カジタックス時代の12本爪アイゼンのアンチスノープレート自作
モンベルの傘下に入る前のカジタックス時代のアイゼンのアンチプレートは,最近のそれのように,ペコペコ動く柔らかい材質ではなく,単なる硬いプラスチックの板だった.しかも,前後をつなぐ金具(リンキングバー(ペツル),ジョイントプレート(グリベル))が,最近のものとは違い,後ろのアンチスノープレートの外側に来るため,雪団子ができやすい.そこで,柔らかい材質で金具の外側に来るように,アンチスノープレートを自作した.
昔のアイゼンのアンチスノープレートは,こんなものだった.前後をつなぐ金具がアンチスノープレートの外側に出てくるため,雪団子になりやすい.長さ調整も六角レンチが必要だった.
昔のアイゼンのアンチスノープレートは,こんなものだった.前後をつなぐ金具がアンチスノープレートの外側に出てくるため,雪団子になりやすい.長さ調整も六角レンチが必要だった.
軟質のビニール下敷きのようなものを買ってきて,形を合わせて切り出し,周辺にいくつか穴をあけて,アイゼン本体と針金で固定した.柔らかい材質なので,前後をつなぐ金具の外側に来るように山なりに固定することができた.
完成したアイゼンを上からと下から見ると以下の写真のようになる.昔のアイゼンは,バンド式の前側の固定器具(ペツルではフィルフレックス,グリベルではベイル)は,今どきの樹脂製ではなく,ホントのバンドだった.
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
yokota1967さんの記事一覧
- 養老山地の地形と成り立ち 34 更新日:2022年04月11日
- 異なるメーカーのアイゼンの部品の互換性 24 更新日:2022年04月07日
- ヌバックレザーのワックス加工 56 更新日:2022年04月07日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する