はじめに
オリンパスの防水デジカメ TG-6のGPSログファイル(拡張子logファイル)をGPX形式のファイルに変換します。
カメラに保存されたlogファイルは、オリンパスのアプリであるOI.TRACKで読み込むことで、移動したルートを表示することができる。但し、地図がショボ過ぎて、せっかくのログが有効活用できていない。SNSへのGPSログをアップロードするにしても、GPX形式の方が使い勝手がいいので、変換することができたらいいなと思って作りました。
このノートは、ヤマレコへのGPXファイルをアップするための変換方法を自分用にメモで残すことが目的です。普段はスマホでGPSログを記録しているが、たまにルートをロストする場合があるので、その際はこちらの方法でカメラからGPSログを取り出します。
使うのはWindowsパソコンで、カシミール3Dを使います。
カシミール3DにGPSファイルツールプラグインが組み込まれている必要があると思います。
(といっても、特に意識なくても多分組み込まれているので大丈夫だと思う)
詳しくはカシミール3Dについてホームページをアクセスしてみてください。
カメラに保存されたlogファイルは、オリンパスのアプリであるOI.TRACKで読み込むことで、移動したルートを表示することができる。但し、地図がショボ過ぎて、せっかくのログが有効活用できていない。SNSへのGPSログをアップロードするにしても、GPX形式の方が使い勝手がいいので、変換することができたらいいなと思って作りました。
このノートは、ヤマレコへのGPXファイルをアップするための変換方法を自分用にメモで残すことが目的です。普段はスマホでGPSログを記録しているが、たまにルートをロストする場合があるので、その際はこちらの方法でカメラからGPSログを取り出します。
使うのはWindowsパソコンで、カシミール3Dを使います。
カシミール3DにGPSファイルツールプラグインが組み込まれている必要があると思います。
(といっても、特に意識なくても多分組み込まれているので大丈夫だと思う)
詳しくはカシミール3Dについてホームページをアクセスしてみてください。
データ取り込み編
TG-6をUSB接続し、TG-6の画面表示でのメニューで「ストレージ」を選択。
パソコンにTG-6のSDカードであるリムーバルディスクが追加されるので、「GPSLOG」フォルダを開く。
GPSのログデータである「XXXXXXXX.log」が対象のGPS ログデータです。(日付を見れば、作成された日がわかるので、登った日の日付で判断する)
そして、カシミール3Dを起動する。
「ツール」 「NMEA/IPSファイルの読み込み」 ファイルの種別を「すべて」を選択。
先ほど接続したリムーバブルディスクのログデータである 「xxxxxxxx.log」ファイルを選択する。
ファイルのインポートが開いて、ログデータを間引く割合を指定できます。問題なければ、「100%」のままで「開始」。
すると、カシミール3DにGPSルートが表示されます。
パソコンにTG-6のSDカードであるリムーバルディスクが追加されるので、「GPSLOG」フォルダを開く。
GPSのログデータである「XXXXXXXX.log」が対象のGPS ログデータです。(日付を見れば、作成された日がわかるので、登った日の日付で判断する)
そして、カシミール3Dを起動する。
「ツール」 「NMEA/IPSファイルの読み込み」 ファイルの種別を「すべて」を選択。
先ほど接続したリムーバブルディスクのログデータである 「xxxxxxxx.log」ファイルを選択する。
ファイルのインポートが開いて、ログデータを間引く割合を指定できます。問題なければ、「100%」のままで「開始」。
すると、カシミール3DにGPSルートが表示されます。
ログデータ変更編
移動ルートで変に飛んでしまったログや移動したいログを編集する場合、地図に表示されたログルート上で、左クリックで移動、右クリック 削除選択など編集できます。
標高データ変更編
logファイルデータは標高データが現実の標高と違っています。
移動した場所はほぼ記録されていますが、標高データを正確に修正したい場合、地図に表示されたログルート上で、右クリック 「編集(トラッックエディタ)」を選択。
すると、移動した標高グラフが表示されますが、ログデータと現実の標高に違いがあるので、一気に編集することにします。
トラックデータ編集画面下の全てのトラックデータを選択する。
(No.1をクリックして、一番最後のトラックをshiftキーを押したままクリックすると全て選択できます)
「編集」「標高値の書き換え」を選択 OKを押す。これで綺麗さっぱり標高データが修正できました。
このデータを保存します。
「ファイル」「上書き保存」を選択し、トラックエディタの画面を閉じます。
上書き保存が嫌なら新規保存で別の名前を付けてください。
移動した場所はほぼ記録されていますが、標高データを正確に修正したい場合、地図に表示されたログルート上で、右クリック 「編集(トラッックエディタ)」を選択。
すると、移動した標高グラフが表示されますが、ログデータと現実の標高に違いがあるので、一気に編集することにします。
トラックデータ編集画面下の全てのトラックデータを選択する。
(No.1をクリックして、一番最後のトラックをshiftキーを押したままクリックすると全て選択できます)
「編集」「標高値の書き換え」を選択 OKを押す。これで綺麗さっぱり標高データが修正できました。
このデータを保存します。
「ファイル」「上書き保存」を選択し、トラックエディタの画面を閉じます。
上書き保存が嫌なら新規保存で別の名前を付けてください。
GPXファイル作成編
次にGPXファイルを作成します。
地図に表示されたログルート上で、右クリック 「編集(GPSデータエディタ)」を選択。
左画面のGPSデータ − トラック でトラック名が表示されている(xxxxxxxx.log-1など)のが、先ほど標高を変更したファイルですので、このファイルをクリックして選択し、「ファイル」 「選択したGPSデータの書き出し」を選択する。
GPSファイルに部分書き出しウインドウで、GPXファイルの名前、保存場所を選択し、OK。
これでGPXファイルに変換できました。
地図に表示されたログルート上で、右クリック 「編集(GPSデータエディタ)」を選択。
左画面のGPSデータ − トラック でトラック名が表示されている(xxxxxxxx.log-1など)のが、先ほど標高を変更したファイルですので、このファイルをクリックして選択し、「ファイル」 「選択したGPSデータの書き出し」を選択する。
GPSファイルに部分書き出しウインドウで、GPXファイルの名前、保存場所を選択し、OK。
これでGPXファイルに変換できました。
最後に
カシミール3Dを終了する際に、GDBファイルに保存しますか?と聞いてきます。
これはカシミール3D専用のファイルで完全な形での保存なので、今後色々使いたい場合は、GDBファイルで保存、これ以後使わないなら、保存しなくても構いません。
作成したGPXファイルは、カシミール3Dを新規に開いて、「ファイル」 「GPS各種ファイルを読む」で
対象のGPXファイルを選択して、ルートを表示して確認できます。
スマホで記録していたログが途中で終了してしまったことから、デジカメのログからGPXファイルを作成することにしましたが、カシミール3Dを使用しました。このソフト、色々できるのですが、色々と複雑なので、まだまだ使いこなせていません。
皆さんの参考になれば。
これはカシミール3D専用のファイルで完全な形での保存なので、今後色々使いたい場合は、GDBファイルで保存、これ以後使わないなら、保存しなくても構いません。
作成したGPXファイルは、カシミール3Dを新規に開いて、「ファイル」 「GPS各種ファイルを読む」で
対象のGPXファイルを選択して、ルートを表示して確認できます。
スマホで記録していたログが途中で終了してしまったことから、デジカメのログからGPXファイルを作成することにしましたが、カシミール3Dを使用しました。このソフト、色々できるのですが、色々と複雑なので、まだまだ使いこなせていません。
皆さんの参考になれば。
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- オリンパス GPSログファイル(logファイル)をGPXファイルに変換 43 更新日:2021年07月11日
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