前回の山野草データベース
山野草データシート(科名・属名順)
山野草データシート(名前順)
山野草アルバム(草の部)
山野草アルバム(樹木・他の部)
山を歩いてきれいな山野草を撮って帰って、よく見る花とか有名な花なのに名前が思い出せない、といったことはよくあることだ。
以前Excelベースのアルバムを作り、下記の日記(2017年12月)で紹介していたが、これが意外に使えなかった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/19695-detail-155519
というのは、花の色などでフィルターをかけた際、当該行の花の写真の上に該当しない花の写真が積み重なり、結局該当する写真が見られないのだ。
それで結局、名前がわからないときは図鑑を調べたり、WEB上のデータベースを利用していたが、膨大な登録データから自分が撮ったのがどれなのか探すのが一苦労で、ついには名前を特定する作業を諦めたことや、名前を間違えたことも多々あった。
今回オフシーズンになって考えてみた結果、自分が行く山は新潟・福島・群馬・富山・長野に限られているし、山行回数も多くはないので自分が出会う山野草も限られている。ならば前述のExcelアルバムを進化させて、使い易いものにしよう。それに紙ベースのアルバムにもできたらいいな。
Excelで写真のある行にフィルターをかけるとダメなので他の方法で探す。これが結構難しかったが、
以下の方法を併用することにした。
1)写真の無い山野草データシートを一旦作り、花の色等でフィルターをかけて抽出し、その中で名前等で探す。
この際花の名前をクリックすると画像が出るようにハイパーリンクを貼る。
2)山野草データに科名・属名を入れ、似た花は科名・属名順のシートで探す。
〇〇のような花を探す場合はまず名前がキーになるので、名前順のデータシートも科名・属名順シートをコピーして並べ替えて作る。
3)科名が異なった「似た花」がある場合、「似た花」の列に入力し、それで探す。
4)写真付きのアルバムシートは科名・属名・名前順にして、似た花はその仲間から探すことができる。この際、写真の無い山野草データシートから行きすいように、科名にリンクを付け、写真の無い山野草データシートの科名をクリックすると、写真のあるアルバムデータシートの当該科名の先頭データに飛ぶようにする。
このようにしてできたデータ一覧表(添付画像参照)
名前順 https://drive.google.com/file/d/17RuV3NGwjMsRj-yo7AkracWaD0eGnKuf/view?usp=sharing
科名・属名順 https://drive.google.com/file/d/1G9FWNC95i67OBQQnTbvz3WRURhRRfE5T/view?usp=sharing
そしてA4用紙1枚に3件印刷できるフォーマットのアルバム(添付画像参照)
アルバム1 https://drive.google.com/file/d/1hE10u2TxhhFkUJRtR_bty4AjRM9Xy-b7/view?usp=sharing
アルバム2 https://drive.google.com/file/d/1eIcKf1JULL0AgCKIlLV6muTcCDJiLji_/view?usp=sharing
なお、
1)アルバムシートの山野草データは写真の無い山野草データシートからVLOOKUP関数で呼び出す。
2)入力の手間を少なくするため、撮影した山とルートは別の山行データシートを参照している(識別コード:西暦下2桁+月+日合計6桁の文字データ、VLOOKUP関数使用)
従ってアルバムシートでの作成作業はフォーマットに山野草名と山行コードを入力し、画像を貼り付けるだけ。
3) アルバムの写真データの中でマスクが付けてある部分は自分で撮った写真が無く、WEB上の皆様のデータをコピペしており、自分個人用としている。これらは花・実のいずれかの写真が無い場合で、今後山に行って出会った際に気付けたらいいなと思って入れた。
4)トリカブト、桜など多くの種があって、小生の能力では識別困難な場合は一括している。(笑)他にもツツジ科、バラ科、キク科、ユリ科などなど、一括しているのが結構ある。
5)おまけに、きのこや花も実も写っていない樹木も少しある。
まだまだ、ピンぼけ有り、葉が写っていなくて特定が難しい場合があったりと、いろいろ課題はあるものの、これで撮ってきた山野草の名前を特定することがだいぶ楽になってきた。試しに桃色の花をフィルター機能で抽出した一覧表を添付画像に示す。
今回登録したのは約180種、Excelファイルのサイズは写真データを長辺1000〜1600ピクセルにサイズダウンしているので約45MBである。
今回の作業を通じて分かったこと
・科・属の特徴がある程度わかるようになってきた。
・ツツジ科、バラ科など樹木と草の両方の属がある科がある。
・PC内の元のJPG写真データにはファイル名が山野草の名前でないデータが多数あり、エクスプローラで探せなかったので、主なものは山野草名に直した。これで各山行の山野草だけを集めたフォルダー全体を検索し、気に入った写真が見つかったケースも結構あった。
・VLOOKUP関数を適用するセル範囲にデータの型が複数ある(例えば数値型と文字型など)とエラーが発生する事があり注意を要する。
長年に亘って撮ってきた山野草の写真データの中にはまだ特定できていない種が多くあるが、写真が一部分だけだったり、ピンぼけだったりでやむを得ない。今後気になる山野草の写真を撮るときは、全体・花(実)・葉など3枚以上撮るようにしたい。特に花や実の部分を拡大撮影する際は、撮ったデータがピンぼけしていないか確認することも大切だ。
このアルバムが完成してきたら、春が待ち遠しくなってきた。
以前Excelベースのアルバムを作り、下記の日記(2017年12月)で紹介していたが、これが意外に使えなかった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/19695-detail-155519
というのは、花の色などでフィルターをかけた際、当該行の花の写真の上に該当しない花の写真が積み重なり、結局該当する写真が見られないのだ。
それで結局、名前がわからないときは図鑑を調べたり、WEB上のデータベースを利用していたが、膨大な登録データから自分が撮ったのがどれなのか探すのが一苦労で、ついには名前を特定する作業を諦めたことや、名前を間違えたことも多々あった。
今回オフシーズンになって考えてみた結果、自分が行く山は新潟・福島・群馬・富山・長野に限られているし、山行回数も多くはないので自分が出会う山野草も限られている。ならば前述のExcelアルバムを進化させて、使い易いものにしよう。それに紙ベースのアルバムにもできたらいいな。
Excelで写真のある行にフィルターをかけるとダメなので他の方法で探す。これが結構難しかったが、
以下の方法を併用することにした。
1)写真の無い山野草データシートを一旦作り、花の色等でフィルターをかけて抽出し、その中で名前等で探す。
この際花の名前をクリックすると画像が出るようにハイパーリンクを貼る。
2)山野草データに科名・属名を入れ、似た花は科名・属名順のシートで探す。
〇〇のような花を探す場合はまず名前がキーになるので、名前順のデータシートも科名・属名順シートをコピーして並べ替えて作る。
3)科名が異なった「似た花」がある場合、「似た花」の列に入力し、それで探す。
4)写真付きのアルバムシートは科名・属名・名前順にして、似た花はその仲間から探すことができる。この際、写真の無い山野草データシートから行きすいように、科名にリンクを付け、写真の無い山野草データシートの科名をクリックすると、写真のあるアルバムデータシートの当該科名の先頭データに飛ぶようにする。
このようにしてできたデータ一覧表(添付画像参照)
名前順 https://drive.google.com/file/d/17RuV3NGwjMsRj-yo7AkracWaD0eGnKuf/view?usp=sharing
科名・属名順 https://drive.google.com/file/d/1G9FWNC95i67OBQQnTbvz3WRURhRRfE5T/view?usp=sharing
そしてA4用紙1枚に3件印刷できるフォーマットのアルバム(添付画像参照)
アルバム1 https://drive.google.com/file/d/1hE10u2TxhhFkUJRtR_bty4AjRM9Xy-b7/view?usp=sharing
アルバム2 https://drive.google.com/file/d/1eIcKf1JULL0AgCKIlLV6muTcCDJiLji_/view?usp=sharing
なお、
1)アルバムシートの山野草データは写真の無い山野草データシートからVLOOKUP関数で呼び出す。
2)入力の手間を少なくするため、撮影した山とルートは別の山行データシートを参照している(識別コード:西暦下2桁+月+日合計6桁の文字データ、VLOOKUP関数使用)
従ってアルバムシートでの作成作業はフォーマットに山野草名と山行コードを入力し、画像を貼り付けるだけ。
3) アルバムの写真データの中でマスクが付けてある部分は自分で撮った写真が無く、WEB上の皆様のデータをコピペしており、自分個人用としている。これらは花・実のいずれかの写真が無い場合で、今後山に行って出会った際に気付けたらいいなと思って入れた。
4)トリカブト、桜など多くの種があって、小生の能力では識別困難な場合は一括している。(笑)他にもツツジ科、バラ科、キク科、ユリ科などなど、一括しているのが結構ある。
5)おまけに、きのこや花も実も写っていない樹木も少しある。
まだまだ、ピンぼけ有り、葉が写っていなくて特定が難しい場合があったりと、いろいろ課題はあるものの、これで撮ってきた山野草の名前を特定することがだいぶ楽になってきた。試しに桃色の花をフィルター機能で抽出した一覧表を添付画像に示す。
今回登録したのは約180種、Excelファイルのサイズは写真データを長辺1000〜1600ピクセルにサイズダウンしているので約45MBである。
今回の作業を通じて分かったこと
・科・属の特徴がある程度わかるようになってきた。
・ツツジ科、バラ科など樹木と草の両方の属がある科がある。
・PC内の元のJPG写真データにはファイル名が山野草の名前でないデータが多数あり、エクスプローラで探せなかったので、主なものは山野草名に直した。これで各山行の山野草だけを集めたフォルダー全体を検索し、気に入った写真が見つかったケースも結構あった。
・VLOOKUP関数を適用するセル範囲にデータの型が複数ある(例えば数値型と文字型など)とエラーが発生する事があり注意を要する。
長年に亘って撮ってきた山野草の写真データの中にはまだ特定できていない種が多くあるが、写真が一部分だけだったり、ピンぼけだったりでやむを得ない。今後気になる山野草の写真を撮るときは、全体・花(実)・葉など3枚以上撮るようにしたい。特に花や実の部分を拡大撮影する際は、撮ったデータがピンぼけしていないか確認することも大切だ。
このアルバムが完成してきたら、春が待ち遠しくなってきた。
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