他の人のGPS ログやヤマプラ、らくルート、その他で作ったルート( GPX ファイル)を、自分の速度で歩く時のコースタイムを見積るツール(プログラム)です。
ヤマレコだけでなく、GPXファイルであれば何処からダウンロードしたものでも大丈夫です。Google マップ、国土地理院の地図で保存した KML ファイルも直接入力できます。
元のファイルは読み取るだけで何の変更もしません。
ヤマレコの地名入りGPX ファイルにも対応しており、地名付きでダウンロードしたファイルを入力すれば地名間のコースタイムを見積もれます。
ルートを KML ファイルに出力して国土地理院の地図で表示し、その画像をダウンロードする事でルートの地図も簡単に作れます。
特別なソフトをインストールする必要はありません。通常使っている標準のブラウザで動きます。ホームページと同じようにブックマークして呼び出すこともできます。
Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Vivaldi、Android の ChromeとOpera(スマホでも動きます)で動作を確認しています。IEでは動きません。
Safari では確認していませんが、一般的な javascript で書いているのでブラウザが対応していていればMac でも使えます。
ヤマレコの地図表示にも使われている、Leaflet のライブラリと地理院の地図データにアクセスします。ネットに繋がっていないと動きません。
コースタイムは距離と傾斜レンジごとの速度から求めており、標高は地理院地図の10mメッシュのデータをダウンロードしますので、GPX ファイルに標高データが無くても動きます。
藪や岩場、積雪などの条件は考慮していませんが、岩場は急な傾斜での速度により多少は対応できると思います。
速度の設定は自分の速度に応じて変えられます。ヤマノート「ログ解析、および間引き」を使えば自分の速度を決める手助けになります。( https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2988 )
ヤマレコだけでなく、GPXファイルであれば何処からダウンロードしたものでも大丈夫です。Google マップ、国土地理院の地図で保存した KML ファイルも直接入力できます。
元のファイルは読み取るだけで何の変更もしません。
ヤマレコの地名入りGPX ファイルにも対応しており、地名付きでダウンロードしたファイルを入力すれば地名間のコースタイムを見積もれます。
ルートを KML ファイルに出力して国土地理院の地図で表示し、その画像をダウンロードする事でルートの地図も簡単に作れます。
特別なソフトをインストールする必要はありません。通常使っている標準のブラウザで動きます。ホームページと同じようにブックマークして呼び出すこともできます。
Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Vivaldi、Android の ChromeとOpera(スマホでも動きます)で動作を確認しています。IEでは動きません。
Safari では確認していませんが、一般的な javascript で書いているのでブラウザが対応していていればMac でも使えます。
ヤマレコの地図表示にも使われている、Leaflet のライブラリと地理院の地図データにアクセスします。ネットに繋がっていないと動きません。
コースタイムは距離と傾斜レンジごとの速度から求めており、標高は地理院地図の10mメッシュのデータをダウンロードしますので、GPX ファイルに標高データが無くても動きます。
藪や岩場、積雪などの条件は考慮していませんが、岩場は急な傾斜での速度により多少は対応できると思います。
速度の設定は自分の速度に応じて変えられます。ヤマノート「ログ解析、および間引き」を使えば自分の速度を決める手助けになります。( https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2988 )
1.準備(HTMLファイルのダウンロード)
下記のGitHubのページからHTMLファイルをダウンロードしてください。
https://github.com/guchi999/GpxCtime
英語ですが、図1のグリーンの「Code」ボタンをクリックし、出てくるメニューで「Download ZIP」を選択するだけです。
ダウンロードフォルダに「GpxCtime-main.zip」というファイルがダウンロードされます。
https://github.com/guchi999/GpxCtime
英語ですが、図1のグリーンの「Code」ボタンをクリックし、出てくるメニューで「Download ZIP」を選択するだけです。
ダウンロードフォルダに「GpxCtime-main.zip」というファイルがダウンロードされます。
Windowsであれば、zipファイルを右クリックして「すべて展開」を選ぶと、同じ名前のフォルダが作られます。
このフォルダの中のファイルを(またはフォルダごと)適当な所に移動すればOKです。GpxCtime-main.zipのファイルは削除しても大丈夫です。
フォルダの中には図1bのようにGpxCtime.htm、Readme.txtと2つのファイルが入っていますが、必要なのはGpxCtime.htmだけです。Readme.txtはこの説明と同様の文章ですので削除しても構いません。
このフォルダの中のファイルを(またはフォルダごと)適当な所に移動すればOKです。GpxCtime-main.zipのファイルは削除しても大丈夫です。
フォルダの中には図1bのようにGpxCtime.htm、Readme.txtと2つのファイルが入っていますが、必要なのはGpxCtime.htmだけです。Readme.txtはこの説明と同様の文章ですので削除しても構いません。
2.使い方
図1bのアイコンをダブルクリックすると既定のブラウザが開き、図2の画面になります。
Javascriptが有効でないと動きませんので、無効になっている場合は有効にしてください。
(通常は有効になっていると思います。)
Javascriptが有効でないと動きませんので、無効になっている場合は有効にしてください。
(通常は有効になっていると思います。)
(1)基本動作
破線のエリアに GPX ファイルをドロップするか、ボタンを押してファイルを選択して入力ください。ルートの地図が表示され、合計時間、総距離、累積標高が出ます。(図3)
地図はマウスのホイールか地図上のボタンで縮尺が変えられ、ドラッグ(マウスのボタンを押したまま移動)して移動できます。
破線のエリアに GPX ファイルをドロップするか、ボタンを押してファイルを選択して入力ください。ルートの地図が表示され、合計時間、総距離、累積標高が出ます。(図3)
地図はマウスのホイールか地図上のボタンで縮尺が変えられ、ドラッグ(マウスのボタンを押したまま移動)して移動できます。
地図上でマウスをクリックすると、ルート上のクリックした地点に一番近いポイントにマーカーが追加され、順ルート、逆ルートのコースタイムが出ます。(図4)
マーカーを追加すると「@マーカー名称」の中央のボックスにリストが表示されます。この時のマーカーの名称はクリック毎の連番で、上からスタート地点に近い順に並びます。
マーカーを追加する順序に制約はなく、幾つでも追加できます。
マーカーを消すには、消したいマーカーをクリックします。リストは自動的に変わります。
マーカーを追加すると「@マーカー名称」の中央のボックスにリストが表示されます。この時のマーカーの名称はクリック毎の連番で、上からスタート地点に近い順に並びます。
マーカーを追加する順序に制約はなく、幾つでも追加できます。
マーカーを消すには、消したいマーカーをクリックします。リストは自動的に変わります。
スタート/ゴール、および各マーカーの名称は、「@マーカー名称」のボックス内で変えられます。変えた名称は次にマーカーを追加するとコースタイムに反映されます。最後のマーカーは変更できないので、適当に1つ余分なマーカーを追加/削除してください。(図5)
「区間距離の表示」は「する」を選択するとコースタイムに区間距離が表示されます。(図6)
別のルートを見る時は、そのまま次のファイルを入力すればマーカーはリセットされます。
「区間距離の表示」は「する」を選択するとコースタイムに区間距離が表示されます。(図6)
別のルートを見る時は、そのまま次のファイルを入力すればマーカーはリセットされます。
GPX ファイル にウエイポイント(<wpt>要素)がある場合、それがマーカーとして取り込まれ、コースタイムが出ます。同じ名前のウエイポイントが複数ある場合は最初のものだけを読み込み、それ以外は無視されます。また、ルートを外れた所にあるウエイポイントも無視されます。
KML ファイルにポイント(<Point>要素)のプレイスマークがあればマーカーとして表示されます。
ヤマレコの地名付きGPX ファイルの地名ポイントもマーカーとして取り込みます。地名のフリガナは削除されます。
読み込んだウエイポイントおよび地名のマーカーはマウスをポイントすると名前が示されますが、クリックするとマーカーは消去されますのでご注意ください。
(2)ファイル出力
ルートの方向、ファイルの種別を選択し「出力」を押すと、マーカー付きの ルートファイルがダウンロードフォルダに出力されます。ファイルの名前は変えられます。
ルートファイルは元のGPXファイルのデータを約8m間隔で間引いており、データポイントの数が元ファイルより少ない場合があります。また、標高データは国土地理院のDEM10B(約10mメッシュ)の標高データになっており、元のGPXファイルとは異なる場合があります。
KML ファイルは地理院地図に入力すればルートの地図が作れます。
「マーカーのサイズ」は地理院地図で表示されるマーカーのサイズで、ルート地図を作るときに見やすくするために使います。地理院地図で示されるマーカーは表示されているマーカーとは異なります。
(詳細は3.補足の(B)を参照)
GPX ファイルは計画ルートとしてGPS機器等で使用できます。
元のGPXファイルから、標高値が地理院地図の10mメッシュの値、時間は開始時間からの見積時間に変更され、マーカーのポイントはウエイポイントとして追加されています。
開始時間は任意に変更できます。
(3)速度設定
速度は表の値で変えられます。[再表示] ボタンを押すと変えた値でコースタイムが表示されます。
値を変えても立ち上げる毎に元の設定値になります。毎回、値を変えるのは面倒なので、ソースコードの7行目からの値を変えて上書き保存すれば、次からは変更した値で立ち上がります。
保存するときは、文字コードをUTF8(BOMなし)で保存してください。
UpSpd1〜UpSpd4 は上り速度(km/h)、DnSpd1〜 DnSpd4 は下り速度です。
速度設定デフォルト値
const UpSpd1 = 3.15, DnSpd1 = 3.53;
const UpSpd2 = 1.96, DnSpd2 = 2.73;
const UpSpd3 = 1.04, DnSpd3 = 1.79;
const UpSpd4 = 0.62, DnSpd4 = 0.85;
また、傾斜(昇降値)の範囲も、11行目からの各定数で変えられます。
UpRng1〜UpRng3 が上り、DnRng1〜DnRng3 が下りです。下りの数字のマイナス符号は必須です。
傾斜設定デフォルト値
const UpRng1 = 20, DnRng1 = -30;
const UpRng2 = 40, DnRng2 = -50;
const UpRng3 = 80, DnRng3 = -80;
KML ファイルにポイント(<Point>要素)のプレイスマークがあればマーカーとして表示されます。
ヤマレコの地名付きGPX ファイルの地名ポイントもマーカーとして取り込みます。地名のフリガナは削除されます。
読み込んだウエイポイントおよび地名のマーカーはマウスをポイントすると名前が示されますが、クリックするとマーカーは消去されますのでご注意ください。
(2)ファイル出力
ルートの方向、ファイルの種別を選択し「出力」を押すと、マーカー付きの ルートファイルがダウンロードフォルダに出力されます。ファイルの名前は変えられます。
ルートファイルは元のGPXファイルのデータを約8m間隔で間引いており、データポイントの数が元ファイルより少ない場合があります。また、標高データは国土地理院のDEM10B(約10mメッシュ)の標高データになっており、元のGPXファイルとは異なる場合があります。
KML ファイルは地理院地図に入力すればルートの地図が作れます。
「マーカーのサイズ」は地理院地図で表示されるマーカーのサイズで、ルート地図を作るときに見やすくするために使います。地理院地図で示されるマーカーは表示されているマーカーとは異なります。
(詳細は3.補足の(B)を参照)
GPX ファイルは計画ルートとしてGPS機器等で使用できます。
元のGPXファイルから、標高値が地理院地図の10mメッシュの値、時間は開始時間からの見積時間に変更され、マーカーのポイントはウエイポイントとして追加されています。
開始時間は任意に変更できます。
(3)速度設定
速度は表の値で変えられます。[再表示] ボタンを押すと変えた値でコースタイムが表示されます。
値を変えても立ち上げる毎に元の設定値になります。毎回、値を変えるのは面倒なので、ソースコードの7行目からの値を変えて上書き保存すれば、次からは変更した値で立ち上がります。
保存するときは、文字コードをUTF8(BOMなし)で保存してください。
UpSpd1〜UpSpd4 は上り速度(km/h)、DnSpd1〜 DnSpd4 は下り速度です。
速度設定デフォルト値
const UpSpd1 = 3.15, DnSpd1 = 3.53;
const UpSpd2 = 1.96, DnSpd2 = 2.73;
const UpSpd3 = 1.04, DnSpd3 = 1.79;
const UpSpd4 = 0.62, DnSpd4 = 0.85;
また、傾斜(昇降値)の範囲も、11行目からの各定数で変えられます。
UpRng1〜UpRng3 が上り、DnRng1〜DnRng3 が下りです。下りの数字のマイナス符号は必須です。
傾斜設定デフォルト値
const UpRng1 = 20, DnRng1 = -30;
const UpRng2 = 40, DnRng2 = -50;
const UpRng3 = 80, DnRng3 = -80;
3.補足(1)速度の設定について
傾斜ごとの速度を決める際に「ログ解析、および間引き」( https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2988 )使ってGPSログから求めるときは、得られた値から10〜20%くらい遅い値にした方が、実際の時間に近くなるようです。
理由は、ログ解析では停止時間と行動時間の切り分けが完全でないのと、ログのデータ自体がGPSの誤差を含んでいて移動距離が実際より長くなるからです。特に1秒や5秒間隔でのログでは誤差が積算されて大きくなりますので、10m間隔程度で間引くと良いです。このコースタイムのプログラムでも、標高データのメッシュに合わせて入力ファイルのデータ約8mで間引いています。
また、GPSログの標高データも誤差が大きいので、このプログラムでは入力ファイルに標高データがあっても国土地理院のサイトから標高値をダウンロードしています。
それと、地図をクリックして作った手書きのルートでは、実際の移動距離より短くなるという事もあり、ログから得られる速度の80〜90%の値とした方が良いと思います。
理由は、ログ解析では停止時間と行動時間の切り分けが完全でないのと、ログのデータ自体がGPSの誤差を含んでいて移動距離が実際より長くなるからです。特に1秒や5秒間隔でのログでは誤差が積算されて大きくなりますので、10m間隔程度で間引くと良いです。このコースタイムのプログラムでも、標高データのメッシュに合わせて入力ファイルのデータ約8mで間引いています。
また、GPSログの標高データも誤差が大きいので、このプログラムでは入力ファイルに標高データがあっても国土地理院のサイトから標高値をダウンロードしています。
それと、地図をクリックして作った手書きのルートでは、実際の移動距離より短くなるという事もあり、ログから得られる速度の80〜90%の値とした方が良いと思います。
4. 補足 (2)地理院地図で印刷用の地図を作成する
出力したKMLファイルを地理院地図( https://maps.gsi.go.jp/ )にドロップすると図8のようにマーカー付きのルートが示されます。
KMLファイルをドロップしたときに示される地図の縮尺では、マーカーのアイコンが大きすぎるように見えますが、地図を拡大して山行に使える縮尺にすれば、それほど大きくはありません。
KMLファイルをドロップしたときに示される地図の縮尺では、マーカーのアイコンが大きすぎるように見えますが、地図を拡大して山行に使える縮尺にすれば、それほど大きくはありません。
地図を印刷するには、ルートの範囲を画像ファイルとしてダウンロードします。
地理院地図のメニューバーが図9のようになっている時はモバイルモードなので、ヘルプの隣の三本線をクリックして「設定」で「PC版で表示」にしてください。
地理院地図のメニューバーが図9のようになっている時はモバイルモードなので、ヘルプの隣の三本線をクリックして「設定」で「PC版で表示」にしてください。
画像ファイル作成手順
(1)メニューバーの「共有」をクリックすると出てくるメニュー(図10)の左から3番目の山のアイコンを選択します。
(2)範囲選択のダイアログで「範囲を固定」にして、印刷範囲を必要な領域に広げます。図11
(3)「大きさを256x256以上の・・・」のメッセージが出ていても、縮尺を変えれば画像サイズも大きくなりますので大丈夫です。
(4)10mの等高線が分る縮尺まで拡大し [OK] ボタンを押してダウンロード。図12がダウンロードされた地図です。
(1)メニューバーの「共有」をクリックすると出てくるメニュー(図10)の左から3番目の山のアイコンを選択します。
(2)範囲選択のダイアログで「範囲を固定」にして、印刷範囲を必要な領域に広げます。図11
(3)「大きさを256x256以上の・・・」のメッセージが出ていても、縮尺を変えれば画像サイズも大きくなりますので大丈夫です。
(4)10mの等高線が分る縮尺まで拡大し [OK] ボタンを押してダウンロード。図12がダウンロードされた地図です。
地図には縮尺のスケールが無く、さらに印刷するとプリンタの設定で縮小/拡大が変わるため地図上の距離が分かりません。必要であれば、地図の画像範囲を決める前に「ツール」「作図・ファイル」で「面(円)を追加」を選択し、距離が分る円を描いておくとスケールが分かります。
図13は、滝子山の山頂を中心に半径1Kmの円を描いたもので、「設定」で「ポップアップ複数表示」をONにしてマーカの名称も表示しています。
図14は「ツール」「断面図」の「ファイルを選択」でKMLファイルを再度読み込ませたルートの標高グラフです。
他にも使える機能があります。詳細は地理院地図のヘルプのページにある操作マニュアルを参照して下さい。
図13は、滝子山の山頂を中心に半径1Kmの円を描いたもので、「設定」で「ポップアップ複数表示」をONにしてマーカの名称も表示しています。
図14は「ツール」「断面図」の「ファイルを選択」でKMLファイルを再度読み込ませたルートの標高グラフです。
他にも使える機能があります。詳細は地理院地図のヘルプのページにある操作マニュアルを参照して下さい。
改定履歴
V3.3 2022/05/27
Googleマップの経路をmapstogpx.comで変換したGPXファイルに対応。
V3.2 2022/05/16
KMLファイルの読込みに対応。
V3.1 2021/01/13
ウエイポイント、およびヤマレコの地名付きGPXファイルの地名をマーカーポイントとして読み込む機能を追加。
V3.0 2022/01/07
ファイル出力にGPXを追加し、開始時間の設定と順/逆ルートの選択(KMLにも適用)を追加。
trkpt間の時間(秒)の丸めを小数点以下2桁から0桁に変更。
「区間距離表示する/しない」の選択はボタンを選ぶだけで表示するように変更。
出力ファイル名のデフォルトをxxxxx_esに変更。
trkptデータ間引き間隔を10mから8mに変更。
V2.1 2021/11/10
KML出力ファイルに標高データがなく、カシミール3DのVer 9.3.7で読み込むとフリーズする不具合があり。(Ver 9.3.3では読み込めます。)標高データを出力するように変更。
地理院地図は標高データの有無は問わないので今回の変更による影響はありません。
V2.0 2021/09/02
ファイルのドラッグ&ドロップの範囲を全画面に変更。
V1.1 2021/05/25
逆ルートの区間距離表示で、最後の区間の距離がその前の区間と同じ値が表示されるバグを修正。
V1.0 2021/05/24
初版リリース
Googleマップの経路をmapstogpx.comで変換したGPXファイルに対応。
V3.2 2022/05/16
KMLファイルの読込みに対応。
V3.1 2021/01/13
ウエイポイント、およびヤマレコの地名付きGPXファイルの地名をマーカーポイントとして読み込む機能を追加。
V3.0 2022/01/07
ファイル出力にGPXを追加し、開始時間の設定と順/逆ルートの選択(KMLにも適用)を追加。
trkpt間の時間(秒)の丸めを小数点以下2桁から0桁に変更。
「区間距離表示する/しない」の選択はボタンを選ぶだけで表示するように変更。
出力ファイル名のデフォルトをxxxxx_esに変更。
trkptデータ間引き間隔を10mから8mに変更。
V2.1 2021/11/10
KML出力ファイルに標高データがなく、カシミール3DのVer 9.3.7で読み込むとフリーズする不具合があり。(Ver 9.3.3では読み込めます。)標高データを出力するように変更。
地理院地図は標高データの有無は問わないので今回の変更による影響はありません。
V2.0 2021/09/02
ファイルのドラッグ&ドロップの範囲を全画面に変更。
V1.1 2021/05/25
逆ルートの区間距離表示で、最後の区間の距離がその前の区間と同じ値が表示されるバグを修正。
V1.0 2021/05/24
初版リリース
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guchi999さんの記事一覧
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地理院地図の等倍印刷 31 更新日:2023年03月27日
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Google マップの活用(ログの3D表示、計画ルート作成) 23 更新日:2023年02月18日
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GPSログの修正方法 48 更新日:2023年02月08日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
私は未知のコースについて、その所要時間をもっぱらカシミール3Dで推測していました。平地を歩くスピードを3Km/hに設定すると、私達中高年登山者ではかなり実際に即した時間を出してくれる(ただし下りはちょっと辛目)のですが、いちいちウィンドウズを立ち上げるのが面倒でした(特に以前の「7」時代)。
guchi999さんのアプリなら、Linux上のMozilla Firefoxでもきちんと動作してくれます。以前の「ログ解析、及び間引き」投稿のアプリで、自分で歩いて取得したGPXファイルから、私自身の斜度に応じた歩行速度を算出して、それを今回のアプリに代入して所要時間を推測すればいいということですよね?
既取得のGPXファイルのみでなく、例えばカシミール3Dで要所をクリックし続けて作成したルート図のGPSデータを使っても時間予想が可能だと応用範囲が広がります。これは可能でしょうか?
いずれにしても相当便利に使えそうなので活用したいと思ってます。素敵なアプリをありがとうございます。そしてますますの充実を期待しています。
zephyrus2425さん、
カシミール3Dの所要時間は、設定ファイルを変更すれば平地だけでなく傾斜も考慮した値に出来るはずなのですが、どのファイルだったか忘れてしまいました。
速度の決め方は、ご理解の通りです。
「ログ解析、及び間引き」で斜度の値を、今回の見積りプログラムに合わせて、ご自分のログを幾つか入れて平均値をとり、その値の0.9~0.8くらいにすると良いと思います。
それでも実際に歩くと差が出るかも知れません。
その場合は、何度か様子をみて斜度や速度を調整すれば、それなりに使えると思います。
入力するGPXファイルは何で作ったものでも使えます。
私もプログラムのデバッグデータはカシミール3Dで作ったものでやってます。
それと、もうダウンロードされているのでしょうか?
実はバグが一つ見つかり、いま修正した所です。
もし、既にダウンロード済みでしたら、お手数をおかけして申し訳ありませんが、
再度ダウンロードしてください。😔
もし、原因がお分かりでしたら、お教えください。
私の環境では、このプログラムでGPXファイルからKMLに変換すると標高データが入らないので、
カシミール3Dに読み込ませたときに
「データの標高値に-9999が含まれています・・・」
という表示が出ますが標高値の書換方法を選択すれば正常に読み込めています。
(カシミール3Dのバージョンは Ver 9.3.3.23881)
なぜ読み込んでくれないのか分かりません。
別のアプリですが、GPX→KML変換
( https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2973 )
はGPXファイルの標高データがKMLファイルにも入るようになってますが、そちらでKMLに変換したら読み込めないでしょうか。
また、KMLファイルをGPXに変換してから使うと別の問題が発生するとのことですが、どのような問題なのでしょうか?
1.カシミール3Dのバージョンは9.3.7(昨年12月31日の最新?バージョン)です。
カシミール3Dの中での標高の書き換えを使ったことはありますが、読み込むときに標高の書き換え方法を選択ができるとは知りませんでした。が、チェックしてみましたが・・・特に「GPS各種ファイルを読み込む」の実行時には、その設定はないようですが・・・カシミールの設定にその項目があるのでしょうか?それとも、読み込ませる前に他のソフト・アプリや手作業でということでしょうか?
2.ヤマレコなどを使う方法は、ちょっと試してみたいとは思ったのですが、その前に、お聞きしたかったもので・・・後ほど試してみます。
3.KML=>GPX変換ができるサイトが色々あるので、試したのですが、結果は、おっしゃる通り標高はすべて0m、各ポイントはすべて同じ日時になってしまいましたので、これは、使い勝手が悪すぎる。勿論、Guchui999さんの、別のアプリを使って、再度、変更をすることも考えられるのですが・・・・
4.今のところは、「GPXLogTimeModification」を使って、CTIMEでの計算結果の所要時間を使って、到着時間を設定し、最終のGPXファイルを作成しました。休憩時間などを加味できないので、実際に歩く時間とのずれは出ますが、今回は、それでも、各ポイントの情報を吐き出してくれるので行程表を作成するのにとても役に立ちました。
お手数をおかけしますが、また、何かわかりましたら、アドバイスをお願いします。
まだ、Guchi999さんのアプリを使い始めて間もないもので、使い方をきちんとは把握してはおりません(汗;;;)。「GPXedit」や「GpxAnalize」も使えそうです。
追伸です。
先ほどの返信のあと、2.のヤマレコというか、Guchi999さんの、GPX2KMLを使ってみました。それをKashmir3Dで読み込ませましたが、読み込みました。標高値は残っていましたが、時間はすべて同じ日時になっていました。
まず前提ですが、
(1)KMLファイルはアプリやサイトによって使えるデータ項目や記述方法が違っている事があり、国土地理院の地図やGoogle Earth/Mapでは時間のデータは扱われてません。(Google Earth/Mapは最近チェックしていないので、今は変わっているかも知れません)
(2)GPX2KMLやGpxCtimeは地理院地図に表示する事を目的としているため、KMLのフォーマットは地理院の要件に準拠するように作っています。
これを踏まえた上で、山スキーヤーさんの問題について考えますと、
● カシミール3DがGpxCtimeのKMLを読まない理由
はっきりした原因は解らないのですが、次のどちらかだと思います。
a)カシミール3Dのバージョン9.3.7と9.3.3でKMLファイルの対応が違う。
これは私のカシミール3Dをバージョンアップすれば確認できるのですが、今の環境から変わってしまうとその対応に時間が取られる可能性があるため試してみる事を躊躇しています。済みませんがご容赦ください。
b)何らかの原因で地理院サーバーへの通信に障害がある。
GpxCtimeのKMLとGPX2KMLのKMLの違いは、GpxCtimeの方は地理院サーバーのアイコン使用し、GPX2KMLはアイコンの指定はせずにデフォルトで表示されるようになっています。
このことから地理院サーバーとの通信が上手くいっていないのかもしれません。(これもバージョンアップが原因かも知れません。)
ちなみに、9.3.3でもKML読み込み時の設定は無く、前の回答の「標高値の書換方法」はKMLファイルをドロップすると自動で出てきます。
● KMLの時間データについて
カシミール3DでGPXファイルやクリックした軌跡をKMLで出力する時、書き出しウインドウの一番下にKMLトラックとKMLラインストリングの選択がありますが、トラックのほうは時間データが入り、ラインストリングは入らないようになっています。
地理院地図やGoogle Earth/Mapではトラックのデータは読み込まない事があり、ラインストリングの方が確実という話があって、私はそちらを使用しています。
当然、カシミール3Dではどちらも読み込めますし、WebのKML→GPX変換サイトでも両方変換でき、KMLトラックは時間データのあるGPX、KMLラインストリングは時間のないGPXができました。
( https://miconv.com/ja/kml-o-gpx/ )
私も登山コースに無いルートに行く事があり、以前はカシミール3Dで予定ルートを作っていました。
カシミール3Dは凄いソフトなのですが出来ない事があったり(例えば軌跡の時間変更等)、細かい点で使い勝手が良くないと感じる事もありましたので色々なツールを作る気になりました。
そのなかでもGPXeditは、上手くできた方でそれなりに使えると思っています。もしよろしければお試しいただけると嬉しいです。
テストは
1.Kashmir3Dでトラックを作成(距離の離れた5点を結ぶデータ数の少ないものです)
2.Kashmir3Dでそのトラックポイントの日時を手で修正。No.1〜No.5を5分間隔に設定。
3.Kashmir3DからそのトラックをGPXファイルとして出力。
4.CTIMEを起動
5.Kashmir3D出力のGPXファイルをドラッグ&ドロップでCTIMEへ
6.何も設定を変更せずにKMLファイルを出力
7.Kashmir3Dの「各種GPSファイルを読み込む」でCTIME出力のKMLファイルを読みこませました。
8.問題なく読み込み
9.そのトラックのポイント情報を見ると、標高値も時刻もオリジナルとまったく一緒でした。
全く問題なく動作するということで、こちらのGPXファイルの内容に問題があると思われます。お手数をおかけしました。
明後日以降になりますが、時間があるときに、別のファイル等でのテストをして、また、結果をご連絡いたします。
チョットだけ、その意味で気になるのは、今回使ったGPXファイルのポイント数(1010ポイント)と、作成したGPXファイルは、単純にKashmir3Dで作成したものではない(そのように書いてしまったのは申し訳ありません)ということです。
作成した手順は
(1)やまれこの「らくルート」を使って、ルートを作成して、それを出力
(2)Kashmir3Dで読み込み、若干、手直しをして、Kashmir3Dで新たにGPXファイルを出力してそれを使いました。
今回の最終的な目的が、「自分のペースで作成したルートはどの程度の時間で歩くことができるか?」を知りたかったので、最初は、「GPXLogTimeModification」を使って、調べようとしだのですが、開始時間と到着時間を指定することになるために却下。で、ほかのツールは?と調べ、「CTIME」が使えそうだと判明。その出力を使えばいいのでは?で、CTIMEを使ったところ出力がKMLだけ。それをKashmir3Dに読み込ませようとしてフリーズになってしまいました。
作成した手順は
(1)やまれこの「らくルート」を使って、ルートを作成して、それを出力
(2)Kashmir3Dで読み込み、若干、手直しをして、Kashmir3Dで新たにGPXファイルを出力してそれを使いました。
回答が行き違いになったようですが、とりあえず解決したようで何よりです。
らくルートのファイルをカシミールで手直ししたGPXファイルに問題があったようだとの事ですが、何が問題だったのか気になる所です。
その原因が分かると対応できるかも知れませんので、お時間がある時にでもその辺りの事をお知らせ頂けるとありがたいです。
一分差で、ご返事をいただいたようで、若干ちぐはぐは投稿になってしまったことをお許しください。
KMLファイルを使うことがほとんどなかったもので、詳しい仕様を知らないので、解説有難うございます。
Kashmir3Dは、最近、バージョンアップは殆どなく、DAN杉本さんは、スマホのアプリの方に労力を注がれているようですね。それでも、今でもWindowsで問題なく使えているのは素晴らしい限り!おっしゃる通り、出来ないこともありますね。最近の、いろいろな技術仕様に対応することは無くなってしまったようにも見受けます。
Kashmir3DでDrag&Dropができるようになっていたとは、全く気が付いていませんでした。こちらも進歩に遅れている・・・・
GPXeditもいろいろな項目がそろっているようですので、ファイルの検証等とあわせて使わせていただきます。
ありがとうございました!
先ほど、検証を再開しました。
今回は、ヤマレコの「らくルート」から作成したgpxファイルでの検証から始めました。その内容は、使い慣れたKashmir3Dで確認しました。
結論ですが、「らくルート」で作成したgpx自体で、問題がある様です。
ただし、私のKashmir3Dの現在の設定がトラブルを引き起こしている可能性は否定できませんが・・・
私の行った手順は、
1.らくルートで高尾山のルートを作成。保存。ファイル出力(地名入りでないものです)。
2.一応、Kashmir3Dで内容を確認。ポイント数は230ポイント。時刻、標高値、緯度経度(関係ないとは思いますが、標高差、時間差、距離、方位、速度も)の値に問題のあるようなものはありませんでした。
3.らくルートのgpxファイルをCTIMEにD&D。設定値は変更せずにKMLファイルを出力
4.この出力をKashmir3DにD&D=>フリーズ
なお、Kashmir3D作成のgpxファイルでの検証は、一昨日、問題がなかったので、今日は行っておりません。
原因については、全くわかりませんが、Guchi999さんの環境で「らくルート」のgpxで検証していただけたら判るのかもしれません。
これ以外に、もし、検証が必要なことがありましたら、実施することはできると思います。
検証、ありがとうございます。
また、お手数をお掛けして申し訳ありません。
私の方でも「らくルート」でやってみましたが、変換したKMLファイルは特に問題なくカシミールで読めました。
私の手順は
1.らくルートで高尾山口をクリック、高尾山の頂上をクリックするとケーブルカーのルートになるので琵琶滝をクリックし、6号ロ、高尾山の山頂をクリックしてルート確定。
2.保存をクリックすると、山行計画の日程・概要ページになるので、ジャンルをハイキングにして「保存して終了」をクリック。
3.山行計画のトップページが示されるので「グラフを拡大」をクリックし、標高グラフのページで「GPXファイルをダウンロード」をクリック。
4.ダウンロードされたGPXファイルはカシミールにドロップして確認すると159ポイント。そのGPXファイルをそのままGpxCtimeにドロップ。何もせずにKMLファイルに出力。
5.確認のためにカシミールに入力したGPXを削除し、あらたにMLKをドロップすると「標高の変換」ウインドが出て、地図から標高を・・・にチェックが入っているので、そのまま「OK」。
これで問題なく読み込めます。
何が問題なのでしょうね。
次に、やってみる事としては
yama_skiさんに「らくルート」で山行計画を作っていただき、その計画に私をメンバーとして加えていただけると同じルートがダウンロードできるので、それを私の方で検証してみるという方法がありますが、如何でしょうか。
お手数をおかけして申し訳ありません。
また、状況や提案も了解しました。
その前に、Guchi999の環境でKashmir3Dでも動くようですので、Kashmir3Dを再インストールをして実験してみます。今日、実証を再開していると、どうもソフトの動作が何かおかしくなっているような感じがあり、フリーズするたびに、PCを再起動することを繰り返して(Kashmir3D自体は、タスクマネージャーの「タスクの終了」で終了させているます)検証していました。まず、こちらを試してみます。
そのあと、相変わらずフリーズするようであれば、山行計画を作成して、Guchi999さんをメンバーに加える」を行ってみます。
カシミール3Dの再インストールでは、うまくいきませんでした。先ほど、報告した高尾山のKMLをD&Dでフリーズしてしまいました。なお、私のKashmir3Dには、スーパー地形セットがプラグインとして入っています。
明日以降、山行計画を作成するを行ってみます。
「高尾山」のルートで計画書を作成し、guchi999さんをメンバーに加えています。
ヤマレコのシステムは、単独行にしか使っていないので、他のメンバーを入れて、かつ、ヤマレコのシステムに登録されることなく、guchi999さんのみに計画書が見れるようにする方法がはっきりしなかったのですが、とりあえず作成しました。多分、出来ていると思います。
検証をお願いします。
計画書からルートファイルをダウンロードしGpxCtimeでKMLに変換したファイルで確認しましたが、カシミールで問題なく読めました。
やはりカシミールの違いが原因の可能性が高いようです。
GPX2KMLのKMLが読めるといういう事なので、アイコンデータのアクセスに関した問題であると思われ、私のカシミールをアップデートすれば分かるのかもかも知れませんが、標高データに今はサポートされていない5mメッシュデータを使用しており、その設定が面倒なため今は出来ない状況です。
とは言え、GpxCtimeのKMLがなぜカシミールで読めないかを調べ、可能なら対応したいと思っており、もしyama_skiさんの方でその確認にご協力いただけるならお願いしたいのですが如何でしょうか。
そうですか・・・読めるのですか。う〜〜〜ん。
GpxCtimeを、今後も、活用させていただきたいと思っているので、是非、協力をさせてください。
ただし、gpxやkmlに関して等の仕様について、あまり知識を持ち合わせていませんので、その辺はご了承ください。
ありがとうございます。
ここのコメントでのやり取りよりヤマレコメッセージの方が画像や添付ファイルも送れるので、そちらを使いたいと思います。
のちほど、幾つか試していただきたいファイルをおくりますので、yama_skiさんのカシミールではどうなるのか教えてください。
了解しました
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