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更新日:2013年08月29日 訪問者数:4488
ジャンル共通 技術・知識
寒さ知らずで快適に山で眠ろう!
防寒具を着て就寝しても、季節やテント場の状況により、寒くて寝付けない!そんな時、手持ちのアイテムで寒さをしのぐ方法です。
minislope
寝る時の体位を変える
仰向けに寝ると両肩・背中・臀部(尻)が地面に広くあたってしまいます。
就寝を妨げる冷えというのは地面から来るので、このあたる面積を減らすと寒さが軽減されます。
横向きに寝ると片肩と腰とあたる面積が減り、寒さを感じにくいです。
地面に接する部分につめものをする
地面にあたる身体の部位の下につめものをします。
荷物の中に余分な布物があれば、それを利用します。
シュラフやテントが入っていた袋をまとめてもいい。
休憩用などに小型のエアマットを持っているなら最高によいです。
冬場であれば、オーバー手袋がおすすめ。
ピンポイントでつめるだけで寒さ知らずで眠れます。
ザックを利用して足先からの冷えを防ぐ
ザックを空にしてシュラフごと入るだけ足を入れます。
湯たんぽを作る
食後に湯を沸かし、プラティパス等に入れておきます。栓はもれないようしっかり。
(入れる時こぼさないよう漏斗があると便利。もしくは角型コッヘルの角から注ぎ入れる)
さめないようにすぐシュラフに入れます。
就寝まで時間があっても、半身だけでもシュラフに入り、自身の熱とで保温をしたまま就寝します。
シュラフに湯たんぽだけ入れた状態では冷めがはやく一番寒い時間を乗り切れません。
もしくは、就寝直前に湯たんぽを作りましょう。
飲食で身体を暖める
夕食後、サーモスに湯を満たしておきます。
なるだけ満タンにしておいたほうが保温性が効きます。
寒くて目が覚めたら、湯を飲み、チョコレートなどを食べます。
内臓の血管があたたまると身体全体があたたまります。
最後に
就寝時、どの部分から冷えてくるかを理解することで、
寒い夜、冷える夜も快適に眠ることができます。
ただし、これらの対策も冷えてしまってから効果は薄くなってしまいますので、
就寝前にすでに寒さを感じるようなら前以て準備しておくことが大事です。

無雪期のはじめや秋のはじめ、雪渓上のテント泊など、
予想外に寒いとかがあるときに是非活用してください。
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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