まずヘッドライトの話
ヘッドライトはモンベルのリチャージャブル パワーヘッドランプを愛用している。冬のロング日帰り山行(白山、槍、立山)では0時発で夜明けが7時と暗い時間が7時間になる。これらの山行の序盤は単調な林道である。ルーファイが必要ないのでヘッドライトの明るさは弱くて十分だ。モンベルのこれは電球色5ルーメンのモードを搭載している。電力消費量が非常に低く明るさも必要十分なので優秀だ。明るすぎると逆に目が疲れるし電球色は目に優しいのもポイントだ。林道が終わって先頭に立ちルーファイが必要になったらLOW35ルーメンを使う。しかしその頃には夜明けまで長くても3~4時間なのでLOW35ルーメンで十分に耐える。先頭を交代して下がる場合は再び電球色に戻すことでさらに節電できる。USB充電できるので一般的なヘッドライトの単四充電池から解放された。
ちなみに0時から7時までフルにルーファイを強いられる決戦の場合はブラックダイヤモンドのストームにエナジャイザー単四リチウム乾電池を使う。この構成は低温の影響を全く受けずに明るい状態を長時間維持できる。単四リチウム乾電池は高価なので常用はしない。年に1~2度の決戦の時のみ使う。
ちなみに0時から7時までフルにルーファイを強いられる決戦の場合はブラックダイヤモンドのストームにエナジャイザー単四リチウム乾電池を使う。この構成は低温の影響を全く受けずに明るい状態を長時間維持できる。単四リチウム乾電池は高価なので常用はしない。年に1~2度の決戦の時のみ使う。
GPSMAP64を本体充電したい
今まではヘッドライトはブラックダイヤモンドのストーム、GPS端末はGARMIN GPSMAP64Sを使っていたので単三と単四電池を両方充電できる充電器を使っていた。しかし最近はヘッドライトをモンベルの充電式に変えたのでニッケル水素充電池を使う装備がGPSMAPのみになってしまった。こいつもUSBで充電できれば充電器を荷物から減らせるのになあと悩んでいた。するとGARMIN純正のNiMHバッテリーがあることを知った。これを使えばGPSMAPの電池フタを開けずに本体充電できる。しかし容量が少なくて「エネループを使えば16時間もつのに純正品は11時間しかもたなくて全然ダメ」といった海外レビューが多い。中身は一般的なニッケル水素電池なのに純正品でなければ充電できないのはなぜだ。純正バッテリーには接点があって本体がそれを認識しているのだろうか。
答えは簡単。GPSMAPの電池ボックスには中央に黒いボタンがついている。GARMIN純正NiMHバッテリーは中央にこのボタンを押さえる板がついている。このボタンが押された状態だとUSB接続時の本体充電が有効になる。めっちゃアナログだった。なんで今までこのボタンの意味を考えなかったのだろう。ちなみにeTrexは本体充電非対応。
ということで本体裏面にダンボールを一枚挟んでバッテリーを入れることで純正NiMH以外のバッテリーでもボタンを押した状態になり本体充電ができるようになった。ちなみにmicroSDをテープで固定しているのには理由がある。山行中の振動でmicroSDが外れて地図データが読み出せなくなるトラブルを防ぐためである。実際に仲間もこのトラブルに遭遇している。吹雪の中で地図データが読めなくなると致命的だ。microSDの固定金具は振動に弱いので、この補強は必ずしたほうがよい。命に関わる。
市販のニッケル水素電池(エネループ )を本体で充電できるようになった。これでヘッドライトもGPSも本体充電できるので遠征のときに充電器を持っていく必要がなくなり電池フタを開けることも無くなった。山行が終わったらモバイルバッテリーに両者を繋いで放置しておけばOKよ。モンベルのヘッドライトを使い始めてからずっとGPSMAPを本体充電できればなーと悩んでいた。GPSMAP66+inReachだとリチウムイオン電池が標準なので本体充電できるがGPSMAP66は自作のjnxに対応していないのでダメだった。GPSMAP64Sを本体充電できるようになったのでGPSMAP66に乗り換える必要もなくなった。GPSMAP64シリーズ最強!!なので予備に新品を1個ストックある。機能に不満が全く無い。むこう2~30年はコイツで戦える気がする。いくらスマホのバッテリーが進化しても冬用グローブで操作できるようにはならないでしょう。需要ないし。
この情報も需要はあまり無いだろうな。だって1泊2日くらいなら予備の単三電池を持っていって交換すればいいだけの話なので。
当然だが純正品以外のバッテリーを本体充電して本体が壊れても保証の対象外なので自己責任でよろしく。
この情報も需要はあまり無いだろうな。だって1泊2日くらいなら予備の単三電池を持っていって交換すればいいだけの話なので。
当然だが純正品以外のバッテリーを本体充電して本体が壊れても保証の対象外なので自己責任でよろしく。
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情報、ありがとうございます。
充電できるとは全く知りませんでした。
大変助かりました。
早速、エネループプロ(22時間使用可能)で試してみました。
段ボールの代わりに、ココヘリやコンパスの情報を印刷した耐水紙を折りたたんで挟み込んでみました。
ちなみに自分は、ヘッドライト、レッドレンザーMH5(本体充電可能。単三型リチウム)を使用しています。ローで35時間ということですが、15時間程度までしか使ったことはありません。メーカー推奨ではありませんが、エネループプロも使用できます(これで本体充電は不明)。
https://www.ledlenser.co.jp/shopdetail/000000000229/
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