくことは山スキーヤー、山ボーダーとして当たり前の事ですね。
先端部の拡大画像です。
スノースイーパーの先端部分はシールの厚み分だけ丸く折り曲げられており、向こうからやって来る雪によって板側に押さえつけられる形に成りますから、シールを貼ったままの下り坂滑走でも剥がれる事無く進めます。
スノースイーパーはリベットと接着剤によってシールと結合されて居る様です。
スノースイーパーの先端部分はシールの厚み分だけ丸く折り曲げられており、向こうからやって来る雪によって板側に押さえつけられる形に成りますから、シールを貼ったままの下り坂滑走でも剥がれる事無く進めます。
スノースイーパーはリベットと接着剤によってシールと結合されて居る様です。
そしてテール側は張り流しで処理されています。わたしは以前からテールのフックは使わない派でしたから、今回のシールの購入にも違和感は全くありませんでした。
いまでもテール側のフックを使っている方は多く見えますが、テールフックは無い方がシールの剥がれは断然少ないのが事実です。
ブラックダイヤモンドのシールをテールフック付でお使いの方は切って取り去る、ポモカなどのシールはテールフックが縫い付けと成って居ますので、糸を切ってフックを取り去ればシールを短くしないで済みます。
いまでもテール側のフックを使っている方は多く見えますが、テールフックは無い方がシールの剥がれは断然少ないのが事実です。
ブラックダイヤモンドのシールをテールフック付でお使いの方は切って取り去る、ポモカなどのシールはテールフックが縫い付けと成って居ますので、糸を切ってフックを取り去ればシールを短くしないで済みます。
シールを剥がすときは必ずテール側から行う事が肝心です。
画像に有る赤いプレートは百均ダイソーで売ってる下敷きを半分に切った物で、スクレーパーとして使っています。
画像に有る赤いプレートは百均ダイソーで売ってる下敷きを半分に切った物で、スクレーパーとして使っています。
私はイージスキンセーバーを使ってシールを巻き取ります。
最後に大きな輪ゴムで止めるとほぐれる事無くザックに仕舞う事が出来て便利です。
シールの半分の長さのチートシートを使っても良い具合に収納できると思います。
最後に大きな輪ゴムで止めるとほぐれる事無くザックに仕舞う事が出来て便利です。
シールの半分の長さのチートシートを使っても良い具合に収納できると思います。
購入は?
ブンリンへ電話かメールで問い合わせると、すぐに返事がもらえます。
スノースイーパーの大きさやシールの長さによって価格が違うようですので、一度問い合わせてみて下さい。
私の1400mmの長さのシールは、スノースイーパーが100mmの幅の物が使用して有り、税送料込み¥34500でした。
スノースイーパーの大きさやシールの長さによって価格が違うようですので、一度問い合わせてみて下さい。
私の1400mmの長さのシールは、スノースイーパーが100mmの幅の物が使用して有り、税送料込み¥34500でした。
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