地理院地図の等倍印刷-ヤマレコ

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更新日：2023年05月09日　訪問者数：2914

地理院地図の等倍印刷

国土地理院の地図( http://maps.gsi.go.jp/index.html )を等倍（5万分の1なら500mが1cm）で印刷する方法です。
等倍に印刷すれば、指1本の幅を約1.5cmとすると5万分の1で約750m、2万5千分の1で約375mと地図上の距離が簡単に分かって便利です。
印刷した地図には若干の誤差がありますが実用上は問題ないレベルだと思います。

先ず最初に表1のpixel値と印刷する用紙のサイズから印刷する地図画像の縦と横のサイズを次の式で求めます。

（用紙サイズ -　印刷マージン）x　pixel値

例えば、スケール300mの地図を2万5千分の1でA4に印刷する場合、プリンタの印刷マージン（印刷画像から紙端までの長さ）が片側 3mm とすると

X軸＝ ( 29.7 - 0.6 ) x 65 ＝ 1892
Y軸＝ ( 21 - 0.6 ) x 65 ＝ 1326

このXとYの値の画像が地理院サーバーでpngファイルとして生成され、それをダウンロードして印刷します。
pngファイルは Windows のペイントで印刷できます。（jpegファイルに変換も出来ます。）

詳細なやり方は手順の通りですが、地理院地図のスケール300m以下は等高線間隔が10mなので5万図相当の大きさでは等高線が混んで判りにくいです。（5万図の等高線間隔は20m）
また、画像のサイズがあまり大きくなると、生成やダウンロードに時間がかかるので、スケール300m～50mで2万5千分の1か1万2500分の1、用紙はA4が適正でしょう。

印刷する地図には磁北線や等距離円も入れられますが、画面表示されている範囲を外れた所には入りません。

※ 参考
1．紙サイズ
　　　A4：21cm X 29.7cm
　　　A3：42cm X 59.4cm
2．ヤマプラや「らくル～ト」で作ったルートを地図に入れる事も出来ます。
　　　「GPSログを地理院地図に表示、印刷（GPX→KML変換）」
　　　https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2973