バスルート2022（バス・日帰り温泉・やどマップ）-ヤマレコ

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更新日：2023年08月10日　訪問者数：832

バスルート2022（バス・日帰り温泉・やどマップ）

皆さんは、登山に使うバスをどのように探していますでしょうか。

私が2015年から運営しているバスルートを使うと、山に向かうバスを探すことができます。
先日、国土数値情報のバスデータが、2010年度版から2022年度版に更新されたため、それを反映しました。

また、それとは別に、GTFS（General Transit Feed Specification）のデータを取り込んで、最新のバス路線を表示する試みも、2021年以降続けています。こちらは時刻表も表示できます。

バスルートは、日帰り温泉マップ（全国14,000施設）や宿マップ（全国35,000施設）にもなります。下山後の温泉の検索や前泊の宿探しにも、お使い頂けます。

バスルート - 全国バス停・路線マップ

バスルートは全国のバス停、バス路線マップ・検索サイトです。全国のバス路線が一目で確認できるのが特長です。GTFSデータの取り込みにより時刻表も表示できるようになりました。

バス路線を表示する

バスルートを開くと、全国のバス路線が表示されます。あとは、自分の登りたい山にズームしていけば、どのあたりまでバスで行けるかが分かります。
右側のメニューの「交通」から表示を切り替えられます。「バス2022」が国土数値情報で公開されている2022年度版のバスデータで、全国が網羅されています。
「バスGTFS」というのは、時刻表データも含んだバスデータです。まだ、全国はカバーできていないですが、年々GTFSデータを公開している事業者が増えてきていますから、今後の拡充が期待できます。
交通メニューには、バス以外にも色々あります。鉄道路線や自転車（シェアサイクル）、フェリー航路も確認できます。是非、いろいろと触ってみてください。

バスを探してみる

これは奥多摩の山に登った後に使えそうな「小菅の湯」バス停を選んだ状態です。
西東京バスと富士急バスの路線があることが分かります。路線名の下の「駅」は、駅まで行くことを意味しています。
「選択」ボタンを押して、その路線のバス停だけを表示すれば、どの駅まで行くか分かります（駅のバス停は赤丸が付いています）。
いくつか路線を選択してみると、奥多摩駅、上野原駅、猿橋駅、大月駅に接続していることが確認できました。
事業者名の部分を押すと、そのバス事業者のサイトに飛びますので、そこでバスの時刻を調べることができます。

バス（GTFS）で探してみる

表示メニューから「バスGTFS」に切り替えてみてください。
同じ位置に「小菅の湯」バス停が確認できましたでしょうか。それを選ぶと、時刻表が確認できます。
これを見ると、15:48に上野原に行くのが最終（土日）のようです。これだと、下山後に温泉に入ってから利用するのには結構ギリギリです。
しかし、ここで表示されているのは、富士急バスだけであることに注意してください（時刻表の下のリストに運行会社名と路線名が表示されます）。西東京バスが抜けています。
これは、西東京バスがGTFSデータを公開していないためです。
西東京バスのサイトで「小菅の湯」ー「奥多摩駅」を調べると、17:32発のバスが見つかりました。これなら、ゆっくり温泉に浸かってから帰れそうです。
このように、GTFSのデータを使うときは、他の路線がないかも確認するようにしてください。

日帰り温泉を探す

下山後に利用する温泉も簡単に探すことができます。
メニューから「表示」「日帰り」を選ぶと、日帰りで利用可能な入浴施設のマップが表示できます。日帰り温泉や銭湯、日帰り利用可の宿など、全国14,000施設ほどが登録されています。

ここでは、バス路線の表示をONにした状態で日帰り入浴施設を表示しています。このようにすることで、その施設の利用前後にバスが使えるかの判断がしやすくなります。
メニューの左側は絞り込みです。「天然温泉」の施設だけとか「サウナ」もある施設など、条件を指定できます。

これは、先程の小菅の湯バス停の近くにある「小菅の湯」を選んだ状態です。
料金や営業時間、定休日、天然温泉・露天風呂・サウナの有無など、施設の概要が表示されます。
入浴施設のデータは日々更新していますが、必ず利用前に公式サイトで確認してください。「HP」ボタンを押すと公式サイトに飛びます。
最寄駅やバス停までの距離も表示されますので、公共交通機関が使えそうかの判断に使えます。
一番上の施設名の部分を押せば、その施設のクチコミも確認できます。

Googleマップを使いたい場合は

上記のバスルートのリンクを開いた場合、地理院地図が表示され、「地図」メニューから「Google」が選べなくなっています。登山での利用の場合は地理院地図でも問題ないかもしれませんが、旅行などの用途で使う場合は、やはりGoogleマップの方が便利です。

Googleマップは、「ホーム画面やブックマークからのアクセス時のみ」使えるように制限しています。スマホやタブレットをお使いの方は、是非、ホーム画面に登録（ブックマークではなく）して使ってみてください。より使いやすくなります。

利用制限をしている理由は、Googleマップが有料（従量課金制）のためです。Googleの検索や外部からのリンクからのアクセス時にもGoogleマップを表示してしまうと、高額の請求がGoogleから私に届くことになります。

このサイトの利用者は、年々増えており、最近は毎日1～3万人に利用（バスルート・ゆる～と・やどココの合計）されています。
そのため、上記の制限をかけているにも関わらず、2023年7月分のGoogleからの請求は11万円を超えました。

サイトの運営費は、Google広告と私のサイトから宿や飲食店が予約されたときのアフィリエイト広告収入から賄っていまして、今のところは、なんとか広告収入でカバーできています。
元々、趣味で始めたサイトで収益目的ではありませんので、しばらくはこのまま頑張りたいと思います。

他の機能

このサイトは、私 johndoeが9年ほどかけて作ったサイトで、今までに開発とデータ更新で、おそらく9,000時間は費やしたと思います。

サイトは、「バスルート」の他、「ゆる～と（日帰り温泉・銭湯マップ）」、「やどココ（地図から宿を探すなら」）と3つのサイトを運営していますが、すべて同じ機能が使えます。

色々と機能拡張をしてきた結果、2023年8月時点で、以下のような機能があります。

・全国のバス停（約27万バス停）バス路線（約23,000路線）表示
・バスの時刻表表示機能（GTFS対応・約700事業者）
・日帰り入浴施設の表示（約14,000施設）、検索
・宿の表示（約35,000施設）、空室検索・予約機能
・全国の飲食店（約12万店舗）の表示・検索・予約
・温泉地マップの表示
・全国道の駅の表示（2023年8月の新規登録も含め1,209駅）
・駅（約9,000駅）、鉄道路線（約590路線）の表示
・天気の表示機能
・空港、レンタカー、フェリー、高速バス表示
・シェアサイクル表示（GBFS・ポートの現在の自転車数・返却状態表示）
・ルート検索機能
・主な山の表示・検索、各種百名山表示
など

今後も、まだまだ開発の予定があります。ご利用いただけると嬉しいです。

詳しく知りたい方は、こちら

使い方や開発の履歴など、詳しく知りたい方は、以下に飛んでください。

https://yuru-to.net/overview

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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。ぜひご協力ください！

詳しくはこちら

guchi999

バスルート、載っていない路線もあるけど便利に使わせてもらっています。

Googleマップへのリンクですが、
「ホーム画面に登録」がよく判らないし、何らかの設定が増えるのが嫌なので、次のような方法でやってます。（Androidのスマホ）

１．「表示」「座標」で緯度経度を左上に表示。
２．画面中央の「＋」印が目的の場所になるように地図を移動し、緯度経度の数値を長押しして値をコピー。
３．Googleマップを立ち上げて、「ここで検索」をタップ。
４．検索画面になったら、もう一度「ここで検索」を長押しして指を離すと「張り付け」が出てくるのでタップして、緯度経度の数値を貼り付け。
５．虫眼鏡の検索を押せば、マップが緯度経度の場所に移動してマーカーが表示されます。

逆にGoogleマップからバスルートへの切り替えは、
１．Googleマップで目的の場所をタップして出てきた情報の住所をコピー。
２．バスルートの「検索」「住所」で検索欄に住所をコピーして「検索」でその場所に移動。

これで少し使い難いと思うのが、一度住所を検索して別の場所を検索しようとすると、前の住所が残っていること。
「消去」で検索欄もクリアされると有難いのですが、如何なものでしょうか。

2023/8/14 12:13

johndoe

バスルートをお使いいただき、ありがとうございます。

今回の2022年度データですが、少しコミュニティバスのデータに欠けているものが散見され、GTFSには存在するバス路線が未登録だったりします。
それでも、全国の網羅率はGTFSと比べると、かなり高いです。

ホーム画面への登録（追加）は、以下の手順でできます。
https://yuru-to.net/usage/pwa/

この場合、WEBアプリ（PWA）として登録されます。それが嫌でしたら、普通にブックマークで登録しても、Googleマップが使えます。

住所検索は、確かに前回検索の住所が残っても特にメリットがあるように思えませんので、次の更新で消えるようにしたいと思います。

よろしくお願い致します。

2023/8/14 18:59